●団員44人の犬山市民合唱団
犬山市民合唱団(奥田しげみ団長)は創立20周年を迎え、記念の定期演奏会を5月9日午後1時30分から、犬山市民文化会館大ホールで開催します。同合唱団は昭和58年に発足。現在の団員は44人で、そのうち15人が男性の混声合唱団です。定期演奏会は12回を数えますが、今回は特別に犬山になじみの深いシュロス管弦楽団から、バイオリニストの水野慎太郎さんを迎え、ポピュラー曲集で共演。そのほかにも混声合唱で組曲、男声同でロシア民謡、女声同で懐かしの童話などを合唱、多彩なステージにする予定です。指揮は谷鈴代さん。中でも、第1回演奏会で発表した組曲「水のいのち」は、団にとって特別に思いのある曲で、練習にも特に熱が入ります。奥田団長は「働いている人が多いので、週1回の練習を保ってきましたが、今回は回数を増やして全員で練習に励んでいます。今までにない仕上がりになっていますので、皆さんぜひ聴きにきてください」と呼び掛けます。また団員の一人で、在籍約15年の河合武史さんは「一時は仕事が忙しく男性が激減したこともありましたが、『よくここまで』と思い、演奏会に向け自然に練習にも力が入ります」と、感慨深く話していました。入場は無料です。 |