( UPDATE 97/02/03 )

怪しい実験室



このページでは、グラフィックツールを使用してどんな事が出来るのか、最 近ペイントツールを使い始めたばかりの初心者である私自らが実験し、解説 を行っています(笑).プロの方はご遠慮願います(はずかしいから).
実験に当たっては、入力デバイスは主にタブレットを用い、スキャナーやデ ジカメによる取込み等、邪道なデータ入力は一切しないこととします(単に 貧乏で買う金が無かったりするだけです).
それぞれの小さい作品イメージをクリックすると500×500ピクセルの元絵が 表示されます.






fig01 タイトル:とりあえずな実験1
制作時間:10分
作成環境:タブレット、Painter4


( 01 )
取り敢えず、どんな事が出来るか、試してみた一作目です.
水彩平筆で赤い丸を書いてにじませ、その上から、なげなわツールで四角く 囲いマスクした後、青のドライインクでペイント、「Dio’s」の文字を 入れ表面処理で立体的にして、水彩バリアントの水玉で滴を書き、最後、全 体にテクスチャーを柔らかくかけて布みたいな表現を出しました。
10分です、10分!10分でここまで出来ます.
PC−8801で一生懸命ライン引きながらドット打ちながら一日かかって 出来た絵を見て、コンピューターは絵を描く道具ではないとやっと悟ったあ の当時とは隔世の感があります.



fig02 タイトル:とりあえずな実験2
制作時間:15分
作成環境:タブレット、Painter4


( 02 )
一作目をもうちょっと真面目に書いてみました.
今度は文字にPainter4付属のパターンを使って表面処理をして大理石みたい な感じにしました.



fig03 タイトル:シュールな実験
制作時間:1時間
作成環境:タブレット、Painter4


( 03 )
見た目よりは労力かかってません.
肌色で楕円形を書いて、その上にぼかし気味に顔をペイント、その周囲をパ ターンを使って緑に塗ります.出来た絵のクローンを作り、そのクローンを モザイク作成機能で顔半分と緑をモザイクにし、最後にクローンブラシを使 って元絵とクローンを合成して出来上がりです.
文字の下に生えているアイビー模様はPainter4付属の外部ブラシで書いてま す.



fig04 タイトル:こわい顔の人
制作時間:1時間30分
作成環境:タブレット、Painter4


( 04 )
この凶悪な顔の人は、雑誌の写真でエリツィンの隣に写っていたロシアの人 です.こんな顔の人が政治に携わっているロシアって国は本当に大丈夫なん でしょうか.
この絵は、余り出来は良くないですが普通に絵を描く方法と全く同じ手法で 表現されていることに意義があります.
木炭ブラシバリアントで下絵を書き、水彩で下塗り、乾燥させてから油絵ブ ラシで塗りたくってます.最後はラフペーパーのテクスチャーで紙のでこぼ こをつけて終わりです.



fig05 タイトル:戦う小人
制作時間:2時間
作成環境:タブレット、Painter4


( 05 )
文字以外は2色しか使ってない地味な絵です.
小人の絵をフェルトペンバリアントで500×500のキャンバスいっぱい に描いて完成後、35%に縮小、イメージホースに取込んでばら撒き、その うち1人の小人をひっくり返して槍を消しただけです.
なのになんでこんなに時間がかかったのか.
Painter4がフローターの処理でガンガン不正な処理を行って勝手に逝ってし まわれるのでまともな作業が出来なかったせいです.どーせ、私の使い方が 悪いんでしょう.



fig06 タイトル:コミックタッチな実験
制作時間:10分
作成環境:タブレット、Painter4


( 06 )
見たまんまです(笑).
つぶつぶのパターンでキャンバス全面塗りつぶした後、マスクブラシで絵を 描いて、描いたマスクをネガティブにして赤い色を塗ってへこましただけの 手抜きです.
眠かったので許して下さい.



ご来場、まことにありがとうございました.




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