OREGON No.08 971014
 今日は、アメリカのお金についてお話しすることにしましょう。  通貨の基本単位はドル(1ドル=125円前後、記号は$)です。紙幣で$1、$2、 $5、$10、$20、$50、$100、$500、$1000とあるそうですが、$2、$500、$1000はあまり見かけません。それぞれの紙幣の表には、下の表のように歴代大統領や歴史上の有名な人の顔が印刷されています。それぞれの人がどんなことをしたか調べてみるのも いいかもしれませんね。
 また、裏にはリンカーン記念館?($5) 財務省($10)、ホワイトハウス($20)、国会議事堂($50)、独立記念館($100)と建 物が印刷されています。$1と$2はほ かとは違って、$1の裏にはてっぺんに目がついたピラミッドのようなものと紋章のようなものの二つが印刷されていま す。$2の裏は、議会の様子の絵が描かれています。
 日本の紙幣と比べておもしろいなぁと思ったことがあります。それは紙幣の大きさと色です。大きさは、たてが6〜7cmで横が15〜16cmくらいです。日本と違うところは、どの紙幣も同じ大きさであるということです。適当に重ねて財布に入れてもすっぽりと入ります。色は、どの紙幣も表は全体に黒っぽく、裏は全体に緑色をしています。そのせいか、紙そのものが緑色っぽく見えます。
 アメリカのお金には硬貨もあります。硬貨には、1セント、5セント、10セント、25セント、50セントがあります。それぞれはペニー、ニッケル、ダイム、クオーター、ハーフダラーとも呼ばれています。建国200年の記念コインとして1ドルコインもありますがめったに見かけません。硬貨には紙幣と同じように人の顔や建物、紋章のようなものが刻まれています。また、1セントだけは色が違っています。
 このようなアメリカのお金ですから、使うときには注意が必要です。紙幣は色や大きさが同じなので、必ず四すみに書いてある金額の表示を見て出します。コインは、別名で呼ばれるとどれのことだかわかりません。(もう今はなれましたが・・・) アメリカのお金を使ってみて、日本のお金のよいところがわかりました。
  $1・・・・・ ワシントン大統領
 $2・・・・・ ジェファーソン大統領
 $5・・・・・ リンカーン大統領
 $10・・・ ハミルトン(初代財務長官)
  $20・・・ ジャクソン大統領
  $50・・・ グラント大統領
 $100・ ベンジャミン・フランクリン
     $500,$1000は見てないのでわかりません。

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