cinema eye
鑑賞日01/10/4(ビデオ)
ロバート・ゼメキス監督、ハリソン・フォード&ミッシェル・ファイファー主演という豪華スタッフによるサスペンス映画。いかにも「サスペンスでござい」的な演出、脚本、カメラワークにちょっと笑ってしまいますが、ハリソンくんの力業でなんとか見られる作品になっています。
美しい人妻クレア(ミッシェル・ファイファー)が隣人の怪しい行動を目撃。やがて自宅で心霊現象が起こり、彼女は死んだ隣人の幽霊のせいだと思い込む。夫ノーマン(ハリソン・フォード)は、クレアの様子を心配するが、彼女は意外な事実に近づいていく。
と言うことで、最初は隣家の夫婦の諍いから話は始まりますが、その幽霊を見たと思ったところから一転ホラー映画じみてきます。サスペンス映画のストーリーはあまり書くとネタばらしになってしまうので控えますが、怖さの対象が進行とともに変わっていくので、いまいち怖くないのが難点かも。
前半はちょっともたもたしますが、後半はどんどん話が進んでいって展開が早くなりますから、それまで我慢すれば最後は飽きずに見ることができます。
残念ながらちゃんと見ていれば、途中でネタは割れます。後は、ターミネーターと化したハリソン・フォードの熱演を楽しめば良い映画です。誰にでもお薦めする作品ではありませんが、話のタネにはなるかも。
今回の木戸銭…800円