別府ちづ子研究

2006年3月23日開設 


2011年2月13日「植物のふしぎ」「かわいいペット」追加
2010年12月10日「おいしいメルヘンおかし」追加
2007年3月13日「みさのおいのり」「やすみのひのおいのり」追加

はじめに
 事の始まりは、いつも行く古本屋に、1975年くらいの「なかよし」が一冊100円で売りに出されていたのです。こりゃ懐かしい〜と全部で9冊あったのをすべて抱え込み、レジへ持って行ったのでした。
 その頃私は小学生で、私は「りぼん」、姉は「なかよし」を買ってもらっていました。月に一冊しかマンガ雑誌を買ってもらえず、繰り返し読んだ作品は単行本化もされず、幻となっていたのです。それがもう一度読めるなんて!!とボロボロで落書き・キリヌキのある「なかよし」を読みました。
 「ドクターGの島」「タランチュラの口づけ」「ガラスの墓標」「はるかなるレムリアより」「ドロボーちゃん」「スポットライト」「キャンディ・キャンディ」…ああ懐かしい。
 「星の子ジュジュ」というハートフルな短編が連載されていて、これもまとめて読みたい作品の一つです。(作者「のなか・のばら」氏は立原あゆみ先生の別ペンネームです)
 牧村ジュン先生、りょー子・きっすもと先生、たかなししずえ先生のデビュー作が載っていたりして、面白いです。
 話を元に戻しまして
 その9冊のなかよしの中には、別府ちづ子先生の単行本未収録の作品があったのです。(「怪物くん恋わずらい」「ハネムーンがぬすまれた!」です)
 別府ちづ子先生といえば「エンゼル=トリオ恋ぐるい」で有名ですが、他の短編も面白いのです。「ゴハン粒で整形」というキーワードで、旦那も知っていた「美ちゃん美女失格」、いつも逆立ちしている「奇人変人大集合」などなど。
 吾妻ひでおチックなギャグであり、ペンタッチも美しく、当時の少女に多大な影響を与えたであろう、別府ちづ子先生の足跡をたどって行こうと思います。データ的にはあまりにも不完全ですが、少しずつ埋めて行きたいです。
 いつか、復刻できたら良いなァ、と思いつつ……。
単行本紹介
「あまい恋のビンづめ
(KCなかよし 講談社発行 昭和50年12月5日初版発行)

掲載作品
あまい恋のビンづめ  (「なかよし」昭和49年7月号掲載)
あひるちゃん恋ぐるい (「なかよし」昭和49年2月号掲載)
花むこ大脱走     (「なかよし」昭和48年10月号掲載)

※ブックオフでは昔のなかよしの単行本が無くなりつつあり探しにくかった一冊です。そののちインターネットで検索をかけて、目録をアップしている古本屋さんで購入しました。

エンゼル=トリオ恋ぐるい」
(KCなかよし 講談社発行 昭和51年3月10日初版発行)

掲載作品
エンゼル=トリオ恋ぐるい「対決!Eカップの巻」(「なかよし」昭和50年10月号掲載)
               「秋ですものの巻」  (「なかよし」昭和50年11月号掲載)
               「白い恋人たちの巻」 (「なかよし」昭和50年12月号掲載)
必殺!恋の一刀流     (「なかよし」昭和50年9月号掲載)
奇人変人大集合      (「増刊なかよし」昭和50年7月号掲載)


※小学生の頃に買った物は、無残にも色鉛筆で色をつけてしまい、後で買いなおしました。3冊の中では比較的一番入手しやすいです。

「なにをこしゃくな!!
(スターコミックス 大都社発行 昭和53年2月10日初版発行)

掲載作品
野良猫ダウンタウン    (「増刊フレンド」昭和52年11月号掲載)
なにをこしゃくな!!       (「なかよし」昭和51年2月号掲載)
オンボロカーでつっ走れ!! (「増刊なかよし」昭和51年9月号掲載)
あべこべ物語        (「なかよし」昭和50年9月号掲載)
美ちゃん美女失格!!     (「なかよし」昭和49年12月号掲載)
百鬼峠の入道ちゃん    (「増刊フレンド」昭和52年9月号掲載)

※ずーっと探していて、東京の古本店で入手できました。

これを踏まえ、自分の持っているなかよしと、ネットで拾った情報も加えて年表を作ってみました。

掲載号   タイトル       コメント

1970年12月「毒酒あげます」 (りぼんコミック)
1972年1月「好き!好き!魔女先生」(原作・石森章太郎)
1973年 2月「美ねこどらねこ」
1973年10月「花むこ大脱走!」
1974年 1月「恋のデストロイヤー」
1974年 2月「あひるちゃん恋ぐるい」
1974年 5月「「ゴットベビー対3人のギャング」
1974年 7月「あまい恋のビンづめ」   巻頭フルカラー
1974年 9月「あべこべ物語」
1974年10月「怪物くんの恋わずらい」 
1974年11月「ハネムーンがぬすまれた!!」
1974年12月「美ちゃん美女失格!!」
1975年2月「夢ならおまかせ」
1975年 3月「ピクルスとにんじん」
1975年 6月「5年2組のうた」
1975年 7月「奇人変人大集合」  (なかよし増刊号) 
1975年 9月「必殺!恋の一刀流」
1975年10月〜12月 「エンゼル=トリオ恋ぐるい」 巻頭カラー
1976年 2月「なにをこしゃくな!!」    巻頭2色カラー 
1976年 3月「ジュニアサイズはお好き」 
1976年 4月「メリールウの王子さま」第一回
1976年 5月「メリールウの王子さま」第二回
1976年 6月「メリールウの王子さま」第三回
1976年7月「メリールウの王子さま」第四回
1976年 9月「結婚試験でドッキリ」(別冊なかよし)
1976年 9月「オンボロカーでつっ走れ!!」 (なかよし増刊)  
1977年 9月「百鬼峠の入道ちゃん 」 (フレンド増刊)
1977年12月「野良猫ダウンタウン」   (フレンド増刊)
                 
まだまだ完璧な年表には程遠いです。
(国会図書館やマンガ図書館に行ったら分かるかなぁ)
その後の別府ちづ子先生は・・・

★昭和55年頃、小学○年生で連載
 私の実弟が小学5、6年生の頃、何年か下の学年の雑誌広告に、別府ちづ子先生の名前を見かけました。
「モモちゃん」という女の子の水着の立ちポーズが載っていたのを覚えています。
後日談・どうもその作品は「らくがきタイフーン」のようです。「小学6年生」1981年7月号〜1982年2月号に掲載。
ココを参照

★学習マンガ
「かわいいペット」(こども学習まんが)小動物の飼い方、「植物のふしぎ」
の2冊が集英社から発行している事が判明。ISDNは「NDC:K645」と「NDC:K470」
しかし、発売からだいぶ経っているので、多分絶版じゃないかと。
いやしかし、ダメもとで注文してみようかなぁ、とか迷っていましたが
まめに古本屋をめぐって2冊ともついに入手しました。後ほどアップします。
「おいしいメルヘンおかし」も入手しました。嬉しいです。
こども学習まんが「かわいいペット 小動物の飼い方」
監修/日本野生生物研究センター 千石正一・ドッグトレーナー大内桂世
集英社発行
1983年8月30日第1刷発行 
定価630円

少し等身が高く、少年漫画っぽい作画です。
なぜなぜ理科学習まんが6「植物のふしぎ」
監修 日本大学講師・理学博士 水島うらら
集英社発行 
昭和57年8月25日第6刷発行 
定価690円

等身が低く、ギャグっぽい人物描写です。
表紙の猿は孫悟空の孫のソンソンという設定で、物語のナビゲーターとなっています。
「学習まんが・ふしぎシリーズ(49) おいしいメルヘンおかし」
新井陽江著 別府ちづ子・城の内あずま・岡田日出子・画 
小学館発行
昭和59年12月30日初版第1刷発行
定価630円
 ISBN 4-09-296049-2 C8377

2010年12月11日入手
別府さんは表紙、裏表紙、カラーページのカット134ページ、2色とモノクロの漫画を描かれています。
女の子はもちろん、男の子の眼もキラキラと星が入っています。
「すばらしいわたしたちのからだ うけつがれる生命への賛歌」
フローレンス・ローゼンスティール著 長田弓子編訳 別府ちづ子編訳 
偕成社 版 1984年01月 発行2,310円(税込) ISBN 978-4-03-531010-5 
 
「まいにちのおいのり」  
「みさのおいのり」
別府ちづ子・長田ゆみ子(文)/リジイ・ナポリ(絵)
中央出版社発行、昭和55年3月25日第1刷発行、定価600円

紙製のカバーはありません。
ハードカバーで小型の本です。左ページにひらがなの文章、右ページに水彩画のイラストというスタイルです。タイトル通り、キリスト教のミサについての子ども向けの絵本です。
「やすみのひのおいのり」
別府ちづ子・長田ゆみ子(文)/アニエス・ゲイ(絵)
中央出版社発行、昭和55年3月25日第1刷発行、定価600円

上記と同じような装丁の本です。
「シンデレラ」
ペロー 原著 柿沼美浩著 別府ちづ子画 永岡書店 2002年1月発行
370円(税込) ISBN 978-4-522-18102-7
 
「白雪姫−七人の小人とやさしい少女」
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・グリム原著 ヴィルヘルム・カール・グリム原著 別府ちづ子画 学習研究社 版 714円(税込) ISBN 978-4-05-003137-5
 
レディースコミック!!
インターネットで(こればっかや)「別府ちづ子先生がレディースコミックを描いている!!」という書き込みを読み、書店で「ハーレクイン・クリスマスローゼス」という雑誌を立ち読み。読者欄に別府ちづ子先生のマンガの感想が載っている。この号の前の号「ハーレクイン・スイートローゼス」に作品が掲載されている事が判明、バックナンバーを取り寄せ出来ると記述があったので、申し込んでみました。
このようなハーレクインを原作とした雑誌ですが、昔、少女漫画界で活躍された方も大勢描かれています。
ハーレクインは説明するほどでもないですけど、元々の小説があり、それをコミカライズしているのです。
外国の大人の恋愛・必ずハッピーエンドになるところが「好き」「キライ」と分かれるでしょうね。
一冊の分厚い雑誌に3作品あり、別府先生は「恋が盲目なら」というタイトル。一つのマンガが単行本一冊分あり、この分だと単行本化も早そうだ、と思っていたら、直ぐに発売されました。
レディースでの別府先生の絵は、随分変わられてしまったけれど、(ホームページではっきりと「ヘタになった」と言ってる人もいたけれど)きっちりとした描線とか、狂いのないデッサン力など、前の絵と比べても決して見劣りしないと、ワタシは思います。
「恋が盲目なら」宙出版発行  
「運命の出会い」宙出版発行  
「半年だけ花嫁」宙出版発行  
「舞踏会の夜は更けて」宙出版発行  
「魔女とプレイボーイ」宙出版発行  
その他の情報
 

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