万博おんどの総おどり・・・160522掲載

国内外50会場以上で実施予定

▲「万博おんど」を歌う城ゆきさん


▲各チーム趣向を凝らした
踊りを披露する参加者たち
国際博覧会パートナーシップ事業
来年開かれる愛・地球博連携プロジェクトの一環として「万博おんど世界総踊り江南大会」が5日、江南市前飛保町の曼陀羅寺で行われました。国際博覧会パートナーシップ事業・愛知県文化協会公認の「万博おんど」=作詞/山村けい・秋月ともみ、作曲/和田香苗、編曲/甲斐靖文=は、万博のPRにと平成7年に作られ、岐阜県出身の歌手、城ゆきさん(コロムビアレコード)によって歌われています。同日は江南藤まつり最終日ということもあり、多くの家族連れでにぎわい、万博のマスコットのモリゾーとキッコロも来場してイベントを盛り上げていました。

●江南大会には約100人が参加
  
「万博おんど」の踊りは民謡が基本ですが、各団体のカラーに合わせ、いろいろアレンジをして自由な振り着けで踊れるのが特徴です。総踊りでは、同市内のあずま保育園年長児28人のほか、西春町、春日町などから流派を超えて、子どもから大人まで、合わせて5チーム約100人が参加。世界各国の衣装を身に着けて踊ったり、鳴子踊り風にアレンジするなど、各チームそれぞれ趣向を凝らした踊りを披露した後、一般の人たちも交わり一緒に踊りを楽しみました。また「城ゆきショー」も行われ、「万博おんど」ほか数曲を熱唱。城さんは「万博ではいろいろなチームの踊りが披露されます。ぜひお越しください」と呼び掛け、「万博おんど世界総踊り実行委員会」の神谷幸男委員長は「全国から一人でも多くの人に会場へ来てもらい、歌や踊りを通して交流を図ってほしい」と話しています。
今後は、日本各地や中国、アメリカなどを回り、50カ所以上でPR活動をする予定です。

よさこい踊りが大好き
メークをし、紫のユニフォームを身に着けた「夢源隊のメンバー」 ●「やろまい・夢源隊」・・・扶桑町の小中学生約40人
「踊りがとにかく好き」と言う、扶桑町内の小中学生15人ほどが集まり2年半前に発足した「やろまい・夢源隊(江口明美代表)」。現在では会員数も約40人と増え、地域の敬老会やお祭りはもちろんのこと、町外のイベントにも参加してよさこい踊りを披露しています。月2回の指導に当たるのは石川康江さん(36)=大口町余野=で「真剣に教えるとみんな真剣についてきてくれます。踊りが決まったときの喜びを大切にして、これからも楽しんで踊ってほしい」と、あいさつや礼儀を大切にした指導を心掛けます。夢源隊の代表曲は新扶桑音頭をアレンジした「ワッショイやろ舞」「サーエ扶桑」で、レパートリーは15曲ほど。ユニフォームは紫を基調にした長はんてんにオリジナルのTシャツで、子どもたちを支える母親らも、イベント時にはおそろいのTシャツを着てサポートします。
設立以来のメンバーでリーダーの乙田未来さん(扶桑中3年)は「踊るのはもちろん楽しいし、見ている人たちをも元気にさせられる」と練習に励み、江口美紗さん(同2年)も「踊りが決まったとき、踊りきったときは最高にうれしい」と、いつかは「にっぽんど真ん中まつり」に参加したいと話します。今後の活動の予定は、22日に「豊川よさこいinおいでん祭」、6月5・6日は犬山市石作り公園で開かれる「踊芸祭」、同20日は江南すいとぴあで開かれる私学祭に招待チームとして参加し、会場を盛り上げます。

可憐な野イバラ

白い小さな花が見ごろになった野イバラ=江南市草井町の木曽川河川敷で今月13日写す。
江南・木曽川河川敷で見ごろ
江南市草井町、すいとぴあ緑地グラウンド周辺の木曽川河川敷一帯に自生する原種のバラ「野イバラ」がことしも満開になり、辺りにはバラの香りが立ち込めています。河川敷を歩くとき、洋服を引っ掛けたり、とげが刺さったりすることもある野イバラですが、可憐な白い小さな花が密集して咲く様子は園芸種にはない自然の美しさがあります。秋には赤い実を付け、強壮、下痢止め、利尿などに効果があるとして民間治療薬に昔から用いられてきました。
●ホタルが羽化
また、すいとぴあ江南のホタル水路では、4月7日に放流したホタルの羽化が始まっています。放流された幼虫は昨年同水路で生まれ1年間飼育してきたものに、市内のホタル研究家から提供された幼虫も合わせたヘイケホタル約800匹、ゲンジホタル約50匹。ホタル発生期間中は展望タワーのライトアップは午後8時まで。併せて3階ギャラリーでは7月末まで「ほっほっホタルこい」と題して、ホタルの飼育方法や成長過程などの展示が行われています。

わたしたちの市町村合併
今夜から5会場で 扶桑町の住民説明会
江南市、岩倉市、大口町、扶桑町でつくる市町村合併検討協議会が3月末日で解散したことを受け、新たに犬山市との合併を模索する扶桑町では、「市町村合併住民説明会」を22日から5カ所で予定しています。同町の市町村合併にかかる経緯や合併の必要性、犬山市との合併協議についての説明で、河田幸男町長も出席して行われます。日程は次の通りです。22日午後7時〜高雄学供集会室、23日同7時〜山名学供集会室、29日同7時〜扶桑東小体育館、30日同7時〜柏森小体育館、6月2日同7時〜同町中央公民館講堂 (問)扶桑町役場合併対策室 TEL扶桑93−1111。

世代を超えた町民バンド
●「大口ウィンドアンサンブル」  2年前、大口町制40周年を機に誕生
平成14年に大口町が町制40周年を迎えたと同時に、記念バンドとして発足した「大口ウィンドアンサンブル(宮野幸団長)」。それまで町民バンドのなかった同町にとって、初めて住民らで構成された吹奏楽団です。団員は町内2中学校の吹奏楽部の部員をはじめ、近隣の中高生と成人で現在約60人。中には夫婦、親子での参加もあり、年齢の枠を超えた、吹奏楽の大好きな人たちが集まるバンドです。昨年11月に初めての定期演奏会を同町民会館で行い、ことしは10月31日の第2回演奏会に向け新しい曲を披露しようと練習に力が入ります。アニメソングや歌謡曲など、レパートリーは数10曲で、新しい楽譜を手にすると早々音を合わせるなど「常に楽しんで演奏したい」という、宮野団長の気持ちが団員にも伝わっているのか、和やかな雰囲気の中、息の合った演奏が響きます。中学生は部活動の一環として、大人は楽器が演奏できる場として、皆が演奏を楽しんでいる同団。中学を卒業し、高校生になっても練習に通う団員もいるなど、宮野団長は「いろいろな年代の人が集まり、一緒に練習できることはうれしいこと。1人ひとりが団員としての意識を持ち、大口ウィンドアンサンブルを育てていけたら」と、今後の成長を楽しみにします。同団は団員を募集しています。練習は毎週土曜日、大口北部中ほかで。初心者も可。団費は高校生まで無料、それ以上は月500円。
 
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