日本東西嗜好 インスタント食品(カップ麺)編


西日本向け 「どん兵衛」

東日本向け 「どん兵衛」

 「カップ麺を比べるに当たって、一番適当なものは何か?」やはり、日本らしく身近にある麺はうどんでしょう。と、いうことで、今回は日清の「どん兵衛」を扱うことにしました。
 みなさんは、ご存じですよね?同じ日本でも東の方と西の方で味の嗜好が違うのを。インスタント食品にもこれが反映されて商品開発され販売されているのです。みなさんがお買い求めの同商品はぱっと見は同じ(一番上の写真)でも、よ〜く見ると細かいところに違い(上の写真。どこが違うか分かりますか?)があります。


 中身も当然違います。まず、目に付くのがスープ袋の色。西日本向け「どん兵衛」(写真左)は赤色、東日本向け「どん兵衛」(写真右)は青色の袋が入っております。

 また、今回準備した2つには、「あげ」の色と形がなにやら違いました。西日本向け「どん兵衛」(写真左)は明るい色で角々した感じでしたが、東日本向け「どん兵衛」(写真右)は色が濃く角が少々落としてある感じでした。さらに、全体の形も西日本向けは明らかに長方形、東日本向けは正方形に近いかな?という感じでした。これは、たまたま今回の物がそうだっただけかもしれませんが・・・。
 お湯を入れてみたところです。みなさんはこの2つ(左側:西日本向け、右側:東日本向け)の違いが分かりますか?
 食べ終わったところです。明らかな違いがありますね。そう、スープの色です。東日本向け「どん兵衛」の方(写真右)が濃い色をしておりますし、西日本向け「どん兵衛」(写真左)は透き通ってそこの方まで見えますね。



 ということで、西日本向け「どん兵衛」と東日本向け「どん兵衛」の違いは分かっていただけたでしょうか?みなさんも旅に出たときにはちょっとこんな所に目を向けて見てはいかがでしょう?西日本・東日本それぞれの旅の土産にもなりますね。(ならないか?)


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