本番前に地元で披露・・・160717掲載

目前の全国大会(2年ぶり7度目)

●滝高演劇部 25日、江南市民文化会館で
江南市東野町にある滝高校(光岡敏雄校長)演劇部(高橋茂顧問)は、29日から8月1日まで徳島県鳴門市で開かれる全国高等学校演劇協議会主催の「全国高等学校演劇大会」出場に向け、熱の入った練習を続けています=写真左。

同校演劇部は昨夏の尾張地区大会、愛知大会で優秀校に選ばれ、昨年末に津市で開かれた中部日本高校演劇大会に出場。中部6県から18校が参加した同大会で文部科学大臣奨励賞を受賞し、全国約3000校の代表11校として、全国大会への切符を手にしました。
昭和23年創部で数々の賞を受賞した同部が、全国大会に出場するのは2年ぶり7度目となります。演目は、現3年生が中心となって創作した「ライアー!ライアー!ライアー!」で、現代の高校生の世界を描いた学園ストーリー。ライアー(嘘つき)たちの集まるとんでもないクラスを舞台に、ある少年の恋が遊びの標的となり広がるいじめや嘘。「嘘はコミュニケーションなんかじゃない。嘘は嘘なんだ」のせりふが、当たり前のことを見失いつつある若者の心を揺さぶり、人と人とのコミュニケーションの在り方を問いかけます。昨年5月から1年以上にわたる練習に、宮川剛部長(3年)は「一人ひとりが役をつかみ舞台を重ねるごとに、どんどん良い作品に仕上がってきています。一つのものをみんなでつくりあげる喜びを感じ、多くの人に見てもらえることが何よりもうれしい」と話し、全国大会でも入賞したいと意気込みを見せます。大会目前の25日午後2時からは、江南市民文化会館大ホールで「ライアー!ライアー!ライアー!」の全国大会出場記念公演が行われます。上演時間は約60分で入場は無料、どなたでも入場できます。顧問の高橋教諭は「照明、音響、小道具など生徒主体でつくり上げている作品を、多くの人に見てほしい」と、来場を呼び掛けています。(問)滝高校TEL江南56−2127

愛知県大会でダブルV(個人団体)の快挙


個人戦で優勝した山崎君(中央)
   と戸田君(左)、保浦君(右)
●27日から全国大会(東京)
        丹羽高校の囲碁・将棋同好会

丹羽高校(田邊秀穂校長)囲碁・将棋同好会(小島松雄、小椋昭一顧問)のメンバーが、6月13日、20日に日本棋院中部総本部=名古屋市東区=で行われた愛知県高等学校囲碁連盟主催の「第28回全国高校囲碁選手権大会愛知県大会」に出場し、個人戦、団体戦ともに優勝しました。個人戦で県内1位に輝いたのは、6段の腕前を誇る山崎真幸君(3年)で「去年、決勝戦で敗れた相手にことしは勝ててうれしい」と、準優勝で全国大会に出場した昨年に続いて、今年も全国大会出場を決めました。
団体戦は3年の山崎君、戸田厚君、保浦師宏君で、強豪の東郷高校と対戦し、2勝1敗で優勝。「まさかと思った」「東京に行けるのはうれしい」と喜び、27日から東京で行われる全国大会を楽しみにします。 個人戦、団体戦ともに独占優勝となった快挙に、顧問の小島教諭は「個人戦は予期していたけれど、団体戦は正直言って驚きました。若い人たちの習得力には驚かされます」と、少し前までは初心者だったという生徒の頑張りに拍手を送ります。大会を控え山崎君は「1戦1戦ベストを尽くすだけ。始まってからの2〜3分は無心になることが大切」と、全国ベスト8以内を目指し、全国大会初出場の戸田君、保浦君は「悔いが残らないように戦い抜く」「『先手必勝』それに尽きる」と、意欲がみなぎっています。山崎君は8月2、3日に徳島市で開かれる「第28回全国高等学校総合文化祭」の囲碁部門にも、愛知県代表として参加。団体部門の副将として実力を発揮します。

ニカラグアのテレビ局が来訪

大口中3年生と記念撮影したニカラグアのテレビ局員3人、中央女性がミレナさん
●大口町の小中学生と交流
2005年春開幕の「愛・地球博」の1市町村1国フレンドシップ事業で、中南米のニカラグアと交流する大口町に6月23日、同国のカナル2テレビ局チームが訪れ、取材を通じて小中学生と交流を深めました。訪れたリポーターのミレナ・ガルシアさんら3人は、同国ボラーニョス大統領の訪日に合わせて来日。東京や京都、広島などを取材し、同町訪問前には万博会場も訪れました。
五条川のサクラをバックに大口北小学校(澤木誠治校長)の5年生が「ベンガン・ア・オオグチ(大口に来てね)」とスペイン語でメッセージを送り、大口中学校(村良弘校長)では3年生が合唱と鳴子踊りを披露。生徒たちも「ニカラグアの主食は?」「伝統的な建物は?」などの質問を通して、ニカラグアの文化や歴史に触れました。「ニカラグアでは義務教育は小学校まで。貧しい国なのですべての学校にピアノがあるわけではない」など、3人も自国を紹介し「鳴子踊りに感激しました。今後、さらに交流が深まるといい」と話しました。パソコンや水泳の授業の様子を撮影した大口西小学校(田中将弘校長)では、6年生と一緒に給食を食べながら交流会を開催。これらの様子は、同国の「愛・地球博」を伝える特別番組などで放映されることになっています。

あす、扶桑町民音楽祭

昨年の扶桑町民音楽祭
●27団体が出演、午前9時30分スタート
「第20回扶桑町民音楽祭」が18日午前9時30分から、扶桑文化会館で開催されます。同音楽祭は、町民に音楽に親しんでもらい町の文化高揚を図るとともに、音楽活動を行っている諸団体に活動発表の場を設ける目的で、毎年行われています。ことしは参加団体が多いため、例年より30分早く開演することになり、バンド演奏、ハーモニカ、ウクレレ、オカリナ、琴、尺八、ハンドベル、コーラス、吹奏楽など27団体が出演します。藤井容江実行委員長は「毎年大好評の音楽祭、ことしは9時30分開演と少し早いですが、多くの方のご来場をお待ちしています」と呼び掛けています。
出演団体は次の通り。(出演順)
【午前の部】SHURI〜朱里〜 扶桑ハーモニカクラブ 柏森ウクレレ会 大正琴桑の実会 扶桑町生涯学習オカリナ同好会ひまわり 香鈴会(箏曲) 虹夢 南山名和太鼓研究会「扇」 菊 青木川合唱団 誠信高等学校吹奏楽部 
【午後の部】扶桑北中学校吹奏楽部 扶桑中学校吹奏楽部 扶桑児童合唱団 扶桑銀の鈴合唱団 琴春秋会 尺八風の会 扶桑横笛同好会 扶桑ハンドベルリンガーズ うたう会「童夢」 扶桑ゴスペルクワイヤ 扶桑混声合唱団 ジョイフル 扶桑町尺八同好会 箏曲わかばえ会 丹羽高等学校吹奏楽部 扶桑町吹奏楽団
 
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