(左から)成瀬家の家紋が入った具足、家康の遺品ではないかといわれる鎧櫃、小牧長久手合戦図屏風=犬山市文化史料館で |
●小牧長久手合戦図屏風など
日本最古といわれ国内で唯一、個人が所有する城として有名だった犬山城は、4月1日に発足した財団法人「犬山城白帝文庫(成瀬淳子理事長)」へ所有者の成瀬家から寄付され、同財団が維持、保存、研究をしていくことになりました。 ●(財)犬山城白帝文庫開設記念
天文6(1537)年に築城された犬山城は、別名「白帝城」とも呼ばれ昭和10年に国宝に指定、昭和36年から同40年の解体修理工事以降は、犬山市が管理を行ってきました。財団の設立により、今まで未公開であった成瀬家伝来の古文書などの所蔵品も寄付され、今後は調査研究が進められ一般にも公開していく予定です。同財団の開設を記念して、犬山市文化史料館で「犬山城主の愛蔵品展」が開催されています。 |