「タンザニアの教育を支える会」が支援する現地の子どもたちの絵を手にする丹羽弘行代表幹事 |
●NPO「タンザニアの教育を支える会」
アフリカのタンザニア連合共和国は、小学校の義務教育(7年間)を受けることができない子どもたちが全体の15%ほど。そんな子どもたちを支援しようと、NPO「タンザニアの教育を支える会」(丹羽弘行代表幹事=江南市宮後町)が発足して5年が経ちました。同会は里親会員と維持会員で構成され、里子に養育費を送金したり、手紙を送るなどしながら、小学校卒業まで見守ります。これまでに延べ200人の里子を支援、現在は132人の会員が110人の里子を支えています。愛知産業大学教授でもある丹羽代表(67)が5年前、勤めていた名古屋文化短大で使われなくなった机やいすなどを寄付したことがきっかけで、当時駐日大使だったイワヤ・B・チアロさんに「物も不足しているが、教育自体を受けられない子どもたちがいる」と相談を受け同会が発足しました。 |