妙に女性ボーカルが元気な秋の陣。モーニング娘。に太陽とシスコムーンのつんくコンビもコムロの鈴木あみも絶好調。さらに松たか子に中山美穂と女優シンガーも久しぶりの新曲を発表。大ベテランになった竹内まりやも注目です。対して男性ボーカルは端境期の印象。2曲リリースしたSIAM SHADEに懐かし歌謡曲路線に戻ってきたKinKi Kidsあたりがヒットチャートを賑わせるか。

first impression 　(1999/10/16)

＜今回のイチオシ＞『LOVEマシーン』

新メンバーを加えてますます元気なモーニング娘。この曲のポジティブかつ賑やかな学園祭的ノリの良さは、まさに取りとめのない拡散していく彼女たちのイメージをうまく生かした名曲です。

＜今回のこれも聴こう＞

『squall』

必ず年に1〜2曲は需要のある透明感のあるボーカルによるラブバラード。一発屋かも知れませんが。

『雨のMelody』

デビュー曲の『硝子の少年』を思い出させる懐かし青春歌謡曲路線。歌詞は演歌ちょっと入っているかも。

＜安っぽいしケバいけど＞『Magic of Love』

この安っぽさとケバケバしさは70年代のポップスを思い出させます。アバとか。でもつんくの狙いもそのあたりにあるんでしょうね。印象的で僕は好きです。