cinema eye
鑑賞日90/12/19(劇場)
SFXの技術は、まさに目を見張るものがあるし、バイオレンス・アクションものとして、とても秀逸です。人類の未来への警告的な面もあり、さすが『ロボコップ』のポール・バーホーベン監督作品です。
人間を盾に銃撃戦する点については、僕は人道的立場からではなく映画の考え方の点から、あそこで市民を盾にするような場面を挿入するのはおかしいと思いました。だってそういうキャラクターじゃないんだもの。あれはバイオレンスさを強調しようとして考えた演出なんだろうけれどだったら敵の死体にすべきで、あれでは、こいつ本当にいい奴か?と観客が疑ってしまいますよね。ちょっと筆が滑った、的なカットで逆効果だったと思います。
ま、しかし全体には非常に充実した娯楽超大作です。見て損はありませんよ。
今回の木戸銭…1400円