左から3人目が水野さん
=カナダで
現地の人と握手する沖藤さん
=ケニアで
動物と触れ合う新谷さん
=オーストラリアで |
●カナダへ水野幼菜さん(犬山南小6)
水野さんは、水族館のシャチが大好きで、シャチの観察ができるカナダに応募。「群れで生活するシャチの生態を見ているうちに、『自然のままがいかに大切か』を強く感じてきた」と言います。初めての海外でしかも一人。「英語は分からなかったけれど、意味は何となく分かった。それが、言葉を超えたコミュニケーション」と気付く貴重な体験をしました。
●ケニアへ沖藤真理さん(犬山・東小6)
沖藤さんの応募の動機は「海外に一人で行きたかったから」で「マサイに学ぶ地球保護」をテーマにケニアへ。最初はちょっと怖かったそうですが、本当はとても優しいマサイの人の生活に触れ、森のことをよく知っていて森と生きていることを実感。マサイの中にも、森の開発派と開発反対派があるのに驚き、川を渡るヌーの群がワニに襲われ、一頭がまさに危ない瞬間、全力で必死に逃れるのを目の当たりにし、生きる厳しさを知ったと話します。
●オーストラリアへ新谷亜耶さん(布袋中2)
新谷さんは動物が大好きで「いっぱい見たい」とオーストラリアに応募。食べることも大好きで「何でもチャレンジして食べてみたい」と。森にすむ動物が本当にたくさんいるのに驚き、その保護に工夫を凝らしていることを知り、保護の大変さを感じた新谷さん。ガイドを通じて学んだ「森林全体を見る目と、小さな木の実を見つける喜びの両方の大切さ」。植林活動が充実し、動物を取り巻く環境も良い一方で、観光客が環境を悪くしている現実も見ました。
●万博でメッセージを
来年3月25日のオープニングセレモニーでは子ども特派員全員が集まり、イベントを開催。その後、それぞれの体験をもとに万博会場で「かけがえのない地球を残すメッセージ」を伝える役目が待っています。
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