ここでは私の第三の趣味と言えるSF小説について紹介します。過去は100冊ほど持っていましたが、かなり無くしたりしており、現有のライブラリから気に入っているものをいくつかピックアップしてみます。ここで紹介しているもの以外は現在まだ整理されておらず、時間をかけてそれらも紹介して行きたいと思っています。
ここで紹介している本のカバー画像は、著作権がありますのでみだりに使用しないでください。
このような個人ライブラリのほんの一部の紹介ではありますが、何か感じましたらリンクページにあるコメント送信ダイアログを使っていただくか、ページの下にあるアドレスをクリックしメールモードにして、お気軽にコメント下さい。
| タイトル 英題 |
カバー表紙絵 | 出版年度 初版出版年度 |
作者 訳者 |
出版会社 | 関連リンク | Hiroの大変私的なコメント |
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| 惑星カレスの魔女 THE WITCHES OF KARRES |
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1966 |
鎌田三平 |
創元SF文庫 |
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もともと新潮文庫から発行されていたものを、創元SF文庫から再発行されたものです。風の谷のナウシカを思わせるストーリーに、スペースオペラを合体させたなかなかの出来です。また、カバー絵も宮崎駿さんによるもので、正にイメージどうりです。 |
| ヴァーチャル・ガール VIRTUAL GIRL |
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1993 |
田中一江 |
ハヤカワSF文庫 |
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新進気鋭のアメリカ女流SF作家によるものです。冒頭は近未来にコンピュータオタクの青年が自分だけのガールフレンドをアンドロイドで作ってしまうくだりから始まり、ああいつもの話しかと思うのですが、さにあらずこのアンドロイドのマギーは人間社会に入って行くに従い、とまどい躊躇しながら成長し貧しい人や人種を越えて、人間のために尽くして行き自立した人格を確立していく。最後はハッピーエンドといえるが、コンピュータの目から見た視点で、人間が忘れていることを思い出させてくれる不思議な魅力を持った作品です。 |
| 緑の少女[上巻/下巻] THE COLOR OF DISTANCE |
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1995 |
田中一江 |
ハヤカワSF文庫 |
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バーチャル・ガールと同じエミー・トムソンの最新作です。バリバリのスペースオペラであるにもかかわらず、この作品は非常に不思議な感覚を持っておりハードな戦いや厳しい争いもなく、未知の惑星にたった一人残された主人公の女性科学者と風変りな惑星の住人との交流を基に、お互いを理解し合い尊重して行く過程を想像もつかない異世界での物語として読者をグイグイと引き込んできます。今までにないジャンルのスペースオペラとして絶対にお勧めです。 |
| 地底旅行 - |
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1864 |
石川湧 |
角川文庫 |
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古典中の古典といえるベルヌの名作です。何度か映画化されていますが、やはり原作ほどのインパクトのある情景は出来ないようです。未だに新鮮さが感じられる名作です。 |
| 二重太陽系死の呼び声 THE PLANET OF THE DOUBLE SUN |
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1931 |
野田昌宏 |
ハヤカワSF文庫 |
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私が最も好きなSFのシリーズです。ジェイムスン教授シリーズの第一作となる作品です。’21MM−392’とは機械人となったジェイムスン教授のコードネームで、不老不死の体を得て宇宙を探検する、非常にスケールの大きいスペースオペラと言えます。第一作は二重太陽系が舞台で、一つの太陽だけが出ているときは異次元につながってしまい、ジェイムスン教授の仲間が危機に堕ちるところをジェイムスン教授が、ここで登場する三脚人と協力して助ける話です。女性がまったく登場しないのですが、そんなことはどうでもよいほどのめり込んでしまうこと請け合いです。 |
| 放浪惑星骸骨の洞窟 INTO HYDROSPHERE TIME'S MAUSOLEUM THE SUNLESS WORLD |
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1933 |
野田昌宏 |
ハヤカワSF文庫 |
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ジェイムスン教授シリーズの第二作となる作品です。三つの話があり、1)水球惑星義勇軍出撃の巻、2)教授なつかしの四千年昔にもどるの巻、3)放浪惑星骸骨の洞窟の怪の巻、からなりどの冒険も、のめり込む面白さです。 |
| 惑星ゾルの王女 ZORA OF THE ZOROMES SPACE WAR |
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1935 |
野田昌宏 |
ハヤカワSF文庫 |
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ジェイムスン教授シリーズの第三作となる作品です。ここでは、ジェイムスン教授を機械人にして助けてくれた彼らの生身の種族が登場します。やはり息をもつかせぬストーリー展開が、読むものを引き込んで放しません。 |
| 双子惑星恐怖の遠心宇宙船 TWIN WORLDS ON THE PLANET FRAGMENT THE MUSIC MONSTERS |
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1937 |
野田昌宏 |
ハヤカワSF文庫 |
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ジェイムスン教授シリーズの第四作となる作品です。ここでも三つの話があり、1)双子惑星恐怖の遠心宇宙船、2)箱型惑星光球生物の怪、3)音楽怪人はギャンブルが大好き、があり何れも息をもつかせぬストーリー展開と考え付かないようなアィディアで、読むものを引き込んで放しません。 そうそうここで忘れてはならない事がありますが、カバーと挿絵を藤子不二雄氏が手掛けていることです。正にピッタリのイメージで大変好感が持てます。 |
| 透明惑星危機一髪 THE MAGICIAN OF MARS |
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1941 |
野田昌宏 |
ハヤカワSF文庫 |
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キャプテン・フューチャーシリーズの登場です。スペースオペラの代表作とも言えるこのキャプテン・フューチャーシリーズは、さすがスーパーマンやスタートレックなどを産んだアメリカならではの、宇宙痛快冒険活劇です。お話は太陽系内の話ですが、天王星を舞台として悪漢ウル・クォルンをやっつけるといったストーリーですが、息をもつかせぬ見せ場が多く、あっと言う間に読んでしまうことでしょう。 |
| 時のロストワールド THE LOST WORLD OF TIME |
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1941 |
野田昌宏 |
ハヤカワSF文庫 |
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これも同じくキャプテン・フューチャーシリーズの第六巻です。これ以外にも出版されていますが、私は全て購入していませんが今でも残っていたのがこの二冊です。一億年の昔にタイムトリップしてキャプテン・フューチャーが大活躍する、おなじみのスペースオペラです。 |
| 地球人のお荷物 EARTHMAN'S BURDEN |
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1957 |
稲葉明雄・伊藤典夫 |
ハヤカワSF文庫 |
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異色のユーモアSFで、何とも奇妙な世界での冒険の話です。主人公の地球青年が500光年離れた惑星に不時着し、そこで体験する物語ですが、出てくる生物がテディベアそっくりの住民という、海外の作品ならではの発想です。 |
| 超革命的中学生集団 - |
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1974 |
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ハヤカワSF文庫 |
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ハチャメチャSFの筆頭とも言える平井和正氏の作によるSFです。学園ものにSFとハチャメチャなユーモアをドッキングしたストーリーで、さすがに年齢を重ねてからはあまり読めないかもしれません。しかし、純粋に楽しむには手ごろな作品だと思うのでここで紹介しています。 |
| 毒ガス帯 THE POISON BELT |
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1912 |
龍口直太郎 |
創元SF文庫 |
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有名なコナン・ドイルの作になるSFです。これは「地球最後の日」を扱ったもので、壮大でかつ考えさせられるストーリーはさすがコナン・ドイルと言えます。そうそう忘れてはならないチャレンジャー教授シリーズの一つでもあります。 |
| ガス状生物ギズモ WAR WITH THE GIZMOS |
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1958 |
永井淳 |
創元SF文庫 |
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目に見えない宇宙生物の地球侵略といったテーマと同じような内容のこの作品ですが、やはり舞台がアメリカとあってスケールの大きさと構成が同類の作品と似ています。1960年代から1970年にかけて、このような題材を集めたSF映画がよく作られています。 |
| モモ MOMO |
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1973 |
大島かおり |
岩波書店 |
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ドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデの作品です。近年ネバーエンディング・ストーリーに続いて映画化され、一般にも知られました。この本は岩波書店から日本で最初に発行されたハードカバー装丁の立派な本となっています。児童向けではありますが、大人が読んでも十分読み応えがあり、近年の時間に追われる社会を魅力溢れる主人公モモの目を通して、痛烈に問題視した秀作です。 |
| はてしない物語 Die Unendliche Geschichte |
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1979 |
上田真爾子、佐藤真理子 |
岩波書店 |
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これもドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデの作品です。1985年にネバーエンディング・ストーリーとしてドイツで映画化されました。物語の中に入り込んでしまうという奇想天外なストーリーは読者を引き込んで放しません。また、この岩波書店発行のハードカバー装丁の本は、物語りの中の本と同様な装丁がしてあり、思わず読んでいるものも自分が主人公のバスチアンかと思ってしまいます。 |
| 二分割幽霊綺譚 - |
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1983 |
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講談社 |
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日本の女流SF作家と言える、新井素子さんの10冊目の作品です。彼女は私とほぼ同世代であり何か共感するものがあります。奇想天外な話で、分割され幽霊になった主人公が巻き起こすユーモアSFです。また、文章の書き方として文語調ではなくほとんどが口語調で書かれたもので、今の世代の作品の先駆的な作品でもあります。 |