cinema eye
鑑賞日94/5/2(ビデオ)
前作『ベイビートーク』では、ブルース・ウィリスの赤ん坊の声の吹き替えが話題になったコメディですが、今回は妹が生まれて、ますますパワーアップ、という感じです。
全体としては相変わらず大人たちのドタバタをシニカルに子どもが見つめている、という仕立ては変わっておらず楽しい作品になっていますが、それに加えて兄妹というファクターが加わって、より人間関係が複雑になっていて楽しめます。最初は他人だったはずなのに、こうして少しずつ家族になっていくのだ(まさに家族とは最初からあるものではなく、なっていくものだと感じさせてくれます)ということが実感できて、そういう意味では前作より面白いかもしれません。
まあこういう感想になるのも、わが家がまさに映画と同じように、幼児の兄・乳児の妹という新しい家族が生まれた状況だからかもしれませんけどね。
今回の木戸銭…1100円