●楽田(犬山)の特産品作り・・・160313掲載

地場の古代米を使用

試作品を味わい、
アンケートに答える参加者
●16の試作品が完成、試食会行う
「地域の特産物を生かして魅力ある商品を作り、楽田地区を活性化しよう!」と、犬山市の楽田ふれあいセンター・しろやまで2月20日、特産品についての講演会と試食会が行われました。楽田地区コミュニティー主催、同商店会、犬山商工会議所が共催。
同地区では、3年前より地域振興活性化事業として、香り米(古代米)の育成収穫の実験を手掛けてきました。古代米は「大縣神社、青塚古墳、そして豊かな農地を有する楽田のイメージにピッタリ」と特産品に決まったものです。3年間の栽培の結果、昨年の秋に「愛知の香り101号」を55Kg収穫することができ、これを基に犬山特産品協会の会員、コミュニティー役員や地元の企業に加工食品の試作依頼をしてきました。その結果、試食会には香り米を使った食品としておかゆ、切り餅、まんじゅう、そば、豆乳プリンなど、いずれも趣向を凝らした物ばかり16品目が登場し、約70人の参加者は、香りを確かめながら順々に口に運び、アンケートに答えていました。
講演会では、商業活性化アドバイザーの加藤健二さんが「おいしさのほかに〜らしさ、こだわり、キャッチコピー、ネーミングも大切」と話し、勝野弘平同コミュニティー会長も「いい商品は愛知万博に合わせて商品化も」と意気込んでいました。今後も、市や商工会議所、観光協会などに協力を依頼しながら試食販売会などを続け、特産品の逸品作りに力を注いでいく予定です。
●古代米を使った試作品
ケーキ(左)とそば(右)

1日女性消防官や幼稚園児も活動
●全国火災予防運動をPR
春季全国火災予防運動(1〜7日)に合わせて、各消防本部ではさまざまな取り組みが行われました。丹羽広域事務組合消防本部は1日、「家庭の防火責任者は女性」という考えのもと、1日女性消防官14人を任命。はしご車の試乗や初期消火訓練、救急講習などを指導しました。丹羽消防署管内ではことしになり、すでに7件(前年同時期2件)の火災が発生。ごみや枯れ草を焼却していて予想以上に火が広がってしまったなどの事例が目立つそうです。参加した藤川文代さんや横井千恵子さんは「天ぷら火災など家でできる防火対策の参考になりました。救命講習もありこの体験が安心につながります」。
また、午前中には大口幼稚園(山田博司園長)の年長児95人でつくる幼年消防クラブと共に、買い物客でにぎわう大口町のアピタ大口店へ出動し、啓発チラシを配布。園児たちも元気いっぱいに「世界に一つだけの花」や「火の用心の歌」などを鼓笛演奏し=写真、防火を呼び掛けました。江南市消防本部は西武ポリマ化成(株)名古屋工場で、犬山市消防本部は日本モンキーパークモノレール線成田山駅付近で、それぞれ消防合同訓練を行いました。

あす、姫の宮豊年祭

毎年、大勢の見物客でにぎわう大縣神社姫の宮豊年祭
●犬山・大縣神社
犬山市宮山、大縣神社姫の宮で14日、五穀豊穣と諸産業の発展を願う、豊年祭が行われます。尾張に春を呼ぶ祭として知られ、神幸行列と献餅車飾車パレードが見どころです。午前9時から祈年祭。同10時から子どもみこし、同11時から稚児行列がそれぞれ神社西約300mの第3駐車場から境内に向かって出発します。正午になると楽田駅北東にある諸鑵神社で神幸祭が始まります。午後1時、約250人の神幸行列が徒歩で同神社を出発。猿田彦を先頭に42厄、地元二の宮町内のみこし、天馬などが列をつくり、同2時30分ごろ大縣神社に到着予定。また、献餅・飾車パレードは午後0時30分に今仙電機製作所を出発。ことしの大鏡もち(10俵)は、小牧市のダイセー倉庫運輸(株)が奉納するほか姫之宮福娘を乗せたオープンカーや飾車など18台と馬3頭が列に加わります。
同1時10分、大縣神社に到着予定。もちまきは3600個を用意して、同4時から始まります。
卒業記念壁画が完成
完成した壁画の前に並んだ6年生93人=扶桑町立柏森小学校で
●柏森小  テーマは「きょうも笑顔で楽しい学校」
扶桑町立柏森小学校(堀江幸雄校長)の6年生93人が、卒業記念に体育館の壁面に絵を描きました。「きょうも笑顔で楽しい学校」をテーマに、みんなが楽しく触れ合って遊んでいる様子が桜の木を背景に、横440cm×縦175cmと同250cm×175cmの大小2枚の壁画になりました。1月に何度も描き直したという下絵。アイデアを出し合って下絵を描いたのは濱口綾菜さん、幸村明里さん、常家麻未さん、村瀬さゆりさん、川瀬尚君。川瀬君は「絵を描くのは楽しかった。自分で楽しいと思えることができたのでよかった」と笑顔で話しています。2月中旬から壁に描き始めて、明るい水色やピンク色に塗り「壁にでこぼこがあって、細かいところが塗れなかったりして、思っていたより大変だった」とのこと。19日の卒業式に向けて、6年生は希望に胸を膨らませています。
 
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