▲すべり台をさまざまな視点からチェックする犬山市地区連絡協議会のメンバーたち |
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●入念にチェック 犬山市羽黒のちびっこ広場
公園の遊具による重傷事故を未然に防ぐため、昨年から始まった「遊び場安全点検週間(7月第2日曜日から1週間)」。ことしも全国地域活動連絡協議会の呼び掛けで11日から全国一斉に、遊具の点検が行われました。犬山市では12日、同市地域活動連絡協議会(木澤和子会長)の7地区からメンバー10人が集まり、羽黒の藪畔ちびっこ広場を点検。すべり台やシーソー、ジャングルジムなど遊具5点を調査しボルトの締め具合や「すべり台の近くに砂場の枠があり、飛び出すように滑ってくる子どもたちには危険」「公園の入り口に段差があり、ベビーカーには不便」など、さまざまな視点から入念にチェックしました。公園には雑草が多い反面、バッタやカマキリなどの昆虫がたくさんいます。「どんな公園が子どもたちにとって本当によいのか、親子で遊びに来て考えてもらえれば」。「今後はこの2年の経験を生かし、各地区ごとに地元の公園の点検をしていきたい」と話しています。今回の調査結果は県を通じて国へ報告されるほか、市の福祉課へも報告され、安全な公園づくりに役立てられます。
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