OREGON No.11 971017
 アメリカのお金についての話に続いて、今回は私が10月5日に行った買い物の話をすることにしましょう。
 そこにいけば、食料品(お菓子、肉、パン、お酒、他たいていの物はある)、家庭用電化製品、コンピュータやそのソフトウエア、衣類、車のタイヤ、おもちゃなど、生活に使えるあらゆる物がそろいます。しかし、日本で今までに行ったところとはちょっと違います。どこが違うかというと、とにかくスケールが違うのです。感覚的にいうと、何の気なしにホームセンター風の建物に入ると、そこには大きな倉庫があるのです。天井までの高さは10mくらい。そこに7〜8mの高さの棚が組んであって2〜3段に分かれています。その棚には物がどっさりと載せてあるのです。(イメージできますか?)店の中をお客さんの間をぬうようにフォークリフトが商品を載せて通っています。こんな店を日本で見たことありますか?もうびっくりです。
 これだけではありません。ここにはやたら試食コーナーが多いのです。食事の材料からお菓子まで、10カ所以上のコーナーがあります。量も割と多く、一通り回ればおなかがふくれるのですから不思議です。その試食を食べにきている人も多いときき思わず納得しました。
 量が多いのは試食だけではありません。一つ一つの商品がまとめ売りになっていたり、大きいサイズで売っていたりして、アメリカの人は本当に大量に購入しています。日本の大晦日を迎える位の量です。なにせ、大型のショッピングカートに山盛りいっぱい買うのですから・・・。
 驚きはまだまだ続きます。日本企業の製品が多いこと!テレビなんか、SONY、MITSUBISHI、SHARP、ビデオではこれに加えてHITACHI、 PANASONIC・・・そしてタイヤではBRIDGESTONEと日本の店かと思うほど多いです。貿易摩擦だ、日本バッシングだといわれるのも無理はありません。本当に日本の物は多いです。
 物価についても驚きがいくつか・・・。まず、コーラ。24缶で4ドル99セント。タイヤ、ブリジストンのポテンザ225/60 15(こんなタイヤを日本で使うかな?)が80ドルくらい、ついでにガソリンが1ガロンで1ドル49セント、州によってはさらに安いそうです。1ドル=125円位で計算してみてください。
 とにかく驚きの多い買い物でした。また行くそうなので、何か知りたい物があったらメールをください。調べてきますよ。
 それではまた。

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