最近はすっかり女性アーティストの方が元気が良いようです。ただ10年前のガールズポップ大全盛の時とは違い、今は右から左までかなり幅は広がっています。今回の売れ筋はミニモニ。と倉木麻衣、浜崎あゆみ、矢井田瞳あたり。それに解散するJAMでしょう。久しぶりに元気良くリリースした相川七瀬はどれほどヒットするか。元気のない男性アーティストの中で、こちらも活動停止をしたイエモンは有終の美を飾れるかどうか。

first impression 　(2001/2/14)

＜今回のイチオシ＞『ボクの背中には羽根がある』

デビュー時からずっとベテラン作家の作品を歌ってきたKinKi Kidsですが、今回は松本隆と織田哲郎という大ヒットメーカーの組み合わせ。フォルクローレ風のアレンジが泣かせます。

＜今回のこれも聴こう＞

『I'm here saying nothing』

一曲ごとにキャッチーな曲でファン層を広げている感のある矢井田瞳。椎名林檎よりも下世話で大衆的なパワーが魅力的です。

『Search-Light』

デビュー10周年、ということはこの10年ずっとアルペンのCMソングを歌い続けてきた広瀬香美の集大成的バラード。定番かマンネリかは敢えて問わないことにしましょう。

＜もうやめて欲しい＞『star』

最初は面白い企画だと思った野猿も、ここまでしつこく引っ張られると本当にうんざり。単なるとんねるずの生き残り作戦としても、そろそろ潮時だと思うのですが、まだ新しいボーカル使ってやるんですね。曲自体は可もなし不可もなし。