cinema eye
鑑賞日95/1/29（ビデオ）
シェークスピアの喜劇を豪華キャストで映画化した作品です。主演・監督はケネス・ブラナー。エマ・トンプソン、デンゼル・ワシントン、マイケル・キートン、キアヌ・リーブスなどが共演しています。
ストーリーはイタリアの知事の家を訪れたドン・ペドロ大公以下の騎士たちが、その知事の家の娘たちと繰り広げる恋愛喜劇、ということなのですが、なにせ原作がシェークスピアですから、結構芝居がかっていてちょっと普通の映画とは雰囲気が違います。まあ現代の映画を見慣れた目で見ると、かなり違和感がありますが、好きな人には楽しめるのではないかと思いました。もっとも僕は、せめてかのオリビア・ハッセーの『ロミオとジュリエット』くらいには仕上げて欲しかったな、と思いました。もう少し原作を離れてもよかったかな、という感じです。
豪華キャストも、あまり生きていないような気がしましたね。こういう映画にありがちですが、お互いに絡むシーンが少なかったし。
今回の木戸銭…６００円
