園児し力士が交流・・・160703掲載

式秀部屋を訪問湊部屋の力士が来園

式秀部屋の力士と相撲を
とる犬山市の保育園児
 
●犬山市の保育園児
子どもたちが力士と触れ合い、相撲を通して日本の伝統文化にも触れようと、犬山市立の13保育園の園児たちが、同市羽黒に宿舎を構える式秀部屋(式守秀五郎親方、元大潮)の力士と交流しました。6月22日は五郎丸保育園(板津厚子園長)の年長児22人と羽黒南保育園(六鹿尚美園長)の年長児26人が同部屋を訪問。力士との取組や質問、記念撮影など楽しいひとときを過ごしました。質問コーナーでは「小さい時は何になりたかったですか」「ご飯はどのくらい食べるの」などを尋ねました。力士との取組では、はだしになった男児が元気よく挑み、大声で声援を送った女児たち。「頑張ってる姿が、かっこよかった」と、たかぎゆかちゃん、むとうかえでちゃん。「お相撲さんは強かった」と、たなかことみちゃん。
最初は少し自信がなかった、いながきなおきくんは「ちょっと疲れても頑張りました」。一緒に力士に挑んだ、いまいふうがくんは「ちょっと怖かったけど、楽しかった」。力士を見るのが初めてと言う、かきじゅんやくん、ごとうだいごくんは「初めてお相撲さんに会った。楽しかった」と声を弾ませました。式守親方は「稽古や勝負は厳しい世界。こうした子どもとの触れ合いに、力士たちの心も和みます」と話していました。

湊部屋の力士と綱引きを
する古知野南保育園児 
●江南・古知野南保
江南市立古知野南保育園(藤井鋭子園長)では6月17日、小折町の常観寺に宿舎を構える湊部屋(湊広光親方、元豊山)の力士と園児たちが触れ合う「おすもうさんと遊ぼう」が開催されました。訪れたのは三段目・仲の国、序二段・高洲富士、湯澤、幸の富士の4力士。最初に遊戯室に作られた土俵で園児たちと取組を行ったあと、質問コーナーでは「好ききらいはないの?」「お相撲をしてて怖くないの?」など次々と元気な質問が。「身長・体重はどれくらいですか?」の質問に一番体の大きい仲の国が「183センチ、145キロです」と答え、「みんなの先生3人分の体重ですよ」に園児たちから驚きの声が上がりました。
記念撮影の後、園庭で年長児29人が力士4人と綱引きで力比べをし、力士に勝利。「子どもたち、むちゃくちゃ強いですね」と力士たちも思わず笑顔に。年長児のやぎわかなちゃん、あんどうゆめかちゃん、のうだななみちゃんは「お相撲さんに会ったことがないので、大きくてびっくり。お相撲して勝ったのがうれしかった」と元気いっぱいでした。

橋爪中公民館を再建・・・(昨年1月、火災で消失)

もち米の苗を植える石田市長   
(右端)、鵜匠の石原さん(左端)ら
祝いのもち米は自分たちの手で
犬山市の橋爪中町内会は公民館の建設に伴い「上棟式でもち投げを」「竣工式に赤飯を」を目標に、もち米を自分たちの町内で作ろうと、6月20日に田植えを行いました。名付けて「みんなでもち米町内生産」。
●まちづくり事業として取り組む
公民館建設の機会をまちづくりの一環にしようと協議を重ね、308戸全ての住民が参加できるよう計画したもので、雨の中、町内の役員や有志、子どもたち約200人が参加しました。セレモニーでは高木政茂建設委員長が「こうして皆で集まることがまつりごとの始まり。公民館建設だけでなく全員で田植えをして、バブル時代に忘れたことを取り戻しましょう」とあいさつ。はんてん姿で手植えした石田芳弘市長も「もち米を作るのは中国の一部と日本だけ。代表的日本文化を利用した橋爪のコミュニティーづくりの着眼はすごい」と話しました。
鵜匠の石原篤朗さんも参加し、鵜飼で身に着ける腰みのは丈の長いもちわらを使って自分たちで作ること、履くわらじも、やはりもちわらが柔らかくて良いことなどを話しました。初めてはだしで入る田んぼに、子どもたちから思わず「うゎー」の喚声が上がり「泥が足にくっついてヒルに吸われたみたいだよ!」との大声も。「はい!苗を4、5本ぐらい持って。いいですか?」と指導の声が響き、見守る親も「頑張って」と声を掛けて応援。子ども会で参加した勝俣みゆきさん(犬山南小4年)は「足が重たかったけど、楽しかった。市長さんと仲良くなれたよ」と話し、なごやかな田植え風景となりました。田んぼは町内で借り受けたもので、約680坪の広さ。7〜8俵のもち米が収穫できる予定。橋爪中公民館は昨年1月に火事で消失、その再建を平成17年とし、今回の田植えは町内一丸となって進めていこうとしている計画の第一歩の行事。「単なる復旧活動とせず、あらためて向こう3軒両隣り、町内の相互信頼・扶助の和やかな暮らしが実感できるまちづくり事業として力を合わせていきたい」と、役員一同は声をそろえます。夏休みには「かかしを作ろう!」10月は「稲刈り」11月の上棟式には「もち投げ」、そして来年の3月の竣工式には「かまどで赤飯炊き」や「もちつき」など、行事を続けていく予定です。

まちづくりのメンバーが"結婚式"をプレゼント
どんでん館で挙式 初代企画委員長の青山延幸さん
犬山市中本町のまちづくり拠点施設「どんでん館」で6月13日、結婚式が行われました。挙式をしたのは、青山延幸さん(29)と香奈さん(27)。延幸さんは初代のどんでん企画委員長として、どんでん館を中心としたまちづくり活動に長年かかわってきました。結婚の話を聞いた仲間たちが「挙式はぜひ、どんでん館で」と、同委員会主催で計画。テントを立てたり、花を生けたりと、委員総出で式を取り行いました。犬山祭の車山4両が並ぶ展示室で挙式を済ませた後、外で待ち構えていたまちづくりの仲間たちと車山をバックに記念撮影=写真。駐車場では振る舞い酒もあり、偶然居合わせた観光客の人たちも「お幸せに」「いい結婚式だね」と、祝福の声を掛けていました。延幸さんは今年度、委員長をバトンタッチ。新委員長の三坂真也さんは、「4年の間、本当にご苦労さまでした。式はどんでん委員全員のお礼のつもりで企画しました」と語り「引き続き、どんでん委員会をよろしく。いつでも新メンバーを募集中です」と、アピールも忘れませんでした。

 
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