アニメ「メトロポリス」を斬る!!
〜同人夫婦の手塚アニメ対談シリーズ〜
(ひ)=服部弘キ(夫)、(お)=おみなへし(妻)です

(お)やっと観れましたね。

(ひ)前の劇場版から何年経っているですかねぇ。

(お)B・J以来でしょうか。

(ひ)レオは?

(お)えっと…レオの方が後ですね。ははは、勘違い。もののけと一緒でしたからね…。

(ひ)1997年ですね。松竹のプロデューサーが酷い目にあって以来…。

(お)あれはレオを作ったからクビになったんじゃないですよ、念の為。

(ひ)で、次は東宝を潰すわけですが、その企みは成功しそうで大変めでたいです。

(お)なんて人聞きの悪い…松竹潰れた訳じゃないじゃん。

(ひ)まぁ「千と千尋の神隠し」がメトロポリスの赤字をカバーしてくれるでしょう。

(お)そうだと良いんですが…ハッ、メトロポリスが既に赤字で終わるって言ってるんだ、コイツ…思わず同意してしまいましたが、赤字にはならんと思うけど…トントンかなぁ。

(ひ)どう言えば手塚先生の顔が立つんでしょうか。

(お)うーん、難しい。これは終わってみないとハッキリと分からない事ですよね。評判は割と良いですし、入りも都市部では良いみたいですね。


(ひ)ほう、誰ですかそんなデマを流しているのは。

(お) (ひ)さんはまったく信じないんですね。

(ひ)岐阜で観た時は2人組×4、しか入ってなかったし、作品自体もあのありさまですからねぇ。

(お)あーこいだけ話しただけで、もうこの先何言うか分かってきました、私。


(ひ)本筋に入る前に、私の覚えているメトロポリスは、小学館のハードカバーの高 いので読んだんですが、人造人間のミッチィが野球をして、一騎打ちして、溶けるというのですが、合ってますかね。

(お)なんたる省略。せめてスイッチで男と女両性具有とか言って下さい。

(ひ)まあとにかく、私の予備知識はそんなもんで、映画を観た訳です。後、私は手 塚ファンではないので、小ネタが出て来ても分かんないだろうと思ってました。

(お)まあそんなもんですよ。あとあと考えてみたらそうだった、というぐらい作品に集中してましたよ、私は。



(ひ)そろそろ斬り込んで行ってもいいですか?

(お)池田屋襲撃の新撰組みたいですね。

(ひ)まず、キャラクターですが、キャラ表見た時は割と「イケる?」と思ったんですが、色付けて動かすとちょっと…。

(お)ちょっとってなんやねん。

(ひ)まあ、「足が太い」。

(お)それはキャラ表で分かってた事ですよ。

(ひ)そうではなく、見た目が「不自然」だという気がして。

(お)うーん、歩いたり走ったりした時に「すね擦れる」とは感じましたが。


(ひ)メトロポリス発表当時、確かに手塚キャラの足はあの太さでしたが、以後のマ ンガやアニメ作品では、それなりに細いデザインになってましたので、いきなり足の太さだけ古くされても、他がリアルなので、違和感がありました。

(お)うん、何だか強調されてて目だってました。

(ひ)映画全体にも言える事ですが、バランス感覚が非常に悪いと感じましたが。

(お)人物と背景が溶け合ってないんですよね。

(ひ)科学技術とデザインが合ってないとか。

(お)あの時代にアナログ回線とか。トランジスタラジオが合わないと(ひ)さん言ってましたね。

(ひ)いや、むしろ逆で、アナログやトランジスタにこだわるなら、もっと古臭い未来都市のデザインの方が合ってたんじゃないかと。変にリアルにせず。

(お)チューブの中をエアーカーが走るような?


(ひ)エアーカーは走ってましたよね、チューブじゃないけど。

(お)うん。

(ひ)まあ私の考える未来とは、流線と曲線で構成されて、継ぎ目が全然無いという感じでしょうか。

(お)砂埃も立たない清潔な感じの?

(ひ)服なんかも未来的で。

(お)カラダにぴったりとしたスーツで?メットかぶってる?

(ひ)そんなカンジ。

(お)話を元に戻しまして、人物と背景が溶け合ってないっていう理由は、人物の影が少ないのも入るんじゃないかなぁ。

(ひ)私はさっきも言ったように、画面のクオリティを上げる必要はないと思っている ので、むしろ60年代の東映SFアニメの様に、色も線も背景ももっとスッキリしている方が良いです。

(お)クオリティ上げすぎって事?絵にリキ入れ過ぎって事っすか?

(ひ)ムダにね。

(お)この絵を作るのに長い時間かかったのにミもフタも無い言い方っスね。


(ひ)ムダな努力はコスト的に言っても
犯罪に近いでしょう。

(お)誰のせいと言いたいの?

(ひ)あえて具体的な名前は挙げませんが、
○友克洋です

(お)がーーーーーーーーーーん。「り」のつく人じゃないの?


(ひ)いや〜あの脚本じゃあ絵に凝るくらいしか…もう良くする方法がありませんし。

(お)ああ…ついに言ってしまいましたね。パンドラの箱を開けたな…。

(ひ)まあ、あの脚本を通してしまったというのは、りん先生の責任も少しはあるかなぁ、と。

(お) (ひ)さん、あんまし褒めない人ですが、今回の「イカン度」はMAXですか?


(ひ)レオの時もそうでしたが、原作うろ覚え、他の作品は読んでないので小ネタは 分からない、という状態で映画を観ている訳です。で、レオの時は「できは悪いが、ま、言いたい事は分かる」と思いましたが、メトロポリスは「何が言いたいの分からない」。

(お)テーマって何でしょか。

(ひ)映画を観終わった時点では、人間対ロボットの対立がテーマのように感じられたんですが、それにしても、変な演出で、むしろアトムで作った方が良かったのではないかと思いましたが。

(お)アトムって「人間対ロボット」というテーマ、良く出てきますけど、メトロポリスっていまいち誰対誰って明確な対立が無かったような…。

(ひ)そういう時には一番最後に出てきたティマの指揮するロボットの叛乱がメインテーマだったとみなすしかないんではないでしょうか。仮に実は違う事が言いたかったのであれば、それを観客に伝え切れなかった脚本家は大馬鹿モンだったという事で。

(お)アトラスの意味ないじゃん。

(ひ)いいキャラだったのに。実際、映画を見終わった時点では、メトロポリスの原作にロボットの叛乱が盛り込まれていた事は、忘れていましたので、ロボットの叛乱がテーマであると知ったのは、純粋に映画を観ての印象です。それを踏まえて感じたのは、アトラスとロックは明かにいらないキャラだ、と思います。あの2人がいなければどれほどスッキリした脚本になるか。

(お)ロックの役回りをハムエッグかランプにさせたらいいと。息子じゃなく、レッド公 に心酔する人として動き回る親衛隊の隊長みたいなカンジで。

(ひ)別にロックでも良いんですけど、ロックを出すなら、ロックの行動の動機が観客にも分かるようなエピソードを見せておいてくれないと。全体的にキャラの動機を説明するエピソードが足らなさ過ぎる。

(お)レッド公の死んだ娘の事とか…ただ写真持っていたりするだけじゃどれだけ愛していたか、その思い入れでティマを生き写しにするという設定が分かってこないですもんね。


(ひ)私は博士がティマ持って逃げるという行動の理由が分かりませんでした。あの人は請け負いでティマを作るだけの悪い博士にしか見えなかったのに、どうして渡さず逃げるのか。

(お)確かに。外見はレッド公の依頼通りだけど、中身の基本的設定は、博士の死んだ娘を基本にしてるとか、そーいう設定がないと…ねぇ。

(ひ)私の解釈は別で、レッド公の金で自分の研究を完成させたいだけで、最初から渡す気の無いずっこい博士という設定かと。

(お)私はロマンチストかい。




(ひ)あまりまじめな話が続くのもなんなので、そろそろ オ○コの話でも。

(お)ZONE3でケンイチ君と対面してトイメンで座って話してたシーンで、ティマはケンイチ君のコート一枚という危なっかしい格好で、体育座りしてましたが、あのシーンではもう、モロミエですね。(あー下品)

(ひ)座っているだけなら良いですが、あんな治安の悪いとこ走り回ってましたからね。下すっぽんぽんで。

(お)なかまっぱ(小本田絵舞さん命名)でしたもんねぇ。

(ひ)Dr.スランプみたいにツルツルだったんですかねぇ。

(お)うーん精巧に作る意味はないと思うんですケド。

(ひ)今は多分山吹先生のを見て精巧に作り直していると思うんですが。

(お)今ってなんや今って。

(ひ)いや、センベさん結婚したし。

(お)ああ、何か力抜けて来た…。




(ひ)ちょっと話は前後しますが、映画を観た後に、原作を読み直しまして、改めて感じました。
「脚本はカス」だと!!

(お)もう良いです。私は脚本が良くなくても楽しめましたよ。観てて気持ちいいCGとか配色、音楽とか…。

(ひ)いや、私も音はさすがドルビーデジタルと思いました。

(お)CGはどうだったの?(ジャングル大帝と比べるナヨ(念押し))

(ひ)
シマウマよりは良い。

(お)まだこだわってますねぇ、(ひ)さんは。


(ひ)でも私はああいうCGの背景は好きじゃないんです。

(お)なして?

(ひ)人物と合わないじゃないですか。

(お)お、さっき私の言った事と同意見だね。たしかにねぇ。




(ひ)脚本に戻って、私が映画を見終わった直後に感じた事をまとめてみますね。

1.ロックはいらない
2.ロックと博士の行動の動機が分からない
3.愛する娘と同じ外見のティマを最終兵器にするレッド公の気持ちが分からない
4.ペロのあたりのエピソードはアトムでやった方が合うんじゃないか
5.ティマが怒りを感じる理由が乏しい

  ですが、原作を読むと

1.ロックは出てこない
2.元々博士の人造人間をレッド公が横取りに来るので、博士が逃げるのは当然
3.レッド公はミッチィを愛してないので、兵器にするのは当然
4.(お)さんの言うには、アトムのエピソードだった
5.原作では、ミッチィ紆余曲折あるので、怒るのもムリないかと感じられる

というように、原作では納得出来る筋立てになっているのに、何故わざわざメチャクチャな脚本にしてしまうのか。ロックが出したかっただけか?

(お)そのあたりはムック本とか特番で言ってるかも。映画の前には極力情報を入れないようにしてましたから。

(ひ)どんな理由があったにせよ、あんな脚本にしてるようじゃダメだ。

(お)叫んだら気が済みました?

(ひ)手塚ファンはあれで納得行くんですか?

(お)多分、自分の中のモヤモヤした部分を上手く言葉で言い表せないのでハッキリと自分の意見を言えない人多いと思います。

(ひ)私が問題にしてるのは、好きかキライか、という評価の前に、映画の作りがおかしいんじゃないかと言ってる訳です。メトロポリスの原作から多少離れていても、2時間観て一つの話を破綻無く伝えてくれれば問題無かったですけどねぇ…。どうせ原作うろおぼえだったし。

(お)ひとつの作品の映画としては、ダメダメと言いたいのですね?

(ひ)何度も言うように、何が言いたいのか、どうしてそうなるのか、納得がいかないのです。

(お)うん、この話はこのあたりで終わりにして、それぞれキャラにスポットを当てて行きましょう。まずはティマから。

(ひ)ティマに限りませんが、「まつげ」に色が付いているのは画期的てしたね。

(お)ティマのまつげはいい!!と力説。


(ひ)ちゃんと金髪で、もう彩色の人えらい手間。

(お)サイズの大きい服からちょこんと手が出ているあたり、「萌え〜」な人多いでしょうねェ。


(ひ)私はあまり萌えませんでしたが。やはりエピソードの少ないせいで感情移入できませんでした  。

(お)キャラクター的に弱いって事?

(ひ)おつむと同様にね。むしろ印象に残ったのは、やっぱりロック。性格はムチャクチャだけど作画はヨイ。

(お)行動はもうまったくもって子供そのものだったけど、ね。


(ひ)ま、それは○友の責任ですが。

(お)呼び捨てにしとる!!こいつ。

(ひ)変にリアルにして、キショくなってるキャラばっかりだったけど、ロックはあまり違和感なかった、むしろ格好良かった。絵的に。

(お)一体何歳位に設定してあるんだろうと気になりましたが、私も絵的には文句の付けようがないくらいカッコイイと思いました。声はどうでした?昔、ロックの声優さんは誰がいいかと論じましたが、難しいという結論でしたもんねぇ。

(ひ)あの性格には合ってたかも。

(お)それ、褒めてるんですか?

(ひ)まあ、あのロックはロックじゃないし。

(お)背広着ないし。縞のネクタイしないし。

(ひ)あと印象に残っているのは、やはりペロでしょうか。

(お)アトムの「ホットドッグ兵団」読んでなかったんだねぇ…(ひ)さんは。

(ひ)ペロは声も渋い。若本さんはやっぱりイイ。

(お)あっけない最後でした…。

(ひ)そこはあれぐらいあっけない方がやるせなくて良いでしょう。

(お)ヒゲオヤジはもう言う事ないですネ。

(ひ)富田さんサイコー!!あと100年やって欲しいです。

(お)レオの時もそう言ってましたねー。「わしが悪かった!!」とか。

(ひ)お葬式には、遺影にヒゲオヤジの写真を並べておいて欲しいと。あと平成天才バカボン。

(お)ケンイチ君は…影薄いですね。

(ひ)ダメだよ白目なんかつけちゃあ。ケンイチ君じゃなくなっちゃうよ。

(お)いかにも普通の少年というカンジでしょうか。

(ひ)私はあと気になったのは、フィフイくらいですが、(お)さんは何かあります?

(お)最初のレッド公見て「なんていう肌色の悪さ」と、悪役でもマツゲありーの、目がキラキラしいてびっくりしました。

(ひ)
名倉ワーーーーールド。

(お)あと、ティマの話に戻るんですが、上を見上げて髪の毛がフワフワ動くシーン、あんな所にあったんですね。見せ場というほどでも…。

(ひ)私が気になったのは、ヒゲオヤジがケンイチ君を追って行こうとした時、食い逃げで捕まってしまうシーン、普通ファーストフードは前払いが基本だと思いますが。

(お)そこは急いで走ってトナリの人にジュースをぶっかけてしまい、襟首つかまれるような方が違和感ないですよね。

(ひ)あとフィフィの名前は何故わかったんでしょう。

(お)あれって勝手に付けたんじゃなかったっけ?




(ひ)実質メトロポリスの映画の中ではどれだけの時間が流れたのでしょうか。

(お)一週間くらいでしょうか?

(ひ)一週間で感情まで表す事出来るんでしょうか。

(お)そーいわれても…そもそも兵器に感情を表現する能力があるっていう設定不思議です。


(ひ)レッド公の考えとしては、ティマは兵器ではなく、人間を超える能力を備える愛娘ですから、感情と兵器とは矛盾しないんです。

(お)つまり、人間を超えるという事は、人間の能力はもちろんあって、それ以上に世界を統べる能  力を持っている、という事でしょうか。


(ひ)超人と言ってますね、映画では。

(お)忘れてました。

(ひ)原作でも確かに、扱いは超人なんですが、実際にミッチィは何年も人間として育てられ、社会性や常識を身に付けている訳です。しかるに、ティマはせいぜい一週間程度で、あれほどの知識や社会性が身に付くでしょか。

(お)それは元々から睡眠学習でインプット出来た事とか…「ティマ」っていう名前も思い出してるし。一週間(と仮定して)であれほどの社会性を身に付けたのも、学習能力が高くて、かつ、ケンイチ君が懇切丁寧な教え方をした、みたいなエピソードあったじゃないですか。

(ひ)睡眠学習の知識を思い出したという考え方はなるほど、と思いますが、それでもなお残る疑問としては、ティマがロボットに対して哀れみや悲しみを感じている点です。ティマに元々与えられた性格は、ロートン博士が入れたのでしょうが、当時のメトロポリス市民は、ロボットに対してそうした感情を持っていないように見受けられます。ですから、普通に性格をインプットすれば、ロボットは人間よりも下等であると考える性格が入っているのが、自然だと思うのですが。

(お)んーと、ケンイチ君やヒゲオヤジがロボットに対する対応が他の人とは違うのは、市民ではないよそ者だからなんですよね。ティマがロボットに対して哀れみを感じたりするのは、単に製作側がティマを天使みたいな女の子だという性格付けの為に加えたエピソードだと思うんです。

(ひ)それを言っちゃあおしまいだとおもうんですが。

(お)だってつじつまを合わせようとして、マニアがあれこれ設定を考えたりするのってヘンじゃん。


(ひ)つまり簡単に言うと、○友はツジツマが合ってない、ということで。

(お)最初から(ひ)さんそう言ってるじゃん。


(ひ)だから、○友君に「ここが悪いから次から気をつけなさい」と添削してあげてるんですよ。

(お)すっげーえらそう。世界の○オトモに向かって。でも、メトロポリスは「アキラII」だと言ってる人いますよ。崩壊シーンとか…ぐろぐろしている処とか…。

(ひ)まあ、ロックがロートン博士の研究所を振り向く処なんかアキラを封印していた部屋みたいでしたね。

(お)それから気になった事なんですが、エンドロールで、原画に小松原さん、金田さん、レイアウト協力に兼森さん、川尻さんの名前を見つけて驚きましたよ。

(ひ)驚いた事といえば、特別出演でイロイロ出てたみたいですけど、誰が誰だか分かりませんでした。

(お)ジャングル大帝の時も全然分かりませんでしたね。これはDVD買って後で検証しましょう。




(お)この映画を観に来る人って「○友の作品だから」っていう事で観に来るんでしょうか。ネームバリューで。

(ひ)ま〜そうかも。でも結局は手塚作品の評価になるんでしょうねェ…赤字だと。

(お)ヒットして欲しいですね。

(ひ)ウケれば○友の手柄で、コケたら手塚先生の責任。

(お)あ〜そうなるのかなァ〜(なげやり)ところで、映画始まる前の予告で千と千尋の神隠し」観たんですが、どうでしたか?

(ひ)まあ宮崎先生、ますますやりたい放題ったカンジでしょうか。

(お)あれって子供向けじゃないような気がしますが。


(ひ)前々から人間は堕落すると豚になる、というような事言ってましたから、その辺を盛り込んでいるでしょうね。

(お)千尋リアル指向ですね。ぐろぐろで。

(ひ)私がプロデューサーなら、ケリ入れてますよね。駿に。

(お)こいつは呼び捨てに し放題だ!!

(ひ)日本全体に言える事ですが、みんな我慢が足りない!

(お)なして?

(ひ)自分がこういうもんがやりたいと思っても、「親子向けだからかわいく作ろう」とか「理解しやすい脚本にする」とか周りの事情も考慮して映画作れんのかね。チミたちは。

(お)だってプロデューサーよりも偉いもん、あの人達。

(ひ)確かに!!私なんか1度も失礼な口きいた事ありません。

(お)(今まで言ってた事全部忘れとる…コイツ)

(ひ)そろそろシメに入りましょうか。ま、ヒトコトで言うなら、メトロポリスはスバラシイ映画だった、と。スタッフの皆様に感謝したい。

(お)(こいつ大丈夫か?)

(ひ)カンドーをありがとう!!

(お)(エンドマーク出た後、頭抱えてたクセに)

(ひ)最後にヒトコト「
○友、逝ってヨシ!!

(お)お、初志貫徹は良い事だが、夜道には気をつけろよ、アンタ。ということで終わりです。

2001.6.2(土)