cinema eye

『ワイルド・ワイルド・ウェスト』

鑑賞日01/5/20(ビデオ)
 ウィル・スミスとケビン・クラインが主演のハチャメチャな西部劇。監督は『メン・イン・ブラック』のバリー・ソネンフェルド。

 舞台は1869年のアメリカ西部。特別連邦捜査官の2人が、大統領の命を受けて政府転覆をもくろむ悪の科学者(?)ケネス・ブラナーの企みを阻む、というストーリーなのですが、ここで登場する007ばりの最新メカが冗談ばかり。さすがバリー・ソネンフェルドというべきでしょうか。ちょっとノリとしては「バロン」のテリー・ギリアムっぽい感じも受けました。

 ケビン・クラインとケネス・ブラナーが生み出す発明品の数々は最初から最後まで悪ノリ合戦で、あとは観る側がそれについていけるかどうかが、この作品を楽しむカギになります。

 僕としては最初こそ呆れてしまいましたが、徐々に毒されていき、最後は結構気持ちよく笑わせてもらいました。

今回の木戸銭…900円