歌声響け・・・160501掲載

創立20周年を記念し定期演奏会 5月9日開催

バイオリニストを入れて、 練習する犬山市民合唱団員
団員44人の犬山市民合唱団
犬山市民合唱団(奥田しげみ団長)は創立20周年を迎え、記念の定期演奏会を5月9日午後1時30分から、犬山市民文化会館大ホールで開催します。同合唱団は昭和58年に発足。現在の団員は44人で、そのうち15人が男性の混声合唱団です。定期演奏会は12回を数えますが、今回は特別に犬山になじみの深いシュロス管弦楽団から、バイオリニストの水野慎太郎さんを迎え、ポピュラー曲集で共演。そのほかにも混声合唱で組曲、男声同でロシア民謡、女声同で懐かしの童話などを合唱、多彩なステージにする予定です。指揮は谷鈴代さん。中でも、第1回演奏会で発表した組曲「水のいのち」は、団にとって特別に思いのある曲で、練習にも特に熱が入ります。奥田団長は「働いている人が多いので、週1回の練習を保ってきましたが、今回は回数を増やして全員で練習に励んでいます。今までにない仕上がりになっていますので、皆さんぜひ聴きにきてください」と呼び掛けます。また団員の一人で、在籍約15年の河合武史さんは「一時は仕事が忙しく男性が激減したこともありましたが、『よくここまで』と思い、演奏会に向け自然に練習にも力が入ります」と、感慨深く話していました。入場は無料です。

本場ドイツからオーケストラ招き 第九演奏会 5月30日
●犬山音楽文化協会の合唱団員178人が出演
犬山音楽文化協会(長谷川信彦理事長)は本場ドイツからオーケストラを招いて5月30日、犬山市民文化会館で第九演奏会を開催します。来訪するのはドイツ・ハイデンハイム市のフォイト管弦楽団の一行、約75人。2002年秋に犬山市民中心の合唱団が同市を訪れ共演をして以来親交を続け、今回の来日が実現したものです。今回の合唱団は178人。ドイツでの演奏に参加した人も多く、毎週土曜日の練習には熱が入ります。特に4月10日の練習には市国際交流員のステファニーさんを迎え、ドイツ語の指導を受けました。今回の演奏会の魅力を実行委員長の中西荘司さん(67)は「第九をドイツ語で、しかも本場ドイツのオーケストラの演奏で歌うことが、歌う側も聞く側にも何と言っても魅力」。指揮の赤塚尚武さん(66)も「何度も第九をやっているが、今までで一番良い仕上がりです。素晴らしい目標があるので練習も本当に熱心。ドイツ側も日本に来るのを楽しみにしてくれています」と話します。合唱団員の井上金吾さん(61)=上野=も「ドイツにも参加したので、今回も夫婦で無条件参加で」と、演奏会を楽しみにしています。ハイデンハイム市はドイツ南部に位置する町で、人口約7万人。古城がシンボルで美しい川も流れていて、とても犬山に似ているとのこと。来日するフォイト管弦楽団は、ハイデンハイム市を中心に活動する実力ある楽団で、10代後半から70代後半まで、親子や兄弟、夫婦で参加している人も多く、第九の本場を思わせます。赤塚さんは「演奏会そのものが音楽を通した国際交流。今回は団員やその友人宅で66人がホームステイをするので、一層身近な素晴らしい交流になりそう」と語り、今後も犬山とハイデンハイム両市の交流が続くことを願っています。「第九演奏会」は犬山市民文化会館で5月30日午後6時30分開演、チケットは2500円。演奏会に先立ちアンサンブルコンサートが無料で、5月29日午後1時から南部公民館で行われます。30日午後2時から市民文化会館で行われるリハーサルも一般に公開されます。(問)犬山市民文化会館TEL犬山67−2411

ドクターパパに聞こう!

廣田貴久さん
●5月11日 大口町で子育て情報交換会
大口子育て情報「ぎゅっと」を季刊誌で発行する「マミーポケット(中西由美代表)」は、子育て中の母親を対象にした情報交換会、第2回マミーズルーム「Dr.パパの子育て質問箱」を11日午前10時から大口町健康文化センター4階で開きます。同町の「元気なまちづくり事業」として行われるこの会では、子どもと一緒に手遊びなどで過ごした後、同11時からさくら病院第2小児科部長の廣田貴久さん=写真=による、子どもの病気などについての話と質問会が行われます。
廣田さんは愛知医科大医学部を卒業後、防衛医大小児科助手、米フィラデルフィア小児病院留学、愛知医科大小児科助教授を経てことし1月から同病院に勤務。著書に『Dr.パパの子育て質問箱』などがあり、三女の良きパパでもあります。参加費は無料で、託児(無料)も用意されています。(問)纐纈さん@TEL大口95−8128

学校創立100周年に向け 絆を深めよう
●8月14日、お菓子の城で同窓会を計画 
昭和58年卒業愛知県立犬山高等学校同窓会実行委員会は8月14日、お菓子の城で開催する全クラス対象の同窓会に向けて10クラスの代表33人のメンバーがミーティングを重ねています。 発起人は奥田隆晴さんと兼子清さん。平成14年に4クラス合同のクラス会を行ったところ、他のクラスからの反響も大きく「それなら全クラス合同でやるか!」と計画が立ち上がりました。
「歴史と伝統ある愛知県立犬山高等学校が平成12年に創立90周年を終え、来る創立100周年を迎えるにあたり、我々、昭和58年卒業生としての強い絆を深める」「高校時代にタイムスリップし、当時の思い出話や近況報告などを交えながら、和やかなひとときを提供する場とする。また、この同窓会を通して、さらなる友情と強い絆を基に、今後のネットワークの発展に寄与する」の2つを目的に掲げましたが「山高の先輩たちは、みんな頑張っているんだぞ」ということを在校生たちに見せたい、アピールしたいという気持ちもあるとのこと。卒業生450人が参加するきっかけになればと、情報発信の一つとして作ったホームページは「実行委員紹介」や「交流のページ」「実行委員会報告」など内容が盛りだくさんです。昨年の2月から毎月1回開催してきた役員会。会議中に飛び交っているのは高校時代のニックネームです。「何年会っていなくても、すぐに高校時代の様子が思い浮かぶ」と言うメンバー。「同窓会の当日も楽しみですが、何10年かぶりに会って、みんなでわいわいとやれるのがいいですね」と話します。同窓会のお問い合わせは犬山高校同窓会事務局(犬山高校内)(問)犬山61−0236、またはホームページhttp://www12.ocn.ne.jp/~yamakou/で。
 
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