「………！？」
「あは、起きた？　我慢できなくなっちゃって…」
「だ……な、何！？」
　スオウは目の前の状況を理解できず、意味のない言葉を吐き出した。
　途端に、温かくて心地よい感触が下半身を襲う。
　一瞬おいて、自分の”そこ”にキスされたのだ、と分かった。
　しかし、スオウは目の前の少女に見覚えがない。
　いや……そもそも少女以外のことも……？

「まだ寝ぼけてるの？　こっちはもうお目覚めみたいだけど」
　少女は、戸惑うスオウに悪戯っぽい視線を向けた。
　スオウのことを……知っている？
「じゃあ、一回イかせちゃおうかな」
　スオウが見ている目の前で、少女が反り返ったモノを口に含んだ。

「いやらしいのはお互い様じゃないの？」
　マヤの手が伸びて、スオウのモノを掴む。半立ちだったそれは、みるみるうちに硬さを増していった。
「ほら、こんなになった」
　頬を染めて微笑んだマヤの顔が、スオウの方を向く。二人は自然と唇を重ねた。
　抱き合って桃色の液体に浮かんだまま、スオウはマヤの下半身へと手を延ばす。

「きゃふうっ………」
　そこに触れると、マヤの口から可愛らしい悲鳴が漏れた。
「ダメ……そこ……弱いの…………………」
　マヤが泣きそうな表情でスオウを見つめるが、その目は発した言葉と逆のことを訴えている。

　マヤは、スカートをたくし上げていた手を伸ばし、弾力のある肉を押し広げる。
「ふううっ………んん……」
　くぱぁっ、と開かれたそこは、尻肉の動きと共に、呼吸をするかのように蠢いていた。
「すごい……マヤの奥までよく見える……」
「やあああぁ……は、はやくぅ…………」
「だってほら、触ってもないのに愛液が溢れてる。ここ、挿れたら気持ちいいだろうな」
「も、もう……お願い………おかしく……なるううぅ………」
　マヤは辛抱できないのか、腰をくねらせてスオウのペニスをねだる。
　ぽっかり開いたマヤの膣口が、独立した生き物のようにひくついて、愛液でてらてらと輝いていた。
　その少し上で、まだ硬さを残したすぼまりが、広げられて恥ずかしそうに震えている。

「すご……奥まで………やっ！　んあああっ！」
「うあああ……ぐちゅぐちゅいってる……マヤの中に……全部入ってるよ……」
　往復するごとにスオウのペニスは硬さを増し、マヤの中から先ほどの精液をかき出した。
　スオウは左手をマヤの前に滑らせ、カチカチに勃起しているマヤの陰核を親指で押さえる。
「やっ……それ……うあああっ！　ひあああああっーー！」
　マヤの腰が一度びくっと跳ね上がる。スオウがそれを押さえつけると、抗うようにその下で痙攣した。
「だめえっ！　やめ……いやああっ！　んあああっ！　ふあああっ！」
　繰り返し貫かれる剛直が、マヤの腰を更に激しく震えさせる。歯を食いしばって全身を緊張させても、その震えだけは止められない。
　その間も、スオウの肉棒はマヤの膣内をずぶずぶと貫き続けている。