初夏に鮮やか 環境を彩る・・・160605掲載

犬山 栗栖のハナショウブ

見ごろを迎えたハナショウブ
       =5月31日写す
1500坪の休耕田で見ごろ
犬山市栗栖垣ノ内のハナショウブが見ごろです。同地区の長瀬光義さん(故人)が10年ほど前に休耕田を利用して植えたのが始まり。長瀬さんが亡くなり、平成14年からは地域のボランティアの皆さんが草取りや株分けなどをして、現在約5反(1500坪)の休耕田に植えられたハナショウブを管理しています。薄紫、ピンク、白などの色とりどりの花が咲き誇り、同地区には遊歩道も整備されていますので山の緑を楽しみながらの散策もできます。ハナショウブ園には駐車場がありません。「車の人は近くの桃太郎公園の無料駐車場を利用してください」とのことです。

江南・音楽寺

音楽寺のアジサイ
 =5月30日写す
あじさい祭り きょう開幕
円空仏のあるアジサイ寺、音楽寺=江南市村久野町=で、5日から27日まであじさい祭りが行われます。40種約1200株あるアジサイは、地元の人たちが丹精込めて育てています。5日は午前11時から開催式典。午後1時30分から津軽三味線「恋糸」による演奏で、全国民謡大会優勝者、田中千春さんが自慢ののどを披露します。その後、同4時までカラオケ愛好家が出演し日ごろの練習の成果を発表します。カラオケは祭り期間中団体が出演する時以外は自由に歌うことができます。また、同寺境内には「村国の郷資料館」があり、円空作の仏像や埋蔵発掘品などが展示されています。通常は2カ月に1度の開館ですが、期間中は毎日午前9時から午後4時まで入館することができます。入館料は一般200円、中学生以下無料。

扶桑町高雄 安穏寺のアジサイ

安穏寺のアジサイ
 =5月26日写す
●今月中ごろまで見ごろ
雨に濡れますます美しさを増すアジサイ。扶桑町高雄中郷にある曹洞宗正眼山安穏寺(安達秀賢18世住職)でことしも、色とりどりのアジサイが見ごろを迎えています。ことしは例年に比べ開花が早く、5月中旬から咲き出したとのこと。広々とした境内には、白い花を付けるアナベルや一見アジサイとは思えないカシワバアジサイ、アジサイの別名でもある七変化、珍しいからと譲り受けた十二単、釣り鐘のように先が丸くなったカメレオンなど約40種400株以上のアジサイがあり、境内を取り囲むように咲いています。夜露に濡れたアジサイを撮ろうと、朝早くから訪れる人もいるそうで、今月中ごろまでは楽しめるということです。(問)安穏寺TEL扶桑93−0239

ベゴニアなど植栽 《大口北小》

花壇に花を植える
大口北小学校児童
たい肥で花壇づくり
大口北小学校(澤木誠治校長)で5月25日、大口町河北区上郷地区(約260世帯)で実施している「生ごみたい肥化デモプロジェクト」でできたたい肥を使った花壇づくりが行われ、3年生(77人)が花の苗を植えました。たい肥を10日ほど前に入れておいた花壇に、大口園芸・仙田国利さん=同町河北=から寄贈されたベゴニアとマリーゴールドの苗448株が植栽されました。同地区の生ごみ回収は、ボランティアの協力を得て、週に600Kgほどを回収。処理機でたい肥化されています。同町職員は「生ごみを可燃ごみとして出すのではなく、たい肥にして再利用すれば、環境にも優しく、さらにきれいな花を咲かせることができます」と、取り組みを紹介。子どもたちは「丈夫な花を育てるには肥料が大切」と、仙田さんの指導を受けながら配色を考え、丁寧に植えていきました。

江南市制50周年記念事業  「第九」が始動

発足式の後、早速発声の基本などを
練習する第九演奏会のメンバーたち
●本番は12月4日、市民文化会館で
江南市で初めてとなるベートーベン交響曲第九番の演奏会が12月4日に開かれることになり、5月14日に同市民文化会館で発足式と1回目の練習が行われました。この第九演奏会は同市が、市制50周年記念事業として公募したアイデアの一つ。市と市民有志でつくる実行委員会(佐藤吉盛委員長、17人)の共催で行われます。4月に市の広報で参加者を募ったところ、市内外から255人(うち男性60人)が申し込みました。「大学の合唱団で第九を歌ったことがある」という県会議員の奥村悠二さんも参加。発足式には来賓として出席し「合唱は聞くより歌う方が楽しい。みんなで仲良く練習し、最後には素晴らしい感激を味わいたい」とあいさつ。佐藤委員長も、犬山市や岩倉市で第九を経験したことがあり「本番まで一生懸命練習し頑張っていただきたい。
苦労される分、大きな感激に変わると思います」と述べました。また、市の担当窓口となる企画課の河井照夫課長は、市議会のため出席できなかった堀元市長のメッセージを読み上げ、「歌唱力を磨き、仲間同士の触れ合いを大切にし、江南市の向上につなげてください」と激励しました。練習は毎週金曜日午後7時から同市民文化会館で行われます。指導しているのは、犬山第九合唱団などの指揮者、赤塚尚武さん、いわくら少年少女合唱団指導者の小川かず子さん、ピアノ伴奏佐藤孝子さんのほか、本番で独唱するソリストの1人、荻野砂和子さん=江南市在住。1回目の練習では、荻野さんが息の使い方や発声の仕方などの基本を指導し、参加者の声が一つになってホールに響きわたっていました。本番はセントラル愛知交響楽団の管弦楽と、同楽団音楽監督・小松長生さん指揮の下、同市民文化会館大ホールで、「歓喜の歌」をドイツ語で声高らかに歌い上げます。江南市役所企画課ではこの演奏会に参加する男性を若干名募集しています。※要参加費。お問い合わせは、同企画課TEL江南54−1111へ。

 
戻 る