鳴子踊り「どまつり大賞」2年連続受賞などが認められる |
犬山市を中心に活躍する鳴子踊りのチーム「笑゛」。昨年、ことしと「にっぽんど真ん中祭り」で2年連続「どまつり大賞」を受賞し、10月24日の犬山市制50周年記念式典では市民に希望や自信と活力を与え、市の名声を高めたとして「市民輝き賞」を贈られました。 |
犬山市民に希望や自信と活力を与えた「笑゛」の踊り |
「社会人になって、本気でやれる遊びを探していた」と、発足について語る代表の大澤健一さん(26)。ずっと続けていけるもの、体を動かせるものを…と摸索していた時、友人から「瑞浪の美濃源氏まつり」の話を聞いて出掛け、初めて出会った鳴子踊り。「これだ!」と早速チームをつくり、平成12年8月に犬山駅前のBONダンスでデビューしました。当時は12人しかいなかったメンバーも今では90人を超え「犬山に笑゛あり」「笑゛に憧れて」「笑゛を目指せ」と鳴子踊りでは代表的な存在となっています。「笑」の「゛」(濁点)はモットーである「笑って 踊って 汗かいて」の汗を意味しています。 |
●踊りも自分たちで考案
そんな笑゛の魅力を「やりたいことを自分たちでやること」とメンバーは口を揃え、踊りも自分たちで考えみんなで作り上げています。「自分たちでやらないと喜びが半減する」と、杉浦翔さん(20)はきっぱり言い切り、小川真由美さんは(同)は「年代の違ういろんな人との触れ合いも魅力」とも。現在メンバーは中学生から社会人まで。仲間として対等に付き合い、中学生だから…は通用しないという徹底ぶりで、やるからには最高のものを目指します。ことしのテーマは「心粋」。応援して育ててくれた観衆に「粋な踊りで応えたい」と練習に励み、日本舞踊も勉強。女子の衣裳を着物にといろいろな工夫を凝らし、帯も自分たちで縫いました。「みんなが心底笑顔で踊れ、頑張って得られる喜びや楽しさが見てくれる人に感動として伝わり、お返しにつながった」と話す大澤会長。次のステップはいよいよ北海道のyosakoiソーランです。今年度は青少年の居場所づくり推進事業の指導者としても貢献しています。
●メンバー募集
笑゛は現在、メンバーを募集中。高校生から20歳代後半まで、踊りが好きで踊れる人なら誰でも。練習は毎火曜日石作公園、毎土曜日犬山東小体育館で午後6時〜同9時まで。
http://www.geocities.jp/jyoinuyama/ |
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