年末から年始にかけて発売された伸び盛りの勢いのあるアーチストの楽曲が勢揃い。1999年にさらにブレイクしそうな名前が並んでいます。大注目は昨年の紅白で復活した安室奈美恵。また宇多田ヒカル、浜崎あゆみ、鈴木あみらアイドル的な女性ボーカル。そして真冬ということで、冬の定番広瀬香美をはじめ、スキー場で流れそうな曲も多いですが、果たしてどの曲がスタンダードになることでしょうか。

first impression 　(1999/1/17)

＜今回のイチオシ＞『I HAVE NEVER SEEN』

正直言って、この歌自体がそれほど良いとも思えませんが、安室がきちんと復活したことだけでイチオシです。この存在感はやはり彼女がただ者ではないことを感じさせます。

＜今回のこれも聴こう＞

『Automatic』

UA、Cocco、Misiaと続くソウルフルな系統の女性ボーカル。決してオリジナリティが高いとは思えませんが、なかなか売れ線だとは思います。

『Happy Happy Greeting』

キャッチャー山下達郎がピッチャーKinKi Kidsにまた大変化球を投げさせたという一曲。印象的なサビのフレーズ部分だけがやたらと記憶に残ります。お祝いソングの定番化するのでしょうか。

＜なんでルンバ？＞『パフィーdeルンバ』

ちょっと一時期のパワーが失われた感のあるパフィー。それにしてもこの真冬になんでルンバなんでしょう？そう思わせる不思議さが彼女たちの良さなんですけど。

second impression 　(99/2/8)

＜完全復活？＞『光の射す方へ』

ミスチルも休業復帰から2作目でほぼ完全復活という印象です。相変わらずのミスチル節ですが、サビの力強さはさすが。思わずカラオケで絶叫したくなります。

＜なぜ売れる？＞『white key』

そんなにいいか、鈴木あみ？確かにキャッチーな曲だと思います。でもまるで生身の人間が歌っている感じがしません。CG合成のキャラクターみたい。そこがいいのかなぁ。

＜そろそろ限界？＞『GOOD DAY』『新しいドア〜冬のひまわり〜』

セールスの優等生ZARDも、さすがに限界のようです。ELTや浜崎あゆみら同じ路線で後を追うものが続々と出てきて、女王交代も近い感じ。一発逆転はテレビへの露出？