●扶桑町から初 「歩〜あゆみ〜」どまつりに出場・・・160828掲載

和傘を取り入れ扶桑をアピール
扶桑町で昨年4月に結成し、地元の祭りはもとより県外からも出演依頼があれば力強い息の合った踊りを披露し、活動の場を広げている鳴子踊りチーム「歩〜あゆみ〜(田中一輝代表)」が、名古屋市中区久屋大通りメーン会場ほかで27日から3日間にわたって開催中の「第6回にっぽんど真ん中祭り」(どまつり)に出場します。
5歳か50歳代まで80人が所属する「歩〜あゆみ〜」の皆さん 同町からは初の参加で、つまおり傘をモチーフに踊りの中へ和傘を取り入れて、地元扶桑町をアピールします。「どまつり」で使用する曲は、オリジナルで地元民謡の一節を曲の中に盛り込むのが規定。同チームは「新扶桑音頭」をベースに独自の曲調で仕上げた、その名も「あゆみ(作詞大堀貴弘、作曲AZARET)」にメンバーの上野光朗さんらが振り付けを担当しました。踊りはダイナミックさと優雅さを兼ね備え、総勢80人のメンバーが一体となって踊る様は圧巻。5歳から50歳代という年齢幅を生かし、曲中に緩やかな部分と激しい部分とを組み入れ、それぞれが自分に合った演技を見せられるよう工夫されています。
「年代がさまざまなので、チームのためのいろいろな意見が出てくる。今まで一歩一歩前進し、名前通りにきているんじゃないでしょうか」と田中代表。「どまつり」出場の夢がかない「結果も大事だが、自分たちの踊りを好きだといってくれる人が増えればとてもうれしい。鳴子踊りの本場、高知県でも参加してみたいし、何より秋に行われる扶桑町やろまい大祭では、今までの成果を皆さんに観てもらいたい」と話します。22日にはイオン扶桑ショッピングセンター=同町南山名=で「どまつり」出場に向けた壮行会も行われました。「どまつり」で「歩」の出場する日時と場所は次の通り。
▼28日13:30円頓寺会場15:13大津通パレード会場(西コース)17:12久屋大通メーン会場19:18広小路御園会場▼29日10:00大須観音会場11:36栄東池田公園会場13:54
大磯通パレード会場16:42イオン熱田会場。
同チームでは中学生以上のメンバーを募集中。(問)田中代表TEL090−6599−5790

災害時を想定して炊き出し訓練など (扶桑)
ハソリを使ってハイゼックスの炊き出し訓練を行う団員たち 扶桑町赤十字奉仕団(藤井容江代表)は9日、同町役場で防災講習会「救護シミュレーション」を行い、同奉仕団員、町職員約40人が参加しました。実際に災害現場を再現し救急法を活用する想定訓練で、午前中はハイゼックス(耐熱性ポリエチレン製袋)を使用した炊き出し、午後は三角巾などを使用した応急手当を中心に救護訓練を行いました。ハイゼックスを使用しての炊き出しは、1袋ごとに米約150グラムと水を入れて口をゴムで閉じ、ハソリで20〜30袋程度炊くもので、日本赤十字社愛知県支部職員から「空気が入っていると、お湯で温まったときに破裂するおそれがあります」と指導を受け、1袋ずつ確認しながらハソリに入れる団員たち。
ハイゼックスを利用すれば、ハソリで沸かす水が少々汚れていてもご飯が炊けることから、災害時など通常の炊飯設備が使用できない状況下や、限られた水しか確保できない場合でも炊飯できる利点があります。また、密封した状態で炊きあがるため衛生的で、開封しなければ長期保存も可能。食器がなくても食べられ、数量を計画的に調理できることから、避難所で配給する場合にも便利です。「備えあれば憂いなし」と、非常時に備えて炊き出しや応急手当の手順を確認する団員たち。藤井団長は「3日分くらいの非常食を用意しておくことは大切なことですが、日ごろの隣同士の付き合いも大切」と強調し、いざというときには地域の連携が大きな力になると、隣同士の付き合いや団体同士の横のつながりを日ごろから大切にしたいと話します。同団は、9月1日に行われる同町の防災訓練時で、他団体に炊き出しの指導を行うということです。

大口北児童センターがオープン

センター職員とこども課長から説明を受ける(左から)吉田君、阿部君、森君=防音設備のある創作活動室で

大口北児童センターの外観
●9月11日にセレモニーを開催
大口町下小口三丁目にこのほど「大口北児童センター」がオープンしました。児童センターは、18歳までの子どもたちがそれぞれの目的に応じて利用できる施設で、同町内で3つ目。日曜、祝日、年末年始の休館日を除き、午前9時30分(夏休み等は同8時30分)から午後6時まで開館しています。遊戯室、ボランティア室、創作活動室、児童クラブ室、図書室、運動場があり、館内は段差のないバリアフリー。パソコンが設置された図書室は自主学習の場としても利用でき、軽スポーツが楽しめる遊戯室は多目的スペースとして映画会なども開催できます。中でも創作活動室は音楽やエアロビクス、伝統芸能などの練習ができるよう防音設備が施され、帰宅後の中高生が利用できるよう、申し込みに応じて午後9時まで開館。同センターでは「地域の大人と子どもたちとの触れ合いの場としてもどんどん利用してほしい」と話します。9月11日午前9時30分から開催されるオープニングセレモニーでは、ストラックアウトゲームやポップコーン、プラバン作り、大口中学校生徒による鳴子踊り、センター職員によるハンドベル演奏などが行われます。また10月からは、子育て支援として「コアラ広場」を、毎週月、金曜午前10時30分から開催する予定です。(問)同センターTEL大口95−7141
江南市の宮田中学校2年の阿部拓真君、森一馬君、吉田悠司君が、職業体験学習として8月3日尾北ホームニュースを訪れ、大口北児童センターの取材に同行しました。

海老蔵さんが成田山へ参拝

11代目市川海老蔵さん
●29日、もち投げも
9月3日から名古屋の御園座で、襲名披露興行を行う第11代市川海老蔵さんが29日に犬山成田山へ参拝し、祝いもち投げを行います。歌舞伎界の市川家は、屋号を成田屋と呼んでいる縁で、成田山との関係を継承。このほど7代目市川新之助さんが11代目市川海老蔵を襲名、その襲名披露の興行を始める前に参拝することになったものです。
当日は正午より本堂で特別大護摩供参拝後、午後1時より祈祷殿特設舞台であいさつした後、祝いもちを投げることになっています。

災害時の非常灯

災害用100時間ろうそく
●100時間ろうそく
災害時の非常灯として100時間燃え続けるろうそくが開発されました。防災グッズとしてこの商品を完成させたのは、大阪府八尾市の(株)クレバー(山本朋子社長)。ろうの改良、ガラス容器やふたの形状の工夫、容器内面の処理などを行い、「災害用100時間ろうそく」と名付けました。また、安定マットを使用することで、震度7の大きな余震にも倒れないよう工夫が施されています。
1個1350円。兵庫県神戸市にある阪神・淡路大震災記念「人と防災未来センター」とインターネットで販売中。
http://www.y-clever.co.jp/
(問)(株)クレバー0120−676−376
 
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