写生大会に約520人参加・・・160424掲載

フジの下で絵筆を走らす

尾北ホ ー ム ニ ュ ース 大賞 受賞
古知野南小3年、田中杏治君の作品

●尾北ホームニュース大賞は
  田中杏治君(古知野南小3)の作品
 
尾北ホームニュースは「第18回江南藤まつり写生大会」を4月18日、早咲きのフジとボタンが咲き誇る江南藤まつり会場の曼陀羅寺公園で行いました。青空が広がり汗ばむ陽気の中、参加した幼児や小学生約520人がフジの花の下で絵筆を走らせました。大会終了後、同寺正堂で審査を行い、尾北ホームニュース大賞など入賞作品61点が決まりました。審査にあたった、江南市美術協会顧問の伊奈三知夫さんは「ボタンやフジなどを子どもの素直な心で見つめ、明るくのびのびと描いた作品は見る人にも感動を与えます。写生を初めて経験した子も多いと思いますが、よく集中して仕上げました」と話していました。入賞作品は5月1日から5日まで、曼陀羅寺正堂に展示。表彰式は同正堂前で5日午前10時から行います。入賞者は次の皆さんです。(敬称略)
【尾北ホームニュース大賞】田中杏治(古知野南小3)
【中日賞】村田明希子(古知野南保年中)  境実聡(藤里小3) 
      舟橋雅大(古知野南小4)
【中日新聞販売店賞】長村京香(大口幼年少)
【江南市長賞】舟橋宏幸(古知野南小2)
【犬山市長賞】家城有里加(楽田小2)
【扶桑町長賞】戸田侑李(扶桑町南山名・3歳)
【大口町長賞】前田幸輝(大口南保年少)
【江南市教育委員会賞】江口尚明(古知野西小1)
【江南商工会議所会頭賞】大橋萌(門弟山小4)

【尾北ホームニュース賞】◎中井彩月(江南市藤ヶ丘・2歳) 兼松亜衣(江南幼年少) 澤田まさひろ(古知野西保年中) 古田莉佳子(平安幼年中) 小室波輝(江南第2幼年中) 後藤愛里紗(あずま保年中) 後藤良輔(同) 武川雄樹(江南幼年長) 水野桃奈(古知野中保年長) 橋爪美佳(犬山幼年長) 村瀬友梨子(江南幼年長) 木愛生(斉藤保年長) 不破ゆうじ(平安幼年長)     

写生大会のようす
=曼陀羅寺公園で
伊藤綾那(江南第2年長) 犬飼寛之(宮田小1) ◎加藤光葉(古知野北小1) 青山友紀子(藤里小1) 石井麻衣(門弟山小1) 炭かま優花(古知野東小1) 横山茜(門弟山小1) 澤木夢叶(犬山南小1) 小栗周平(山名小1) 外山詩織(犬山南小1) 家城敏明(楽田小1) 伝田奈生(布袋小1) 谷口誼(草井小2) 近藤広大(布袋北小2) 稲波慶高(宮田小2) 小室駿太(草井小2) 青木仁美(古知野東小2) なおいゆうき(布袋北小2) 守田周音(宮田小2) 稲垣香保(古知野西小3) 山部貴美(草井小3) 伊藤彩実(同3) 伊神桃子(古知野南小3) 野倉万貴彦(犬山・東小3) 加藤稚葉(古知野北小4) 丹下都(古知野西小4) 武田美桜(同) 浅井美貴子(山名小4) 橋本沙樹(宮田小4) 伊藤優奈(草井小5) 守田航馬(宮田小5) 稲垣貴文(古知野西小5) 水野啓太郎(門弟山小5) 家城香緒里(楽田小6) 三輪昂寛(古知野東小6) 今井麻未(古知野北小6) 貝沼雅人(大口西小6)
※作品の返却について・・・選外作品は5月6日以降、入賞作品については6月7日以降、電話連絡の上、尾北ホームニュース=江南市石枕町=までご来社の方に返却いたします。

憩いの水辺スポット
完成した「しみず公園」
・・・・=江南市前野町
●古知野東小児童の提案を生かす 
   しみず公園が完成(江南市)

青木川と丹羽用水に囲まれた江南市前野町西に、かつて青木川の水源であった「前野の清水」を活用した「しみず公園」が整備され、13日に前野区(石川惠輝区長・約400世帯)による完成式が行われました。完成式には堀元江南市長をはじめ同区の役員ら約30人が参列。神事に続いてテープカット、前野町に悲恋物語が伝えられる「お菊さん」の供養も行われました。平成12年に県の「水辺スポット構想」に認定された同公園は、古知野東小学校の児童が総合学習の中で歴史や環境、福祉、高齢者に配慮した公園造りを提案。「段差のない道」「生き物のすめる池」「休憩できるテーブルやベンチ」など、子どもたちの意見が生かされました。自然に親しんでほしいと約3200平方メートルある公園の中央には250平方メートルのビオトープ池が造られ、水生生物が生息しやすいようにヒメガマやカサスゲなどを植栽。完成式典後には、あずま保育園(小澤昌子園長)の年長児28人がカワバタモロコやシマドジョウ、スジエビ、ヒメタニシなどを放流しました=写真下。隣接する青木川に下ることもでき「お菊さん」の碑がまつられるなど、歴史や地域の特性を生かした公園は早くも人気スポットとなり、自然環境を学ぶ場、多くの人たちの交流の場となっています。生態系に配慮しているためビオトープ池には「ザリガニや外来種などは放流しないよう」呼び掛け、NPO法人「トンボと水辺環境研究所(川口邦彦代表)」が管理。公園全体は、前野区が清掃活動などを通して管理していきます。

花見会場で交通安全PR 〈大口〉
交通安全などを呼び掛ける   
大口町商工会婦人部の人たち
「春の交通安全県民運動」期間中の7日、大口町交通安全協議会と江南警察署共催の交通安全キャンペーンが、大口町堀尾跡にある堀尾跡公園で同町商工会女性部(社本朋子会長)の協力の下に行われました。新入学・園児など、生活環境が変わった子どもたちや、気候も良くなり外出する機会が多くなる高齢者を交通事故から守ろうと実施される「春の交通安全県民運動」。ことしは、花見に訪れた人たちでにぎわう桜満開の堀尾跡公園で、飲酒運転の禁止やシートベルト・チャイルドシートの着用、ひったくり・車上狙いの防止を呼び掛け、啓発チラシとキャンペーン品を配布しました。キャンペーンに同行した着ぐるみのペンギンは子どもたちに大人気で、一緒に記念写真を撮りながら「車には気を付けます」と約束していました。

ハソリで炊き出し
扶桑中高年料理同好会の皆さん ●地域の人を招き、野外コンサートも 
「災害時に備えハソリと流木を使い、炊き出しの実演を」と、扶桑中高年料理同好会(佐藤昭夫会長)主催のハソリのつどいが先ごろ、木曽川扶桑緑地公園キャンプ場で行われました。食事の提供だけでなく、野外コンサートも開かれ、約270人が参加しました。普段は料理を楽しんでいる会員約30人が「地域の公民館にあるハソリをいざという時にみんなが使えるように」と「地域の人に楽しんでもらおう」の両面から計画したものです。あいにくの雨模様で木曽川の流木を集めることはできませんでしたが、プロパンガスではなく薪を使ってハソリでご飯を炊く技術を講習=写真。五目ご飯とイモ汁が炊き上がるまで、地元の「扶桑ハーモニカクラブ」や犬山の「オカリーナ・プッポロ」「小牧コカリナ・木霊」などが演奏を披露し、食事の前のひとときを盛り上げました。
山名学区の「宅老・かしの喜」から参加した大西光枝さんは「外でたくさん炊いたご飯は本当においしい」。また、45人が参加した社会福祉法人ふそう福祉会「たんぽぽ」の今枝卓雄理事長も「通所者が野外で楽しめる、こういう機会をいただいて感謝します」と話していました。同会の佐藤会長は「他のボランティア活動で知り合った演奏家も参加してくださり、皆さんに楽しんでもらえた。今後も自分たちだけでなく、少しでも社会貢献を続けていければ」と語り、大藪興四孝実行委員長も「ハソリ文化をわれわれの年代が継いでいかなければ。災害の観点からもこの催しを続けたい」と話していました。小雨の中、ハソリで作った食事と桜、音楽で参加者は心を温めていました。
 
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