中日“夢”サークルを開催・・・161211掲載

講師の多和田さん(左)から順序を教わる受講者
講師助手(右)から作り方を習う受講者
●「鶏の家族」の切り絵作り 
仲むつまじい図柄に受講者もニッコリ
中日新聞販売店と尾北ホームニュースは、共催地域事業「中日”夢”サークル」の第25回講習会「干支の切り絵」を11月25日、大口町健康文化センターほほえみホールで開催しました。参加者は50人。講師は元小学校長の多和田鉄平さん=犬山市中山町。
切り絵は、黒い台紙の上に型紙を置き、型紙に沿って台紙ごとカッターで切り抜いてモチーフの輪郭を作り、切り抜いた部分にさまざまな色の和紙を張りカラフルな作品に仕上げていくものです。今回のモチーフは来年の酉年にちなんで鶏の家族、おんどり・めんどり・かわいいひよこ3羽。色の濃い部分から切り抜いて、裏から指定された色の和紙を張り、同じ色の箇所をまとめて行い次の色に移るという作業です。参加者はまず、慣れないカッターに四苦八苦。最初は「カッターなんて触ったこともないわ」「うまく切れない」と言う声が聞かれましたが、作業が進むうちに「子どものころの工作の時間を思い出して楽しいですよ」と、皆さん夢中になりました。最後に切り抜いたモチーフを色紙に張り付け、約1時間半で完成です。切り絵は初めてという参加者が多く「自分の干支が酉なので、ぜひ作りたいと参加しました」と話す扶桑町の三品文乃さんは、カッターの切れ味が悪く切り口が少しボコボコしてしまい「もう一度家でカッターの刃を替えて挑戦してみたい」。犬山市の斉木美和さんは「楽しいです。夢中になれますね。夢サークルは託児があるので毎回楽しみ」と話します。大口町の武石多美子さん、松永美夏さん親子は「やり始めると夢中になります」など、完成した色紙を持って、皆さんにっこり笑顔となりました。
完成した作品を手にする受講者(写真3点)

設立50周年を祝う
●犬山市体育協会が記念式典開催
設立50周年を迎えた犬山市体育協会(加藤武司会長)の記念式典が11月20日、名鉄犬山ホテルで行われました。関係各所約180人の出席者を前に、加藤会長は「スポーツは口では教えられない大切なものを体得させてくれ、また健康で明るい日々を送るために欠かせないもの。同協会を支えてくださった皆に感謝するとともに、今後とも絶大なるご協力をお願いします」とあいさつ=写真。名誉会長の石田芳弘市長も「50周年を機に、犬山ならではのスポーツ文化をつくっていってください」と話しました。
この後、特別功労賞の表彰と感謝状の授与があり、特別功労賞は初代協会長の堀尾源吾さんをはじめ11人と、エナジーサポート(株)など3法人に、感謝状は賛助会員として同協会に寄与した約70の団体や個人に贈られました。また式典の後、全日本女子バレーボール監督の柳本昌一さんが「アテネへの道」と題して記念スピーチ。全日本を率いる同監督ならではのポリシーや指導法など貴重な話を約20分にわたって披露しました。終了後は記念パーティも催され、参加者はそれぞれ親交を温めていました。

愛知万博フレンドシップ国を紹介
●きょう、あす「フロイデまつり」(犬山)
第9回「フロイデまつり」が11、12日、犬山国際観光センターで開かれます。ことしは愛知万博の「一市町村一国フレンドシップ事業」で犬山市の相手国であるドイツとエリトリアを紹介。ドイツ展ではクリスマスマーケットを中心にクリスマスソングの合唱やグリム童話の朗読。腕相撲大会やゲームもあり、会場にはツリーやおかしの家も展示されます。エリトリアはあまりなじみがない国ですが、人類発祥の地・アフリカで一番若い国として紹介。パネルや生活用品などの展示、そして写真展も。日本写真作家協会会員の山中賢一さんが、エリトリアの写真展として日本初のことし7月、東京で開いたものとほぼ同じ内容で、エリトリアに滞在した数少ない民間人の視点から人々とその暮らしに焦点を当てた約30点を展示します。11日午前10時30分からは「エリトリアを知ろう」と題して、山中さんのトークとワークショップも開催。「あまり知られていないエリトリアを身近に感じてもらう機会にしてほしい」と山中さんは話します。同9時50分からのオープニングには、鳴子おどりグループ「笑゙」が出演。ゴスペルやダンス、コーラスグループもステージを飾ります。情報プラザでは「ワールドバザール」と題して展示・体験コーナーや、世界の民芸・フェアトレード品などの販売・喫茶コーナー、地下駐車場では朝市や恒例の「味の里」も開催。全館上げて触れ合い・参加型の催しが用意されています。多くのボランティアの手で開催するフロイデまつりは9回目を数え、フロイデ応援団はじめボランティアは準備に余念がありません。

癒やしの音に魅せられて
江南ハーモニカクラブ

14日の第1回発表会に向けて練習中
部屋の中に響く、素朴で懐かしい音。江南ハーモニカクラブ(土田毅代表)は「浜辺の歌」「みかんの花咲く丘」「うみ」など、思わず一緒に口ずさみたくなる歌の数々を、14日午後1時から行う布袋ふれあい会館での第1回発表会に向けて、熱心に練習しています。昨年5月、同市の生涯学習講座の参加者が講座終了後も活動を続ける同クラブのメンバー28人は、ほぼ全員がハーモニカを習うのは初めて。「子どものころは吹いていましたが、正式に吹けるようになりたいと思いました。合奏は音を合わせるのが難しいです」「小学生のころに親や近所のお兄さんが吹いていました。すさんだ世の中で、この音はホッと一息つける、癒やしの音」と言うメンバーの傍らには平均5、6本のハーモニカがあります。低音を出すバスハーモニカは長さが40センチほど。リズムを刻むのはコードハーモニカなどで、曲に合わせて使い分けアンサンブルを作り上げていきます。楽器がシンプルな分、テクニックを身に付けるには大変な努力が必要。「奥が深いのでやめられない」とのことです。「ゼロからスタートした皆さんの、今を聞いてもらえれば」と講師の鷲野峰勝さん。また、発表会に先立って福祉施設の慰問を行い「今後も発表の場があればどんどん皆さんの前で演奏したい。練習の成果を披露したい」と、意欲を見せるメンバーです。(問)土田代表TEL江南55−4986
 
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