旬のおすし
今の時季にふさわしいおすしをご紹介しましょう!
月に一度のペースで更新したいと思っていますが…(^_^;)
弥助の寿司(奈良県)
《平成14年11月上旬UP》
焼きアユのすし アユずし
またまた、2ヶ月おきの更新で、すみません(汗)。
さぁて、11月です!
11月1日といえば「すしの日」です!
この日は、全国すし商環境衛生同業組合連合会が、昭和36年に制定しました。
「なぜ11月1日?」とよく聞かれるのですが、
これは、歌舞伎の「義経千本桜」に由来しているそうです。
源氏の追っ手から逃れる敗将・平維盛は、奈良の吉野の奥地に落ち延びます。
かつての家臣の手を借りて、寿司屋の作男に身を変えることになりました。
その「名替え」の日が11月1日だったというのです。
(ただ、私にはその根拠出店がわかりませんが…)
ちなみに、この話のモデルになった寿司屋は実在しておりまして、
その名も、劇中と同じ「釣瓶ずし」。
奈良県下市町にあります。
釣瓶ずしは、釣瓶型の桶で発酵させたアユずしでして、
江戸時代には御所や将軍家御用の名物でしたが、
20年ほど前に発酵ずしの製造はやめて、
現在は、酢を使った早ずしを商っております。
写真は、現在の釣瓶ずしの主力商品・「焼きアユのすし」と、
発酵ずし時代の名残を若干残す「アユの姿ずし」です。
看板が 釣瓶に重し 鮎のすし
過去の「旬のおすし」はこちら
(かなり画像が重くなっております)