寸劇を披露するコスモス会の皆さん |
●脚本、小道具、9メートルの幕、すべて手作り
〈きょうボランティアまつりで〉
扶桑町を中心に老人施設などで慰問活動をするボランティアグループ「羽根コスモス会」は4日午後2時から、同町総合福祉センターで開催中の第4回ボランティアまつりに出演。踊りや古里を思う心情をテーマにした寸劇、大正琴で来場者を楽しませます。女性20人男性1人の同グループは、全員が同町高雄羽根地区の住民。活動を始めて5年目ですが今では、慰問も年に15回ほどになり犬山や江南、美濃加茂にまで出掛けることもあるそうです。寸劇の脚本も自分たちで創り上げ、舟やかがり火など小道具もすべて手作り。 |
今回は、舞台の背景を飾る幕も新しくなり前作と同じく日本画をたしなむ磯村英男さん=同町高雄=が描いた幕は、以前より一周り大きい9メートル×2.3メートルの布に、桜と紅葉、山などを描いた「春秋図柄幕」の名を持つ大作です。「人の和、地域の輪を大切にみんな健康で仲良く」がモットーと言う岸美智子代表。喜んでもらえることがうれしくて、見てくれる人たちの笑顔がエネルギーと話します。
第4回ボランティアまつりは4日午後1時から同4時まで、5日午前10時から午後3時まで、同センターで開かれます。1、2階では登録ボランティアの展示、体験、実演やチャリティーバザー(5日)、模擬店。3階では紙芝居、折り紙など。 |
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●10月17日にチャリティーヒューマンコンサート
扶桑町の知的障害者通所授産施設たんぽぽを支援する、たんぽぽチャリティー・ヒューマンコンサート「楊興新胡弓の調べ」が10月17日午後3時、扶桑文化会館で開催されます。楊興新さんは現在までに7枚のソロアルバムをリリース。精力的にコンサート活動をする傍ら、障害を持った人たちの交流・援助を目的に「星の基金」を設立。障害者のための音楽活動や展示会などの開催、コンサート会場での募金活動などを行っています。現在たんぽぽは30人の利用者が、段ボール箱作りなどの作業=写真=や自主製品のクッキー、ぼかし、園芸苗、陶芸品作りを行っており、コンサート会場でも自主製品を販売します。 |
「陶芸作品の植木鉢は大きめの寄せ植えにちょうど良いと皆さんに喜んでもらっています。花は季節の花苗を販売。クッキーは福祉センターや高雄西保育園、子育て支援センターでも扱っています。自主製品は、売り上げが直接利用者の収入になり、利用者の励みになります。町民まつりにも参加していますし、たんぽぽでは常時扱っていますので、のぞいてみてください」とのこと。コンサートの入場券は2800円(全自由席)で、同町役場保健福祉課、総合福祉センター、たんぽぽで取り扱っています。(問)たんぽぽTEL扶桑91−2311 |
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