くるみの里の代表、高味さんに車いすを贈る4年生の代表児童=藤里小で |
●アルミ缶集めてつぶした40000個
江南市の藤里小学校(森川幸子校長、580人)の4年生91人は22日、集めたアルミ缶を車いす1台と交換し、福祉施設くるみの里に贈りました。身近な環境問題を自分のこととしてとらえ、今自分にできることは何かを考え実践する総合学習「ごみのゆくえ、ごみのダイエット運動」に、1年間取り組んだ4年生。家庭から出るごみの行方を追って大口美化センターを見学し、資源ごみの回収見学では分別の仕方、リサイクルについてなどを体験学習しました。その中で、日常生活でもよく出るごみのアルミ缶が車いすに交換できることを知り、2学期から集めることに。チラシやポスターを作り校内だけではなく地域の人にも回収を呼び掛けました。12月までは順調に集まったアルミ缶ですが、1月に入ると集まる量が減少。「アルミ缶がなかなか集まらなくなったとき、本当にもらえるのかなと心配だった」という小玉颯君ですが、何度も地域のスーパーや酒店に呼び掛け、みんなの協力で最後は4万個を越えました。 |