幹事クリタのコーカイ日誌2019

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2月23日 ● 風の中のテニス。

 屋内コートでない限りテニスは自然と折り合いをつけながらプレイしなければなりません。雨がパラつくことも雪が舞うこともあります。夏の強烈な日差しと猛暑&湿度、冬の厳しい寒さと北風。花粉症の人は春も辛いことでしょう。四季の中では秋がもっともテニスを楽しめますが、太陽の位置が低いので眩しいこともあります。常に異なる自然条件の中でそれに対応していかなければなりません。

 中でも風が強い日は大変です。テニスボールは軽いものですからかなり風の影響を受けます。風に乗ってオーバーしたり、逆に押し戻されたり、時には横風で強烈に変化することもあります。風の日のテニスはとにかく疲れます。リラックスして打つことができず風が生み出す魔球に対峙しなければならないからです。

 今年はとにかく強風の中のテニスが多いです。今日も風速7mくらい吹いていて、しかも春先らしく風の方向が一定ではなかったので、かなり翻弄されました。こういう日は速いボールを打ってくれる相手の方が楽です。緩いボールはその時の風の強さと方向でまちまちに流されていくので油断するとフレームショットどころか空振りさえしてしまいます。

 僕は長年こういう強風の時のテニスが大嫌いだったのですが、ここのところ毎週のように強風の中でテニスをやっているとさすがに慣れてきました。曲がろうが止まろうが「はいはい、風が強いからね」といちいち驚いてられなくなってきます。「風は友達」とまではいきませんが、嫌悪感はかなり薄らいできました。

 もっともこの風を利用して相手を撹乱しようとするのはあまり良くありません。と言うのも、風の強さや向きを気にしすぎると、自分のプレーがそれに影響され過ぎておかしくなってしまうからです。向かい風だから大きくロブを打ってやろうなんて打つと、そんな時に限って風がやんでアウトしてしまい、さらに自分の距離感が狂ってしまいます。あくまでも風を計算に入れながらも必要以上に気にしないで自分の感覚を見失わないようにすることが大事だなと最近わかってきました。


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