歳末商戦 イベントに工夫 ・・・161204掲載


地域通貨やポスターのぼり旗を持つ関係者の皆さん
●犬山市楽田の13店で使用可能(地域通貨を発行)
犬山市楽田地区で1日から来年1月31日まで、同地区の商店街で買い物ができる「プレミアム地域通貨100DEN券」の発行が始まっています。地域商店街の活性化につなげたいと、犬山商工会議所(桑原正則会頭)と楽田商工発展会(山田一生会長)が愛知県中小企業振興公社から商店街競争力強化支援事業補助金を受けて行うもので、「楽田」をもじって通貨の単位は「DEN」。額面100円の100DEN券は90円で購入できる割引率10%のプレミアム付き。総額100万円分を発行し、1人1万円分まで岐阜信用金庫楽田支店で購入することができます。ただし、換金したりおつりをもらうことはできず、期間中のみの利用となります。参加店は、同発展会メンバーの豆腐、カフェレストラン、ヘアーサロン、酒、家具、金物、本、電器、寝具、薬など13店舗で、店頭には参加をアピールするのぼり旗やポスターが表示されています。
同地区では、3年ほど前から楽田地区コミュニティ推進協議会(勝野弘平会長)主催の夏祭りや運動文化祭などでも、模擬店で使用できる「DEN」を発行しており、住民に少しずつなじんできている地域通貨。「今回の取り組みも、同コミュニティの協力を得て行います」と、山田会長は地域との連携をアピールします。全国各地で導入されるものの、成功例が少ないという地域通貨。勝野会長は「地域に根付かせ、将来は期間限定なしで通常の買い物に使ってもらえるようにしたい」と話し、地域通貨導入分科会長の矢幡秀則さんも「いい結果を出し、商店街の人にももっと関心を持ってもらいたい」と、地域通貨の定着を目指します。

●あす、犬山クラフトフェア (城下町を歩行者天国に)
犬山市の余坂、魚屋町、新町通を歩行者天国にして開催されるイベント「第8回おもしろそうだがや犬山クラフトフェア2004」が5日午前10時から午後4時まで開催されます。(雨天決行)名鉄犬山駅から徒歩5分の余遊亭(余坂)では「フリーコンサート&パフォーマンス」で楽しい歌やダンス(無料)「べろだし市」では模擬店が。散策を楽しみながら魚屋町へ。「職人・クラフトマン達の市」ではアクセサリーから陶器、さまざまな手作り品の店がずらりと並びます。「魚屋町ぽんぽこ市」では福祉施設の皆さんの手作り品を販売。模擬店や参加型の遊びの広場も。新町通では「新練市」を開催。新潟県中越地震の義援金チャリティーイベントや豚汁の無料配布(先着300人)に模擬店。また鳴子踊り7チームが通りを練り歩きます。駐車場は同市体育館のキャッスルパーキング、名証グラウンドが利用でき、いずれも会場まで徒歩5分です。


島津亜矢
江南市内110店が参加(商店街でスタンプラリー)
800人以上に各種賞品 特賞は韓国ソウルへペアでご招待
江南市内で幅広い業種の110店が参加する「江南お店探索スタンプラリー」が今月1日から始まりました。江南商工会議所が来年1月10日までの41日間実施する年末年始のイベントで、第3回。専用のスタンプ用紙に違う参加店のスタンプを押印してもらって応募すると、抽選で今人気の韓国ソウル2泊3日ペアご招待(特賞)が1人に当たるほか、1月23日に江南市民文化会館で上演される島津亜矢コンサートのペア招待券が100人に進呈されます。
そのほか、参加店から提供された商品や商品券、食事券など総額170万円相当が800人以上に当たります。参加店の目印は赤いのぼり旗とポスターです。詳しくは江南商工会議所(問)江南55−6245でお尋ねください。

扶桑町内49店が参加 
     もれなく商品券を(商店街でスタンプラリー)  

扶桑町内で買物をして商品券をもらおう―同町では今月1日から(26日まで)歳末謝恩セールとして「商店街ラリー」が始まりました=写真。ラリーに参加しているのは、柏森発展会28店、扶桑発展会14店、扶桑町商工会加盟店7店の合計49店。
期間中にラリー参加の6店で、1店当たり2000円以上の買物(現金)をして指定の台紙に店判を押印してもらうと、全員に2000円分の商品券がプレゼントされます。4店の場合は1000円分。商品券は各々加盟する全店で使えます。さらに2000円分の商品券進呈者を対象に抽選で1万円の旅行券など多数の賞品が当たります。詳しくは、商店街ラリーのポスター、のぼり旗のある参加店でお尋ねください。

7保育園から親子500人が参加し、ふれあう

●扶桑町内の年長児全員集合
1年生になる園児たちに「来年、一緒に小学校へ行くお友達を知ってもらおう」と同町体育館でこのほど、「扶桑町親子ふれあい体操」が行われ、町内7保育園の年長児親子約500人が参加しました。指導は日本幼児教育研究会・武田博之さん。全員で楽しくリズム体操をした後、親が子どもをおんぶして5回勝つまでじゃんけんをする「おんぶジャンケン」。
親子が向き合って並び間を大きなボールを転がしてゴールするまでのスピードを競う「ジャンボ玉送り」など、早さを競いながらもスキンシップを大切にしたゲームに歓声が響きました。親が一列に並び、子どもたちを地面に落とさないように順番に送っていく「子ども救出作戦」=写真=では、空中を飛ぶような感覚に「目が回ったけど楽しかった」「ピューンと飛んでるみたいだったけど怖くなかった」と子どもたち。抱きかかえた母親たちからは「腕や腰が痛い、明日が大変」と、笑い声とともに悲鳴が。父親からは「いい汗をかいてます。普段子どもに接することが少ないので、よい機会ですね」という声も聞かれ、参加者全員、楽しいひとときを過ごしました。


すいとぴあ江南屋上にいる避難者を救え!! (訓 練)


尾張西北部地区8消防本部(稲沢中島、岩倉、西春日井、木曽川、丹羽、一宮、尾西、江南)による消防合同訓練が11月17日、関係者ら約100人が参加して、すいとぴあ江南で行われました。年に1度、各消防本部が持ち回りで行うもので当日、タンク車やはしご車、救助工作車など16台のほか、県防災航空隊からヘリコプター1機も出動しました。
午前10時、同所1階調理場から出火し、逃げ遅れた宿泊者や展望台の客が、バルコニーや展望台の屋上に避難し救助を求めているという想定で訓練を開始。
江南市消防本部の隊員は屋内に残された避難者の捜索を行い、屋外では、はしご車やヘリコプターによる避難者の救出訓練を展開。訓練の統監を務めた堀元江南市長は「きびきびとした訓練の様子に安心しました。今後も、地域から寄せられる高い信頼と期待に応えていきたい」と隊員らを激励しました。


 
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