1997/4/22のノミネート曲
サーキットの娘 Puffy
Cymbals 久保田利伸
ゲンキダシテ 大黒摩季
ツキ 猿岩石
泣けちゃうほどせつないけど 岡本真夜
魂のルフラン 高橋洋子
99番目の夜 PENICILLIN
明日、春が来たら 松たか子
砂の果実 中谷美紀with坂本龍一
そんなもんだろう シャ乱Q
渚にまつわるエトセトラ Puffy
precious・delicious 知念里奈
STAND L→R
Give me a Shake MAX
本気がいっぱい V6
Anytime smokin' cigarette globe
BUSY NOW hitomi
NITE&DAY 黒夢
Majiでkoiする5秒前 広末涼子

注目は2ヶ月連続リリースして、今回2曲も入ってしまったPuffyと、今や人気アイドル女優の双璧、松たか子&広末涼子のデビュー曲。さらにこの他でヒットランキング1位争いをしそうなのは、常連のglobeと最近ますます力をつけてきたMAX、V6あたりでしょう。

first impression  (97/4/22)

<今回のイチオシ>『渚にまつわるエトセトラ』

『サーキットの娘』に比べてこちらの方が、ずっとPuffyの個性が出ていて楽しい歌です。特にサビの「カニ食べ行こう」というフレーズは、なかなかありません。すごいです、さすが陽水。

<今回のこれも聴こう>

『明日、春が来たら』

松たか子注目のデビュー曲は、彼女の爽やかなイメージそのままの歌です。決してうまくはありませんが、味わいがあってなかなかいいです。

『Give me a Shake』

デビューした時は決して売れるなんて思えなかったMAXですが、すっかりトップアイドル化してしまいました。歌は変わり映えしないんですけどね。飽きられるのも早そうですから旬のうちにどうぞ。

<今回の長過ぎるぞ>『Anytime smokin' cigarette』

globeの歌が長過ぎるのは今に始まったことではないですが、それにしても軽々と7分を超えてくる割にはつまらない歌です。4分くらいに縮められるんじゃないの?

second impression  (97/5/2)

<アイドルの王道>『Majiでkoiする5秒前』

こんなにアイドルらしい歌は久しぶりです。1980年代前半のアイドル全盛時を彷彿とさせるメロディとちょっとクサい歌詞、そして歌唱力(笑)。考えてみれば竹内まりやって、当時はアイドルだったしな。

<最近のアニソンときたら>『泣けちゃうほどせつないけど』『魂のルフラン』

最近のアニメソングは全然それらしくないです。特にこの『泣けちゃうほど〜』が、あの「キューティーハニー」のエンディングなんて、時代は変わりました。

<売れるにはわけがある?>『ツキ』

これだけ芸のないコンビが売れるというのは、文字通りツキがあるからなんでしょうが、ツキだけでもない感じです。よく聞いてみればカラオケ向きの良い歌だし、売り方がうまいですね。

<金太郎飴グループ>『99番目の夜』『NITE&DAY』

この手のグループの歌ほど差別化できていないものもないです。今の売れ線なんでしょうが、かつてのビーイング系と一緒で、どれもみな同じような歌ばかり。曲を入れ替えてもわかりません。