踊芸祭 大成功・・・160612掲載

犬山で初めて・・・68チームが参加

総踊りの様子
「鳴子踊りのチーム、犬山へ集合!」「踊りで地域の活性化を!」と第1回「犬山踊芸祭」が5、6日開催され、両日で延べ約2万人が参加しました。6日はあいにくの雨模様でしたが犬山駅東口からメ−ン会場の石作公園まで、沿道には白いのぼりが立ちムードを盛り上げ、特設大ステージでは参加予定を大幅に上回る68のチームが、ステージ狭しとばかりに次々に踊りを繰り広げました。特に地元チームの出番では声援もひときわ大きく、「流舞」のメンバーは「緊張したけど、ここで踊れてものすごくうれしい」と興奮ぎみに話していました。ボランティアの三浦桂子さんも「どの組もチームワークのよさには感激。また祭りの規模にも驚きました」。
遠方からの参加も多く、知多から参加した「知多きらく」の千賀みどりさんは「笑゛のいる犬山なので、ぜひ来たかった」と息をはずませていました。五島博則実行委員長は「市をはじめ関係諸方面のご協力で、他に引けを取らないほどのイベントになりました。これが鳴子踊りとともに、地域の活力につながることを祈ります」と感慨深げに話していました。

地元チーム「流舞」のステージ=犬山市で

きずなを深め合い コンサートを共同企画

コンサートのポスターを持つ
たけのこ作業所の人たち。 
●6月26日江南の3施設
江南市内にある、障害を持った人たちが通い働いたり活動したりする3施設共同企画の「第3回くろ〜ば〜コンサート(澤田光生実行委員長)」が、26日午後2時から江南市民文化会館小ホールで開催されます。主に身体障害の人が通う「くるみの里」、主に知的障害の人が通う「たけのこ作業所」、精神障害の人が通う「しらゆり作業所」の3施設。そこに通う仲間や作業などを、より多くの人に知ってもらおうと始めたコンサートもことしで3回目を迎え、昨年12月から準備が進められています。コンサートは2部形式で、1部は昭和初期を思い起こさせる懐かしい曲のロック演奏活動をする名古屋市出身の「ホット・ハニーバニー・ストンパーズ」の演奏で、3施設の仲間が一緒に歌を歌ってオープニング。2部では「くるみの里」が、パネルを使ってニュース形式やドラマ仕立てで、仲間や施設での仕事を紹介。
「たけのこ作業所」と「しらゆり作業所」は、ストンパーズの演奏に合わせて「野に咲く花のように」などの歌を歌い、施設での活動や仲間の紹介をします。「障害や悩みはそれぞれですが、コンサートに向け連絡を取り合うことで情報交換ができ、施設同士のつながりも深まっています」と話す澤田実行委員長は、「できるだけ多くの人に、施設のことをもっと知ってほしい」と、来場を呼び掛けています。前売り券は大人1000円(当日+200円)、小、中、高校生、ハンディのある方(介助者も)600円。各施設、江南市民文化会館で取り扱い中。(問)たけのこ作業所@TEL江南55−2039

わたしたちの市町村合併−質問・意見相次ぐ
犬山市との合併目指す扶桑町の住民説明会
犬山市に編入するという方式で合併を進めていきたい考えの扶桑町は、5月22日から6月2日まで、町内5会場で合併住民説明会を開きました。町民の関心は高く、昨年7月に行った住民説明会の参加者総数・153人の約5倍、759人が会場に訪れました。同町と江南市、岩倉市、大口町の2市2町は合併検討協議会を設置し、議論をしてきましたが、ことし3月、合併の期限、都市内分権の考え方の違いから大口町が離脱。協議会は解散となりました。4月に入って同町は、歴史的にも行政的にもつながりの深い犬山市と合併協議を進めることを決め、合併特例法の期限(来年3月)内の県への合併申請を目指します。最も参加者が多かった中央公民館会場の説明会では、まず河田幸男町長がこれまでの経緯を説明し「住民投票は(新市建設計画の)協議が進んだ段階でやるべき」と、住民に理解を求めました。続いて、江口正利合併対策室長が、合併の必要性や両市町の財政状況、行政サービスなどを対比し、警察や歯科医療などが同一管内という交流状況、今後の流れなどについて説明しました。質疑応答では「なぜ犬山市と合併なのか」「合併した場合、扶桑町にとって一番大きなメリットは」などの質問が出され、町側は「犬山市は財政基盤がしっかりしている。また、諸団体のつながりも多い。合併の一番のメリットは足腰の強い自治体になること」と回答。また、町民からは「合併特例債ほしさの合併に思えてならない」「合併すれば、今の住民サービスは維持できるのか」「昨年10月実施の町民アンケートでは、大口町との合併が約25%で一番多かった。長いスタンスで大口町との合併を目指すべきだ」など意見が相次ぎました。両市町は、議会で承認されれば7月初めに法定協議会を立ち上げ、協議に入る考えです。

 
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