cinema eye

『エンド・オブ・デイズ』

鑑賞日01/5/6(ビデオ)
 久しぶりに突っ込みどころ満載のバカ映画を見てしまいました。シュワちゃんの映画というのは、どの作品も似たようなところはありますが、これはまた極めつけです。大まじめにやっているのか、実は薄ら笑いを浮かべながら作っているのかがわからないくらいに、マンガチックな作品です。

 1999年12月31日に魔王サタンが降臨するのを防ぐために戦うシュワちゃんは、元刑事。妻子を殺されて生きる意欲を失っている。神とは何か、人生の意味とは何かを問う壮絶なバトルアクションムービー、ということになるんでしょうが、いや、本当にマンガなんですよね。どれだけ傷ついてもシュワちゃんはすぐ元気になってしまうし、サタンもその能力の割には妙にセコイし弱いし、相変わらず人がどれだけ死んでも、ヒロインさえ守ればOKだし。

 まあ暇つぶしに派手なSFXを使った映画を見たいということなら良いかも知れませんが、あまりそれ以外に見どころはない作品です。

  今回の木戸銭…500円