最近の勉強会から
講 師 『微風の会』 事務局長 玉田 澄子 氏 (たまだ すみこ) 経 歴 昭和13年生まれ 岐阜県郡上郡和良村 昭和19年家族と共に満州,間島省環春県和良開拓団として入植 昭和21年引き上げ 岐阜県郡上郡白鳥町へ 昭和34年結婚 平成3年まで岐阜市で毛糸専門店『 紅屋 』営業 昭和47年から島昭夫氏に移事、随筆を学ぶ 昭和49年初出作品にて岐阜市文芸祭短編部門で市長賞 昭和52年岐阜市文芸祭賞 昭和57年同人誌 『小品』 の編集責任者現在代表者 平成3年NHK岐阜文化センター文章教室講師 2女の母 現在(平成10年11月)岐阜市三笠町2丁目1ー4 テ−マ 『 中国残留者について 』 昭和6年9月18日満州事変があり日本の第一次大戦以後資源食料確保のため中国になにかにつけて進出しついに満州国と言う名のもとに多くの日本人を満州に送りこんだ。その多くの日本の部落は農業が困難な山間僻地から送られどうやって人選したかは後から解ったが県庁で勧めていた。岐阜県では1万2000人で郡上が多く高鷲村から600人、加茂、白川、揖斐、付知などから多くの農民を集め全財産を処分して広大な満州国を夢見て出かけた人たちであり、村は人数に応じた補助金の名の下に協力者でもあった。移民した人々は土地を開拓したのではなく現地の人々が耕していた所を占拠し、当時の満州の住民感情は敗戦国として我慢していたと思われる。こうした状況で8月15日の終戦を迎え、日本が負けたと知ったとき現地では何十万人と言う人が一気に帰国をしようと地方の部落から何十キロとある駅まで歩かなければならない。この情景がこの本『大地の風』に克明に記述してある。この中で戦争は出兵して帰って来ると晴れ晴れしい光景に見えたが実際現地に残された人々はいかに戦争の悲惨さをまじまじと見せつけられ@戦争の体験を語り継ぐA中国残留孤児に奨学金を送ろうB満州 事変での戦争責任はどうなったのか。など中国残留孤児の人々の気持ちは加害者でもあり被害者でもあり戦争の悲惨を日本人だけてなく全体の中で分かち会い援助することによって少しでも多くの人の絆で相互理解が達成されるのがこれからの21世紀に向かう日本の役割であると志を求めて終わる。ぜひ『大地の風』を読んで下さい。著書 玉田 澄子 発行所 日高 祐明 出版社 ーーー 定価 1500円 大地の風(あとがき)から 本書の願いから、出版直後に『大沢基金』が設立され、多くの読者の共感を呼び、平成5年には支援組織『微風の会』ができました。全国各地に賛同者が約1500人、すべてボランテアで運営されています。任意の寄付によって『大沢基金』は平成8年5月現在2500万円となりました。戦後50年にあたる平成7年度より、中国東北三省に在住する、日系子孫を含む高校生に奨学金を支給むしています。駐日中国大使館、中国国家教育委員会の承認のもとに、黒竜江省、吉林省、遼寧省の各教育委員会と提携し、年間360人の高校生に在学3年間、年額300元の奨学金を贈呈します。歴史上、日本と深い関わりをもってきた東北地方の人々に、日本から送るささやかな微風を通して、戦後日本の、私たちの友好の気持ちが伝わってほしいと願っています。さらに、相互理解のために各省表敬訪問も実施しております。一本のわらしべの火でも、束ねれば人の心を暖かくするほどに燃えるものです。趣旨に賛同下さる方は下記の振替口座、または、「微風の会』 事務局へご連絡下さい。 『微風の会』 事務局 〒 500 岐阜市三笠町2ー1ー4 電話 058−246−2380 FAX 058−248−4462 郵便振替 0086−9−127916 |