(前列左から)安達武司さん、脇坂裕憲さん、宮田靖大さん、(後列左から)松浦仲一消防長、佐塚友和さん、野倉大輔さん、鈴木眞司救助隊長 |
●丹羽消防本部チーム 消防救助技術
丹羽消防本部の安達武司さん(29)・宮田靖大さん(29)・佐塚友和さん(27)・野倉大輔さん(23)の4隊員は、8月26日に神戸市で行われた「第33回全国消防救助技術大会・ロープブリッジ救出」で準優勝に輝きました。全国大会には、地区大会を勝ち抜いた28チームが参加。水平に張られたロープを使った救助にかかる時間が標準75秒と設定される中、47.0秒の好タイムを挙げ、また、一つひとつの動作の安全確実性が評価され、2位獲得となりました。全国大会は昨年が初出場で5位。連続出場となったことしは優勝を目指して2月早々から休日に集まって練習を開始。ロープを結ぶ手順などチームによってやり方が全く違うため、県内外の消防署に出掛けて技術の交流を図ることも。大会直前には担当変えもしたそうですが、どこにも負けない練習量と、この4年間で培ったチームワークで支え合ってきました。鈴木眞司救助隊長や脇坂裕憲隊員の指導の下、救助される役の佐塚隊員は「慌てることなく3人にアドバイスができた」。大会に取り組むようになって8年のリーダー安達隊員も「待機時間が1時間あり、みんなを和ませるよう心掛けた」と、昨年の経験を生かし、平常心で臨めたことも勝因の1つだったようです。 |