OREGON No.37 971122
 今日は、コンピュータの4回目。小学校での活用を述べます。
 小学校のインターネット活用の授業を2回見ることができました。6年生のクラスで、1つの時間は「ここオレゴン州の天気を調べる」というのが目的で、もう一つの時間は私が来たこともあって「日本について調べる」ことを目的としてくれました。コンピュータラボには、インターネットに接続可能なコンピュータが8台あります。数に限りがあるので、教室でペアを決めコンピュータラボへと移動していきました。
 コンピュータは以前にも述べたMac、ブラウザはNetscape Navigator2.01です。学校にとってインターネット活用は今年からの事、6年生の児童にとってはこれが2回目(学校で)のインターネット体験だそうです。しかし、みんなすらすらと操作していきます。そのわけは、家にコンピュータを持っている児童が何人かいて、操作方法を教えあうことと、今までのTechnology curriculum(コンピュータ教育をここではこうよんでいる)が児童の身に付いていて、コンピュータ操作の共通性(?)から自然に体が動くことにあるようです。それぞれの目的についての活動の様子を述べてみます
<オレゴン州の天気を調べる>
 ホームページ検索のYahooを使って、weatherとかOregonとかYamhillと言うキーワードを入力し調べていきます。最初はweatherだけなので、何百という数のホームページが上がってきます。しかし、キーワードで絞り込んでいくことで限られてきます。中には、newsと入力し新聞のページを探して天気予報に近づけていく児童もいました。早く探した児童は、そのページを印刷することまで行っていました。
<日本について調べる>
 これも、基本的にYahooを使って調べますが、児童たちは四苦八苦していました。どうしてだかわかりますか?そう、日本語フォントの問題に直面したのです。ある児童はYahoo Japanを見つけて項目別に調べようとしました。しかし、Yahoo Japanからしてまともに表示されず、先生にどうしたらよいか聞いていました。別のグループは、アメリカのYahooからJapanというキーワードで探し、気に入った項目を見るのですがやはり文字化け・・・。いくつかのグループは英語で書かれたホームページを見つけ見ていましたが、閲覧可能な(英語で書かれている)linkの少なさにちょっと意気消沈・・・。そこで、「大垣市の情報を!」と思いキーワードにOgakiを入力させました。しかし、ここでも文字化け・・・せめて絵ぐらいは見せたい!と思い「情報工房」のページへ。少しは大垣の紹介もできましたが、やはり限度がありました。
 そこで提言!これからホームページを作るみなさん!目を世界へ向けましょう!少なくとも英語のページをつけておくと、より多くの人に見てもらえますよ。

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