*金魚の卵は大変小さく（直径2ｍｍ程）半透明で肉眼でも見えにくいです。
付着卵で、水草や人工魚巣に粘着し絡み付きます。
卵の神秘さと生命誕生前の姿を顕微鏡にて観察しました。
*産卵後３日目なので色が茶色っぽくなってきています。
＜卵の表面（付着繊毛が無い部分＞
使用顕微鏡：Vixen MICRO NABI S800 ｘ８０倍
＜卵の表面（付着繊毛の部分）＞
使用顕微鏡：Vixen MICRO NABI S800 ｘ８０倍
*水草や人工魚巣に、表面にある粘着力のある繊毛体で付着します。
水流があっても卵は離れません。
＜卵の表面に寄生したツリガネムシ＞
使用顕微鏡：Vixen MICRO NABI S800 ｘ８０倍
*卵が育たない原因は、受精出来なかった無精卵はかりではなく、
細菌等の寄生による事もあります。
ツリガネムシ病と言う病気に稚魚や成魚もかかる事があります。
形が吊り鐘に似ています。
＜卵嚢（ランノウ）＞
使用顕微鏡：Vixen MICRO NABI S800 ｘ８０倍
*孵化して２〜3日は卵嚢の栄養分を体内に取り込み、エサを食べなくても☆になりません。
楕円形の袋の形をしています。
右側は背骨です。
＜尾ビレ（コメットと朱文金から生まれた卵）＞
使用顕微鏡：Vixen MICRO NABI S800 ｘ８０倍
*孵化間近の尾ビレで、切れ込みも無く、親魚とは形が違いますが、開き尾ではないのは
親魚と同じです。
＜孵化間近の胴体＞
使用顕微鏡：Vixen MICRO NABI S800 ｘ８０倍
*孵化間近の胴体ですが、卵が丸い為、、丸く曲がってます。
＜孵化間近の心臓＞
使用顕微鏡：Vixen MICRO NABI S800 ｘ８０倍
*人間の心臓は2心房２心室ですが、金魚は1心房1心室です。
鼓動がしっかり確認出来ました。
＜孵化直前の頭部と眼と尾の先端＞
使用顕微鏡：Vixen MICRO NABI S800 ｘ８０倍
*卵が丸い為、、尾の先端が眼の所まで来て居ます。
新しい生命誕生の直前です。
卵の中で動き回ってる様子を確認出来ました。
*この腹膜の中で腸・肝膵臓・腎臓・脾臓・卵巣・精巣等の臓器が作られていきます。
内蔵を包み込み守ってます。
人間にも有り、腹膜炎と言う病気で知られてます。
使用顕微鏡：Vixen MICRO NABI S800 ｘ８０倍
＜腹膜（お腹の部分）＞
