最近歌謡界はかなり低迷しているような感じで、今月のラインアップを眺めてみても、どうも元気がありません。勢いに乗っているのはブリグリくらいなもの。落ち込みの激しい朋ちゃんはもとより、フミヤやサザン、TUBEらベテランもどうもパッとしません。久々に新曲を出して勝負に来たglobeやpuffyは、まだ力がありそうですが、果たしてどこまで伸びることか。

first impression 　(98/9/30)

＜今回のイチオシ＞『冷たい花』

洋楽感覚のブリグリが大ヒットした前作に続いてまた登場。これも同じテイストで良いですね。アーチストとしての勢いを強く感じます。

＜今回のこれも聴こう＞

『PARADISE』

相変わらずのサザン節。正直言って似たような歌は過去にもいくらでもありました。まあ安心できるという意味でのご推薦です。

『Trust』

まだブレークと呼ぶには物足りない浜崎あゆみですが、徐々に存在感を強めているという印象がします。この曲もなかなか。

＜フミヤも老いたか＞『わらの犬』

フミヤが主演したドラマの主題歌ですが、ドラマもダメなら歌もダメ。どうも最近のフミヤは外してくれます。この歌も全然印象に残りません。退屈な感じです。

second impression 　(98/10/16)

＜パフィーの世界＞『たららん』

パフィーの世界ってやはり独自なものを強烈に感じさせます。この作品のふんわり感は聞けば聞くほど気持ちよいです。

＜夏の終わり＞『きっとどこかで』

1年の稼ぎを半年足らずで稼ぐ夏バンドですから、今年はこれで打ち止めでしょうか。台風情報とともに聞くと夏の終わりを実感できます。

＜ダメなものはダメ＞『Here We are』

アッという間に朋ちゃんの時代は終わってしまいましたね。もうなにやってもダメダメ感が漂っています。