<金魚飼育入門>
<子赤とは???(金魚の品種に写真記載)>
鮒(フナ)(金魚の先祖・原種)に最も近い品種で、正式に言いますと、素赤(全身が薄オレンジ色〜朱赤)の
フナ尾の和金の色変わり後の稚魚です(たまに白や更紗もおりますし色変わりせずフナ色(黒っぽい)の個体も居ます。)
天然物はヒブナ(フナの突然変異で色が赤くなった)と呼ばれます。
全長7センチ程になりますと姉金(アネキン)と呼ばれます。
成魚になると丈夫な体質となり、フナ尾の素赤和金と呼びます。
コアカは抵抗力が大変弱く、病気にかかり☆になりやすいです。
2週間死なせず飼育出来たなら第一関門クリアーです。
祭り等の金魚すくいの中では一番多い品種です。
餌金(エサキン)(肉食熱帯魚の餌)として1匹¥30程の値段で売られております。
コアカの運命は、約90%が熱帯魚の餌となり☆(食べられ死んでしまう)残り10%は、子供達等のペットとなり水槽で飼育されます。
買った人によって運命が、すぐに☆になるか金魚として育てられるかが決まるのです!!!
しかし、食物連鎖が自然界にある様にコアカがいなければ、肉食熱帯魚(アロワナ・ピラニア等)の飼育者が
大変困ります!
どちらが良いか悪いかは絶対に言い切れません!!!
<GEXの金魚のお部屋でコアカを飼育して大きく育ててみよう!>
趣味は、どんな分野でもお金は、かかります。
どれだけお金が必要でも、家族や世間の人に借金や迷惑をかけなければ気の済むまで、どんな趣味でも
とことんやれば良いと思います!!!
人間は、必ず最後は死にますから・・・
人生の悔いを残さない様にも・・・
今現在・・・円高・株安・企業業績赤字・リストラ・・・等で趣味を持って人生楽しもうと思って見える方々も
お金のやりくりが付かずどうしようも無い方が多いと思います。
錦鯉では、1匹100万円以上の値段は、マニアから見たら序の口です。
金魚でも、超極上物ランチュウですと20万円以上の値段は錦鯉と同様です。
しかし世の中お金で買えない成果が有ります!!!
お金いくら注ぎ込んでも買えない事が・・・出来ない事が・・・
検定や国家資格等は、たとえ一億円のお金を注ぎ込んでも得る事は出来ません。
趣味の賞も同じです。
お金を沢山注ぎ込んでもコアカ、必ず大きくなるとは限りませんし病気になったりして☆になる事も多々あります。
誰でも(ホームレスの方)でも、初期費用¥3000程で(フイルター交換等とエアーポンプの電気代が別途必要)
金魚飼育が可能です。
電気が無くエアレーションが無理な方は、酸素を出す石が¥800〜¥1500程で売ってます。
どうしても水が無い場合は、コンビニでペットボトル入りの天然水(例えば、兵庫県・六甲の天然水や三重県・菰野の天然水など
川の天然の水のみ入っている物しか駄目です。成分を確認して買って下さい。)
を買ってきて使って下さい。(100%保証は出来ません!)
後述させて頂きますが、金魚の病気の予防と治療には、食塩(精製塩で味塩は不可)は最低限必要です。)
魚病薬を買うお金のある方は、絶対買って下さい!
1種類、数百円〜数千円程で購入可能です。
金魚を大きく育てる事にチャレンジしてみませんか!!!
たとえ失敗しても最悪¥3000程の損害で済みますから・・・
あきらめも付きます。
しかし努力・工夫され大きく育てられたら、廻りの人にお話したり見せて下さい。
殆んどの人は感心して認めてくれると思います。
それ以前に、実績として自分の心に思い出として残ります・・・自分が死ぬ間際に金魚を努力工夫して大きく育てた事が苦労したが
良かったと・・・失敗しても金魚の飼育って実際に経験すると大変だなと・・・
<子赤(コアカ)の飼育実践>

*結果にこだわらず、実践経験してみましょう!

<購入する器具等

*ホームセンターバローにてGEXの金魚のお部屋ホワイトLを約¥1500で購入。
 Mサイズは約¥1200 でSサイズは約¥1000です。(セット価格ですから超安値で驚き!!!)

<セット詳細

取り扱い説明書
飼育マニュアル
メダカと金魚の餌
アクアリウムバックアート
天然素材水草
エアーポンプ
ロカボーイM
エアーチューブ
カルキー抜き

<セット以外に必要な物

*キョーリンの川魚のエサです。
 選んだ理由は、フナに近い品種である事とタンパク質成分(48%以上)が多いと、
 金魚が早く大きくなりやすいのと、粉末なので小さなコアカ
 の口にも入るからです。
 1袋¥200程です。
*水槽の底砂利ですが、私は我が家の庭の砂利を
 利用しましたが、安い物だと1袋¥500程で売ってます。
*家庭で使っている食塩です。
 病気の予防・治療に使います。
 味塩は、不可です。

<セッティングの手順

*砂利をバケツ等に入れて水の濁りが無くなる迄
 手で綺麗に洗います。
*水温計です。
 水温管理に絶対に必要です。
 金魚の命に関わりますから・・・
 ¥200〜¥500程です。
*セットの中身を取り出し水槽を綺麗に水道水を流し手で
 綺麗に洗います。
*底砂利を水槽の底が隠れる位に敷きます。
 水槽を置く場所を決め置いたら、水を上1センチ程あけて
 入れます。
 セットのカルキー抜きを全部入れます。
 塩(食塩)を手1つまみ入れます。
 水温計をセットします。
 後の水換え時に、お金に余裕のある方は、カルキー抜きを購入して下さい。
 余裕の無い方は、水換えの前日にバケツに一杯水道水を入れて半日陰に放置して 
 置いて下さい。
*付属品の水草を底砂利にセットしますが、しっかり砂利に
 埋め込まないと水面に浮かび上がってしまいます。
 ロカボーイMにエアーチューブを差込み、エアーポンプにも差込ますが、付属品のチューブは短い為
 エアーポンプの電源が取れる場所から水槽の位置が離れて居る事が殆んどですから。
 別売の2〜3Mチューブを購入して合う長さに切って使用して下さい。
 ¥300程で売ってます。
 エアーポンプのコンセントをACコンセントに差込みセット終了です。
*買って来たコアカの全長を素早速くメジャー・物差し等で計測したら
 最高3匹まで(大きくするには、数を少なく)水槽に入れます。
 後で日付けと全長をノートやパソコンにデータを残しましょう。
 写真の個体は全長5センチです。
 全長20センチ目指して頑張りましょう!!!

<良いコアカの選び方

*店によっては、鑑賞用で無くエサ金として売っておりますので、
 個体を選ぶ事は出来ませんと明記してあります。
 その場合は、店員さんに元気に泳いでいるのを下さいと、はっきり
 言いましょう。

 1:各ヒレ(尾ビレ等)に斑点が無いか。(白点病)
 2:各ヒレの先が裂けていたり溶けて無くなっていないか。(尾グサレ病)
 3:各ヒレの先が白っぽくなっていて水面に浮いて鼻上げをしているか
   底にじっと沈んでいないか。(エラグサレ病)
 4:泳いでいる時にヒレが、たたまれている。
 5:ウロコが逆立っていないか。(マツカサ病)
 6:体が痩せ細って目がくぼんでいないか。(ウイルス病等)
 7:お腹の片側もしくは、両側が膨らんでいないか。(腸まん・腎肥大)
 8:ふらふら泳いでいる・水面に浮かんだまま・沈んだまま動かない。(転覆病・ウイルス病等)
 9:体に白っぽい物が付いている。(水カビ病)
10:丸い物が付いている。(ウオジラミ)
11:針の様な物が付いている。(イカリムシ)
12:赤い出血斑が無いか。(赤斑病)

  以上1〜12までの兆候が見られましたら、買わない様にして下さい。

<自分でアレンジ・工夫してみましょう

*金魚のお部屋で飼育に興味を持たれ、大きく育ててみたい方や、金魚が好きになった方は、
 エサ・フイルター・エアーポンプ・ヒーター・サーモスタット等を自分でアレンジして、
 さらに大きく育てましょう。
*参考例として、エアポンプをGEXのeAIR4000WS(他社同出力で価格の安さが魅力) 
 テトラのOX60 日本動物薬品のW300で、エアー圧力を強くして、ロカボーイMの濾過力UP、
 エアーストーン(エアーチューブも必要)増設でさらに酸素供給量UPとか、
 GEXの金魚用ブラックオートヒーター65で冬場も水温18度にして餌を与える等・・・
カウンター

<コアカを大きく育てる方法(設備可能な方のみ)

*90センチ〜120センチ水槽・200〜400リットルのトロ舟で少数飼い(3匹程)する。
*濾過装置(フイルター)は、上部式・外部式か組み合わせにする。
*エア-ポンプは、日本動物薬品のW600・W1000  テトラのOX75 
 GEXの eAIR6000WS・9000FB(4口)等、吐出2口タイプを使用する。
*エアーストーンは、円盤型の大きなのを2個使用して(エアーポンプ2口使用)
 フルパワー(可変ダイアル最大)でエアレーションをする。
*エサは、たんぱく質の多い栄養価の高い(キョーリンの咲ひかり等)を残さず食べ切るだけ
 最低5回以上与える。(やり過ぎで残ると水質が悪化するので注意!
 消化不良による腸まん(フグの様なお腹になる)に注意)
 無理な方は、朝夕2回食べ切るだけ与える。(やり過ぎで残ると水質が悪化するので注意!
 消化不良による腸まん(フグの様なお腹になる)に注意)
 自動給餌器が¥3000〜¥5000程で売られていますのでサラリーマンの方々や、
 お金に余裕のある方は、お奨めです。
*水換えは、濁ったらすぐに必ず行なう。
*濾過材も寿命が来たらすぐに新品に交換する。

 以上が基本だと思います。
*私は、プロではありませんので参考程度にして下さい。

*金魚は個体差がありますので余り大きくならない個体もいます。
 逆に当歳でも、目立って大きく成る個体もいます。
 一般的に大きくなる個体は、餌食いの勢いが違います。
*コアカの場合は、全長35センチが壁です。
 金魚のお部屋で飼育の場合は、全長20センチが壁です。
 それ以上に大きく育てられた方は、素晴らしいと思います。
 メールにて大きさがわかる様に(メジャー・物差し等、金魚のお部屋の場合は、
 水槽SかMかLを明記で、泳いでいる真横面写真)
 写真をお送り下さい。
 承諾頂けましたら、HPに記載させて頂きます。

*L水槽のサイズ
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