金魚繁殖の実践準備
<金魚を産卵させる方法>
*金魚を産卵させるには、屋外飼育が良いです。
 室内でも可能(室内でも夏と冬の温度差がある方が良い)ですが、
 ヒーターを使って温度を一定に保って(熱帯魚と同様)いると、難しくなります。
 通常、冬眠(11月頃から餌を少しずつ減らし、12月に入り
 朝・晩と水温が10度以下になる様になりましたら、繁殖期の4月始め迄
 一切餌を与えず、春まで越冬)させます。
 水温0度以下で表面に氷が張っていて、しかも餌をやらなくても生き延びます!
 金魚飼育経験・繁殖経験の無い方から言えば、餓死・凍死させて殺してしまうと
 思われるのも当然でしょう!!
 冬眠中でも温かい日の昼間、水温が上がると青水の植物プランクトンや、
 水槽や人工魚巣に付いた苔(コケ)や藻などを微量食べます。
 水草(カモンバ・アナカリス)がセットされていれば、それらも食べます。
 この冬眠と言う厳しい試練(人間なら100%死んでしまいます。)を乗り越えてこそ
 発情するのです。
 当歳魚(一歳魚)は、体力が無く耐え切れず死んでしまう事がありますし、
 生殖機能も、まだ未熟ですので冬眠させないでヒーターとサーモスタットで年中温度を
 一定にして下さい。(出来れば、水草等は入れないか極力少な目が良いです。)
 繁殖させたくない方も同様です。
 *冬眠させる前の11月半ば頃に水槽に付いた苔や藻を掃除して取らずに
  フイルター等を新品に交換して全部水換えを行います。
  その後は、水が汚れたら3分の1程だけ水換えします。
  フイルターは、汚れたら交換します。
  3月の終わりまで、その状態で飼育します。
※私はプロではありませんので参考程度にして下さい。
※金魚は通常、水草(カモンバやアナカリス)やホテイアオイの根
 等に産卵しますのでセットしておきます。
 浮き草以外は砂利や砂にしっかり埋め込んでしっかり固定させ浮いて来ない様
 枯れない様にします。
 私は、水草は以外と枯れてしまい管理が難しいので、人工魚巣(人工水草)
 を我流の方法で作ったり代用品を使います。

<人工魚巣の作り方・代用の方法>
1:荷作り用のPPナイロン紐(ひも)(緑色か青の方が良い)・くし・はさみ・拾ってきた
 石ころを準備します。
 私は、石ころ以外は、100円ショップ(ダイソー等)で買ってきました。
 費用は¥315です。

2:はさみにて30cm程の長さに30本〜40本ほど切ります。

3:ひもの先端を全て同じにそろえます。

4:根元で駒結びします。
5:くしで、ある程度細かく、ひもを裂きます。
6:ひもを5センチ程の長さに50本〜70本位、はさみで切ります
7:切ったひもを裂いたひもに駒結び結び付けていきます。

8:根元の部分のひもを石ころに駒結びして、はさみで長い部分を切ります。
9:完成です
 私はこの方法で産卵に成功させております。
 節約して金魚を買うお金に使おうと我流で考えた人工魚巣です。
 ネットに同じ作成方法は一切載っていません。
 他の方が成功するとは限りませんのでご了承下さい。
<代用の方法>
 *車の手ふき用モップです(左) 。
 手を入れる場所の重りの石ころを入れました。
 100円ショップで300円商品で売ってます。
 これも、私が我流で考えた代用人工魚巣です。
 ネットに同じ方法は一切載っていません。
 他の方が成功するとは限りませんのでご了承下さい。
*人工魚巣をセットしました。
*金魚は、雄1匹・雌1匹でも良いのですが、私は雌2匹・雄3匹にて産卵率と受精率を向上させております。
 雄雌共に同じ品種が良いです。(但し一品物や新品種に挑戦される方は別品種同士でも良いですが奇形が沢山生まれてきますので
 出来れば避けた方が良いと思います。)
 卵は、酸素不足と水の汚れ等に弱く死んでしまうので、
 水作メイトMとニューフラワーDXにてしっかりと濾過して酸素も充分供給しております。
 産卵は、人間と同じく満潮(大潮)の朝や満月や新月の翌朝によく見られますし、雨水が入ったり、水換え水差しをして水質やPHが変化
 した時に行われる事が多いです。
 産卵は1度では無く4〜6月の間に何度も行われます。
 まれに、3月・7月(2018年7月5日に、産卵しました。)に産卵する事もあります。
 1回の産卵数は、数百〜多産ですと数千にもなります。
*産卵後は、雄親・雌親ともに雄雌別々の水槽に引越しさせ、じっくり休ませます。
 引越しさせないと親がすぐに卵を食べてしまいます。
 もしヒーターとサーモスタットをお持ちであれば、卵の為に水温を20℃〜23℃に固定した方が無孵化卵や稚魚の奇形が減ります。
 水温が高いと早く孵化しますが奇形発生率が高くなりますし低過ぎると孵化日数が遅くなり最悪、卵が死んでしまいます。
 人間と同じく産卵は、相当体力が消耗しますので予後が悪いと死んでしまう事が多々あります。(人間と同じく産後の休養が大切)
 雄も同様に、ものすごい速さで雌を追いかけ体に突撃しますから同様ですが雌より死亡率は低いです。
*稚魚が生まれ切ったら、すぐに濾過器2台は取り出し、スポンジフイルターと大き目のエアストーンに取り替えます。
 生まれて3日位は水槽や魚巣等にくっ付いていますので良いのですが、その後離れて泳ぎ出した時に濾過器に吸い込まれて
 死んでしまうのと、稚魚は卵と同様に酸欠と水の汚れに弱いからです。
*この4〜6月に金魚を繁殖させようとお店で購入する際、雄雌を判別して下さいと言わず自分で見て(追星・体型等)判別して下さい。
 判別中に暴れ、鱗がめくれたり掴み損ねて地面に落下して金魚が傷物になり売れなくなる事がある為です。
*この時期は金魚ヘルペスが流行しますので、販売店の金魚がすぐ目に付く様に多く死んでいるか、水面や底に群れになって
 じっとして動かなくなっているのを、見かけたら買わない方が良いと思います。
*この方法は、私の我流の方法であって他の方が成功する保証は出来ませんのでご了承下さい。
人工魚巣
 *ナイロンタオル(右) 。
 引っ掛ける場所に石ころを駒結びしました。
 100円ショップで売ってます。
 これも、私が我流で考えた代用人工魚巣です。
 ネットに同じ方法は一切載っていません。
 他の方が成功するとは限りませんのでご了承下さい。
金魚繁殖の実践
※ナイロンタオルに産み付けられた卵
 平成22年5月26日の朝に産卵
 *22日に水換えを行った後に、産卵を促す為には水質を変化させると効果があるので
  ひらめきで、パワーバクターが残っていましたので試しに前日の夕方に
  キャップ3杯入れたら、10分程経過しましたら、追いかけ行動を始めました。
  翌日の朝には産卵をしていました。
 *この方法は、私の我流の方法であって他の方が成功する保証は出来ませんので
  ご了承下さい。

 *平成26年の繁殖にて、テトラビタミン金魚用が大変優れた効果を発揮しました。
 *平成28年の繁殖にて、サンミューズのPSBろ過バクテリアが、
  大変優れた効果を発揮しました。
  150リッターのプラ舟に、テトラビタミンとPSBを、キャップ3杯ずつ投入しましたら、
  約10分後に成熟したオスの金魚達が追尾して、メスの金魚達が、約1時間後に、
  産卵し始め、夜10時頃から翌日の昼頃まで、産卵行動が続きました。
*金魚の卵の形は球形で色は、ほぼ透明色で大きさは、2mm程で肉眼では、
 注意深く眼を近ずけて見ないと確認出来ません。
*水草等に付着する性質があります。
*酸素不足や水の汚れや高水温・低水温に弱く、死んでしまう事が多々あります。
*卵が死んでしまうと白い色になり、やがて腐ってしまいます。
 雌だけの飼育で生まれた卵は無精卵ですから腐ってしまいます。

カウンター
孵化しました。
※平成22年5月31日孵化
*生まれたばかりの稚魚は、全長3mm程で細かい針の様に見えますので針仔(ハリコ)と呼びます。
 上側の先端に眼が2つ横に並んでいるのが確認出来ます。
 魚巣や水槽に、ぺったりと貼り付いてるのが特徴です。
 お腹に栄養袋が有り、その栄養が無くなるまでは、餌を食べなくても大丈夫です。

※平成22年6月2日
*たくさんの稚魚が孵化しました。
 右側の水槽の側面に、ぺったりと頭を上にして群れになって縦に貼り付いています。
 最初の頃に生まれた一部の稚魚は、水槽面から離れて泳ぎ回っています。
 そろそろ餌を与えないと・・・

生まれたて稚魚の餌の作り方
*一般的には、小さな水槽等に塩水を入れ
 ブラインシュリンプ(ミジンコの仲間で成体は別名シーモンキー)の卵粉 を入れて
 孵化させて、スポイドで吸い取り稚魚に与えますが、手間がかかり面倒なので、
 私は使いません。
 しかし、使った方が稚魚の餌食いも良く絶対に良いです。
 10人中8人の方は、この方法で稚魚に餌を与えます。

<私流の餌の作り方>
*私は、キョーリンのビタミンミジンコを使います。
 稚魚は、生きたミジンコが大好物ですが手に入りにくい為
 ミジンコを乾燥させビタミンを配合した餌を与えて
 試してみようと決心しました。
*ビタミンミジンコ・ビーカー等・計量カップ・かきまぜ用スプーンを用意します。
*15グラム(大きさは与える餌の量で決めて下さい。)の計量カップに
 ビタミンミジンコを3分の1程入れます。

*ビーカーにて8分目まで水を入れます。

*棒でもスプーンでも良いですから、しっかり充分かき混ぜます。

*稚魚の餌が出来ました。
 試しに与えたら、食べてくれました。
 朝と夜に1回ずつ与えております。
 良かったです。(@^_^@)

*この方法は、私の我流の方法であって他の方が成功する保証は出来ませんのでご了承下さい。
※平成22年6月4日
*稚魚は、水槽壁面から離れ自由に泳ぎ廻る様になりました。
 虫メガネで観察しますと、もう個体により成長差が出てきまして
 大きさの違いがわかります。
 まだフナ尾なのか三つ尾なのか四つ尾なのか、わかりません。
 皆、同じく針の様な体型なので、どの品種かも、わかりません。
 卵と同様,酸素不足には弱い為、出力が大き目で吐出量が調整可能な
 エアポンプ(写真左下)と細かい粒のエアーが、たくさん出る様に球型では無く
 角型ロングタイプのエアーストーン(写真右下中央)を使っております。
 餌で水が汚れる為、水作エイトM(写真一番下)を使って濾過していますが、
 稚魚を吸い込むのでエアポンプで圧力を弱く調整しましたら、吸い込んでいませんが
 我流の方法ですから、お奨め出来ませんので、スポンジフイルターを使った方が良いです。
 

※平成22年6月6日
*人工魚巣を水槽に移し換えてから2週間近く経ちましたので
 初めの水換えをする事にしました。
*前日、バケツに水をくみ今日まで外に放置して塩素(カルキー)を
 蒸発させました。、
 3分の1の水は残して新しい水を入れました。
 濾過器のフイルターも取り出して綺麗に洗浄しました。
*古い水を電動(電池)ポンプで出すのですが、そのままですと
 稚魚も吸い込んでしまいますので、吸引部に軍手の先をハサミで切って
 輪ゴムにて固定しました。
*稚魚の大きさも成長の良い個体は、全長4mm程になりました。
 尾の形は、わかりにくいですが見える様になりました。
 でも金魚と言うよりは、小さなメダカと言う感じです。

※平成22年6月11日
*濾過器のフィルターを取り出し掃除しました。
*全長も6mm程になりました。
*内臓が発達してきましたので腹部が膨らんでいます。(写真左側)
*尾の形が、わかる様になりました。
 どうやら、フナ尾の様です。(写真右側)
<産卵しました>
※平成22年6月16日
*濾過器のフィルターを取り出し掃除しました。
*全長も10mm程になりました。
*目も腹部も尾も大きくなり、よくわかる様になりました。
*腹部の色が銀色に輝く様になり綺麗です。
※平成22年6月20日
*濾過器のフィルターを取り出し掃除しました。
*全長も13mm程になりました。
*体がフナに似て来ました。
*200匹程孵化しましたが、殆んど☆になり今生存しているのは、30匹程です。
 稚魚をここまで育てるのが大変難しい事と、これからも試練が有る事を
 知って頂きたいです。
 ホームセンターで売られている小さなコアカ達は幾度かの試練を乗り越えて
 生き残って来たのです。(他の金魚達も)
 そう思って買えば、愛情を持って育てる事が出来ると思います。
*左と中央の写真の個体は、一番大きな子です。
 一番小さな子は、5ミリ程しかありません。
 驚く程、成長差が出ます。(写真一番右側)
 
※平成22年6月22日
<稚魚を育てるのが難しい理由は!>
1:金魚は、野生のフナの突然変異を人工的に交配させ、その中から生まれて来た
 突然変異をさらに交配させて、さらに異なる品種同士を交配させて新品種を作り出す作業を繰り返し行ない
 色々な品種を作り出して来ました。
 品種として公的に認められるには、7割程が同じ品種として固定される事が必要です。
 新品種の認定には、想像も絶する程の努力と経験と、年数を必要とします!!!
 高級金魚(ランチュウ等他)程フナ(原種)とは、想像も出来ない程の体型をしております。
 背ビレが無い事だけでも、鮒(フナ)からは、全く想像出来ませんし、尾も三つ尾や四つ尾
 もフナのフナ尾(一枚尾)からは、想像も出来ません!
 しかし、ランチュウでも、フナに戻ろうとする先祖帰りの性質がある為、帆柱・ノコ背・フナ尾等が出ます。
 高級金魚でも原種の遺伝子がしっかり残っているのです!
 理科の授業になりますが、野生のフナは金魚と違い、人から人工飼料(金魚のエサ)
 を一切与えてもらえません!
 自然界では、ミジンコ・ボウフラ(アカムシ)・ミドリ虫・ゾウリ虫・ワムシ・苔(コケ)・藻(モ)等の生き餌(エサ)を食べて
 成長して行きます。
 金魚は、今でも野生のフナの性質をしっかり受け継いでおります!
 その理由で金魚の稚魚は、殆んどブラインシュリンプかミジンコ等の生き餌しか食べません。
 一日に少量ずつ、5〜10回程こまめに与えるのが、常識です!
 要点を言いますと、金魚の稚魚は生き餌を一日に少量ずつこまめに与えないと
 殆んど90パーセント以上☆になってしまいます!
 とことん良い金魚の作成に撤するなら、会社員は辞められ養魚場を創められるか、金魚屋を創められるかブリーダーとして
 独立されるのが良いです!
 残念ながら今の私には多々事情がありまして脱サラは、無理です〜w〜
 定年後には(まだまだ先??? (@^_^@)
2:稚魚は、高級金魚や、地金魚(ジキン・ナンキン・トサキン等)上級者向けで飼育が難しい)よりも水質変化・水温変化・水の少しの汚れにも、
 大変敏感です!
 水道水(特に都会のカルキー等の多い水)でそのまま全水換えをしたら、98%〜100%☆になります。
 私の住んでいる所は弥富と同じく、水道でも地下水を汲み上げて供給しておりますので
 成魚は、そのまま水換えをしております。(私の飼育している品種と水質が良いだけですから他の方は絶対ご遠慮下さい。)
 飼っている品種が和金・コメット・朱文金・ジャンボオランダ等丈夫な品種がメインですが、水換え後は、底で動かなくなるか、ふらふらして弱ります。
 しかし30分後には、元気に泳いでます。(絶対に他の方は、ご遠慮下さい!)
 高級金魚や地金魚なら☆です。
 稚魚は、水質の変化には、ものすごく敏感です!!!
 私の経験で、家の湧き水の水道水を前日から太陽に当てカルキー抜きをしても
 約50パーセントの稚魚が☆になる事です。
 水質のPHや成分の変化に物凄く敏感です。
 全水換えは、止めて三分の二程を換える事です。
3:水温にも敏感で、水換え前と±2度以内にしないと、半分程☆になります。
4:水の汚れ(排泄物や、餌の残り等の汚れ)にも大変敏感です。
 水が濁ったと眼でわかった時点で70パーセント程☆になっています。
 スポンジフイルターでの濾過が絶対必要です!
 吸い込まれない程(全長10mm以上になったら、上部式フイルターか投げ込み式フイルターか外かけ式
 フイルターのが濾過能力が良くお奨めです。
 底の砂利に汚れが蓄積した場合は、現在の水と稚魚(スポイド等で吸い上げ)他の容器に移し
 砂利・フイルター等を全て綺麗に掃除して下さい。
5:稚魚は、エアレーション無しでは、よほど大きな水槽で飼育しないと☆になります。
 長いエアストーンか円形のエアストーンか大きい球型のを使って下さい。
 エアーポンプは、60cm以上用の可変式(量を調整出来る)をお奨めします。
 私はGEXのe-AIR4000WBを、ほぼ全開で使ってます。
 多めのエアレーションがお奨めです。
 自然界の野生のフナは池や、川の酸素量が豊富な環境に住んでいますから・・・
6:自然界の残酷な話となりますが、稚魚同士で共食いをします。
 この現象で20パーセント程が☆になります。
 稚魚の間でも生存競争が起こるのです。
7:生き餌を一切使わずに、稚魚を当歳魚(1歳魚)まで育てられた方は、多分100人中5〜6人でしょう?
 私の推測ですが・・・
*この記事は、私の我流の方法であって他の方が成功する保証は出来ませんのでご了承下さい。
 実践の記載ですが、参考程度にして下さい。
 個人的に責任を持てる方は、この方法を実践してみて下さい。
 
※平成22年6月24日
*濾過器のフィルターを取り出し掃除しました。
*赤斑病の初期症状が出ましたので、フイルター・底砂利・水槽をアルコール
 にて消毒洗浄しました。
*全て綺麗に水換えをしました。
*岩塩と人間用の口腔内消毒薬のネオステリングリーン液を微量(5滴)を投入しました。
 (この我流の方法で重症の赤斑病を治した経験がある為)
*眼が黒目(写真左側)と普通目(写真右側)の個体がいます。
*透明鱗(写真左側)と普通鱗(写真右側)の個体がいます。
*孵化から約1ヶ月程〜2ヶ月程の稚魚を青仔と呼びます。
※平成22年7月2日
*赤斑病は、完全に治りました。
*一番大きな個体の全長は3センチまで成長しました。(写真一番左側)
 色もフナ色から薄黒と薄茶色の、まだらとなりました。
 この状態をトラハゲと言います。
 かなり成長が良いです。
 他の個体は、青仔です。
*尾の特徴が良くわかる様になりました。(写真中央)
 吹き流し尾で普通鱗なのでコメットの稚魚です。
 他の稚魚は、全てフナ尾です。
 良い個体は、ほんの少数しか生まれて来ない事が実感出来ます。
*針仔・青仔・黒仔・トラハゲ・当歳魚と成長するに連れて呼び方が変わります。
*ビタミンミジンコだけで稚魚も、あきて来たと思い、ビタミンアカムシも半分混ぜて
 与えましたら、おいしそうに勢い良く食べてくれました。
※平成22年7月8日
*全て綺麗に水換えをしました。
*念の為、岩塩と人間用の口腔内消毒薬のネオステリングリーン液を微量(5滴)を投入しました。
*一番成長の良い写真の個体は、全長4センチ程になり、背ビレの後ろの一部だけ残し、色変わりしました。
 実は、理由があります!
 この個体は、ジャンボオランダとコアカの交配種同士で交配して生まれた子です。
 大きくなる遺伝子を引き継いでいる事と、孵化した中でも特別成長の良い個体(トビと言います)もいる事です。
 HPの希少金魚に親魚は紹介しておりますので、ご覧下さい。
 他の子は、朱文金とコメットと桜コメットを交配させた子です。

※平成22年7月18日
*全て綺麗に水換えをしました。
*濾過器も綺麗に掃除しました。
*一番成長の良い子は、完全に色変わりしまして、全長も5センチ程となりました。(写真左側)
 異常な程、餌の食べも良く成長が驚く程早いです。
*コメットの稚魚も全長3センチ程になりました。(写真中央)
 色変わりが楽しみです。
*透明鱗の稚魚は、成長がやや悪く全長2センチ程ですが、餌の食べも良く元気です。(写真右側)
 色も黄色が入ってきました。
*全て綺麗に水換えをしました。
*濾過器も綺麗に掃除しました。
*一番成長の良い子は、完全に色変わりしまして、全長も6センチ程となりました。(写真左側)
 異常な程、餌の食べも良く成長が驚く程早いです。
*コメットの稚魚も全長4センチ程になりました。(写真右側)
 色があせて、むらが有る感じの虎ハゲになりました。。
*透明鱗の稚魚は、成長がやや悪く全長2.5センチ程ですが、餌の食べも良く元気です。(写真中央)
 色も黄色が濃くなってきました。
※平成22年7月27日 (繁殖の実践、完結)
<稚魚の成長による色と呼び名の変化>
針仔(ハリコ)
黒仔(クロコ)
青仔(アオコ)
虎ハゲ(トラハゲ)
当歳魚(トウサイギョ)
*土佐錦(トサキン)等は、当歳魚になっても色の変化が殆んど見られない事が多いです。
 透明鱗・モザイク透明鱗は色の変化が写真とは異なります。
 黒オランダ・黒ランチュウ・黒デメキン等は、当歳魚になっても親魚になってもオレンジや赤や白に色変わりしません。
 
カウンター
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<産卵させる準備>
*オスの精子
使用顕微鏡:Vixen MICRO NABI S800 x200倍
*この時期になったら、メダカの幼魚エサを与える事が出来ます。
*平成28年から、メダカの舞ネクストを使ってます。
 栄養・ビタミン等・生きた、ひかり菌(消化吸収が良い)の効果により、
 稚魚の生育が大変良いです。
 全長が3センチを超えたら、緑ラインのコンプリートに変えて下さい。 
 全長10センチ以下の成魚までなら、使用可能です。

*平成30年から、テトラ メダカ美人に変更しました。
 大変エサ食いが良く消化も良い為、稚魚の生育は、メダカの舞と同等ですが、
 色揚げ成分が配合されており、色変わり後、鮮やかな色になり輝きが良くなりました。
 フナ・タナゴ等の川魚のエサとして使えますので、全長10センチ以上の成魚にも
 使用可能です。