このほど、『中心市街地活性化』をテーマに、『中心商業地は甦るか』を発刊しましたのでここに紹介させていただきます。

本書を出版することになった動機は、行政マン時代にほぼ一貫して携わってきた『街づくり』のノウハウを総括するとともに、不動産鑑定士としての業務で欠かせない『地域分析』によって集めたデータを集約したかったことです。
あちこちの中心商業地で、核店舗の撤退などによる空洞化が目立ち、商店街だけでなく、地元経済界や行政関係者、地域住民に大きな危機感が漂い始めてきています。

『21世紀の街づくり』をテーマに、中心市街地活性化に向けて、不動産鑑定業務・講演活動・著作を中心とした活動をしていきたいと考えております。


着実に進展してきたモータリゼーションの陰で、地方都市の駅前商業地などの賑わいが、近年めっきり失われています。

その背景に、新線建設が着々と進む首都圏などの大都市圏と対極をなす形で、地方における公共交通の衰退傾向を指摘することができます。

高齢化社会が、今後ハイスピードで進むことが予測される中で、住民の足としての鉄道・バスを守るためには、公的支援まで踏み込んだ抜本的解決策も求められつつあると言えます。

近刊「公共交通と都市の再生」は、過度のマイカー依存型社会への警鐘を鳴らすとともに、21世紀におけるバランスのとれた都市のあり方を問いかけるための提言を行うものです。


事務所 深貝不動産鑑定事務所
代表者 不動産鑑定士 深貝 哲郎
住所 岐阜県岐阜市岩崎2丁目5-24
TEL 058-231-5272
FAX 058-232-8246