美富士食堂

名古屋にある甘口抹茶小倉スパで有名なマウンテンと言う喫茶店が有るが、滋賀県にはマウンテンに勝るとも劣らない食堂が有るとの情報を聞き、命知らず3人が調査に行ってきました!
それは12/13の晴れた日曜で、行楽客なのか道は混み、たかか100kmの道のりなのに辿り着くのに4時間も掛かりました!

場所は滋賀県大津市膳町2−8−6 電話:077−522−8135 営業:〜20:00
京阪「膳所本町」駅の真向かいです。

店に付いたのは午後2時近く!
昼も過ぎて客は居ないだろうと思ったのは大間違いで、順番待ちの客が入り口から溢れるほど一杯でした・・・
店の前には宿泊して来ているんじゃないかと思われる岡山ナンバーのバイクが数台止まっており、私たちなど近場から来ているのではないかと思われました!

店の中は、外から見るより広く感じましたが、これ以上は入れないと思われるほど詰め込まれた客で一杯でした!
店はサラリーマンなら定年は過ぎているだろうと思われる老夫婦が切り盛りしてると言う話でしたが、若い男の人が手伝っており、意外とテキパキ働いておりましたが、客の方は、ダラダラ食っている(食わざるおえない)為、回転が悪い上、客が次から次へと来るので、大変込み合っていた!
店の壁には、取材に来たTVや雑誌が記事が貼ってあり、かなり有名なようです!

空いている席が無く、しばらく待つことになったので、ここのメニューを見ると、良心的な値段である!
が、トンカツ600円に対し、卵焼き、目玉焼きが500円、豚汁、赤だし(赤みその味噌汁)が450円と納得が行かない値段のメニューもある!

やっと席が空くが、鉄板の無いテーブルであった。
とりあえず、有名な、かつ丼、オムライス、焼そばを注文する!
が、何を考えたのか、かつ丼を頼んだメンバーが、かつ丼を大盛りにしたのだ・・・
ちょうど厨房が覗ける席なので、作っている所を見ると、かつ丼は、御飯だけでも丼から山盛りになっているのが見えた!
普通の店だと、かつ丼はお玉の様な鍋で作るが、ココでは普通の鍋で作っており、その山盛りのご飯の上に具を乗せていくのであった・・・
もうこれ以上は乗らないだろうと思われたが、上から押して丼に詰め込み、ドンドン上に具を乗せていった・・・

本来、店が混むと焼きそばは自分で焼くそうであるが、鉄板が無いテーブルなので厨房で作ってくれた。
それは、皿の上に麺を載せ、もうこれ以上乗らないだろうと思われるぐらい野菜を乗せた物を焼くのだ・・・
料理前の写真を取れなかったのが残念だった。

最後に来たのがオムライス!
カツ丼や焼そばに勝るとも劣らない量で、何もいえません・・・

どの料理も、一見食えそうに思える量だったが、甘かった・・・
かつ丼など、最初は美味しいのだが、具ばかりで御飯が出て来ない・・・
横の方を食い御飯に到達するが、御飯は圧縮されておりちょっと硬い・・・
オムライスは、まあ普通の味であるが、油が多い上、かつ丼同様御飯が圧縮されており、ちょっと硬かった・・・
焼そばの味は、普通である

が、どれもこれも普通の3倍の量があると思われる!

焼そばは、まず味に飽きるのである・・・・
それでソースなどの調味料を掛けることで誤魔化すが、すぐ満腹感が襲ってくる・・・
それでも、頑張って焼そばを完食した!
オムライスは、半分も食わないうちに油の多さに閉口した・・・
味が濃いので、調味料で誤魔化すわけにも行かず、上に掛かっていたケチャップさえ鬱陶しく、避けて食った・・・
情けないが、あまりにキツイので、先に食った焼そば担当にヘルプを頼む・・・・
しかし、焼そば担当も満腹の上油の多さで、たいして食えなかったが、少しでも減ったのが助けになり完食した!
かつ丼は、無謀にも大盛りにした事が仇となり、なかなか食が進まない・・・
案外美味いのだが、さすがに飽きるし、無理をすると雪崩を起こしてしまうので、どうしても具を先に食べるしかなく最後に御飯だけ残ってしまう。

さすがに、ここまで来ると焼そば担当も、オムライス担当も、かつ丼のヘルプに回る余裕が無い・・・・
しかし、名古屋のマウンテンを含め、無謀と思われる数々挑戦を制覇してきた調査隊である!
これを完食しないと、美富士食堂に負けたことになる!
それはどうしても出来ない・・・・
調査隊の意地に掛けて、さいごの力を振り絞り完食した!
脳の満腹中枢が、満腹と思う前に完食しなければ食いきれないと判断し、短期勝負に出た調査隊であったが、所要時間40分!
なんとかギリギリの完食でした!

この美富士食堂は、味は普通で、見かけは食えそうなのだが、中身はぎっしりで見かけ以上の量が有ります!
帰りには、卵焼き、目玉焼き、豚汁、赤だしが気になるので、再度来店し様と言うことになったが、しばらくは無理な様です。
トラウマの様に脳裏に焼きついた、美富士食堂の思い出が薄れてきた頃、再度挑戦しに来ることでしょう!