28th合宿ニュース

28回目にして初めて名阪道方面での合宿。今回の目的地は和歌山市です。
名古屋からだとちょっと遠い、という印象があるので、ほとんどのメンバーは「初和歌山」。
桜もすっかり散ってしまった暖かい和歌山で、スーパー銭湯入ってラーメン食べてお城見て。
なんだかほんわりのんびりしたお気楽合宿になりました。
そうそう、今回は前回に引き続き「うみりん送別合宿」だったのですが、そんなこと忘れていたな(笑)。


今回の日程


4/13


8:50 大山田P.A.集合


恒例の東名阪・大山田P.A.に集合。ほとんど渋滞もしておらず、海野車(川上・月原・武井)、昌子車(工藤・岡田・青木)、栗田車(槇原・横井)と時間前に順調に集まる。
早くもまりちゃんが唐揚げ(?)をぱくついている。たけちゃんも星野くんもいない今回は「大食い王」決定か。
9時5分に出発、和歌山インターを目指す。





11:50 ウェルサンピア和歌山着

途中香芝S.A.の女子トイレが溢れかえっていて、横井さんがトイレ休憩できずに危機一髪、ということはあった(ような気がする)ものの、和歌山インターに11時半過ぎに到着、予定より早く今回の宿「ウェルサンピア和歌山」にたどり着いた。
昼食では各自好きなものを注文したのだが、川上くんがカレーにらっきょと福神漬けを散らして食べていたので、周りから「変だ」「きもい」などと言われる。「川上・37歳・春」、そんなことで責められている場合だろうか。

13:00 テニス〜買い出し車決定戦


コート2面を使ってアップをした後、早速恒例の買い出し車決定ミックスダブルス戦を始める。
1回戦、栗田車vs海野車(栗田&海野のTシャツがペア!)。淡々と進み、あっと言う間に6-0で栗田車完勝。まりちゃんの奮闘に期待された海野車だったが、やはりペアの「川上・37歳・春」(本人曰く「冬ですよ」)が問題。ミックス苦手のうみりん・ツッキーペアに多くは期待できないのだから、37歳の奮起が望まれる。
次に栗田車vs昌子車。こちらもあっさり6-1で栗田車の勝利。問題は次の海野車vs昌子車なのだから、ここまで2試合は消化試合のようなもの。両方と対戦した栗田車の感触では、昌子さんの調子が良いので、昌子車が有利か。



で、決勝戦(?)は、予想以上に一方的に昌子車がゲームを連取。一気に5-0まで進んでしまう。ここからようやく海野車が2ゲームを返すが、時すでに遅し。6-2で昌子車完勝。やはり海野車の面々は、まりちゃん一人の力では背負いきれなかったようだ。
前回に引き続き、またも買い出しになったうみりん&37歳。逆に今回は配車が変わって買い出しを免れたオカジ&はなちゃん。前回揃って買い出しをした4人が大きく明暗を分けることになってしまった。


17:30 スーパー銭湯「ゆーばす」

買い出し班は一足早く買い出しに出かけ、残りメンバーは17時までたっぷりテニスしてから、宿にチェックイン。本来ならすぐに風呂に入ってビール、というところだが、今回は宿の近くのスーパー銭湯へ繰り出すことになっている。

買い出しの海野車が戻ってきたところで、全員で出発。クルマで10分足らずの「ゆーばす」へ。
いざ入ろうとして問題が起きる。340円の「一般」と740円の「ロイヤル」の2コースがある。どうやら「ロイヤル」はいろいろなお風呂が楽しめるらしい。栗田・川上・海野のATCベテラン3人組は、当然「ロイヤル」へ。残りメンバーはみんな「一般」を選ぶ。
「ロイヤル」は「一般」のお風呂からドア1枚隔てているだけ。ガラスの向こうにお互いが見えていて、特殊なカギで出入りするようになっている。「ロイヤル」3人組は、ジェットバスや寝湯、打たせ湯、サウナ、露天風呂などを満喫。単なるお風呂の「一般」には、シャンプーもボディソープもないのに、わずか400円でこれはお得だ。本当にビンボーはイヤだな(笑)。

のんびり風呂に浸かって上がったら、牛乳が瓶入りで販売されていた。ビールまで我慢とも思ったけれど、折角の銭湯気分をとことん味わおうということで、フルーツ牛乳を腰に手を当てて飲む。上手い。
女性陣のために18時40分に出口集合ということにしてあったのだが、男性陣は18時過ぎにはみんなあがっていた。ただ、ここでも37歳がちっとも出てこない。ロイヤル風呂の中は春爛漫だったようだ。


19:00 夕食

宴会場での夕食。ようやくビールにありついたということで、どんどんコップが干されていく。食事自体は可もなく不可もなく、という内容。デジカメ、コンパクトカメラ、ビデオを入り乱れて撮影して妙にハイテンションな写真ばかりが残る。

20:30 部屋で宴会

夕食後は部屋に戻って宴会。今回も当然うみりんの部屋が宴会部屋である。
まず恒例の明日のATC杯のペア決めをくじで決める。1回戦の組み合わせは川上・青木vs昌子・武井、槇原・岡田vs海野・横井、シードになったのは工藤・月原組と、ペアの決まらない栗田。
実力通りなら昌子・武井組が有力だが、今回は女性陣にハンデを設定してある。まりちゃんは各ゲームごとに15ハンデを負う。横井さんはリターンゲームだけ15ハンデ。逆にツッキーは各ゲームごとに15ハンデを貰えるという新ルールだ。ハンデがどれほど効いてくるかは、やってみないとわからない。

その後、昼間に撮影したビデオを見る。特に川上くんは自分のフォアハンドストロークを見て、「あんな変な風に打っていたのか」とショックを受けている。しかし、周りが全員「随分マシになったよ。以前はもっと変だった」と口々に言うので、本人はますますへこんでしまう。あれほどアドバイスされていたのに、自分では変だと思っていなかったのか、と逆に周りが驚いてしまった。
さらに試合中のビデオで、川上くんが何回も素振りを繰り返す様子を見て、みんなで大笑い。素振りと実際のスイングが全く違うことにも、ようやく気づいた「37歳・春」だった。



今回はスケジュールが順調にこなせているせいか、まだ夜も更けていないのに、すっかりムードはまったりしてきた。昌子さんが持ってきた金粉入り一升瓶を工藤ちゃんとうみりんがどんどん飲み干していく。
「37歳・春」は座椅子にもたれて繰り返し睡魔に襲われているし、昌子さんは横になったと思う間もなく高いびきで寝てしまう。まりちゃんは早々に部屋に引きこもり、オカジは一人黙ってテレビを凝視。横井さんは布団で寝ころび工藤ちゃんがそれを見てちょっかいを出す。マッキーはキャバクラ好きを暴露。「抜きキャバ」「抱きキャバ」などのテクニカルタームを連発して女性陣の目を丸くさせる。
うみりんは日付も変わっていないのにすでに「神の声」がちらほら出てきている。「どうせ覚えていないから」を連発しながら、川上くんをいたぶる。また、工藤ちゃんと2人して30代後半は「泣きたい世代」なんだと力説、そう思わないと言うはなちゃんのことを「心が冷たすぎる」と非難する。工藤ちゃんも「中学生とピュアな恋愛がしたい」(後に本人から「中学生のようなピュアな恋愛がしたい」んだと訂正が入りました。いずれにしても気持ち悪さは一緒ですが)と繰り返し女性陣から白い目で見られている。



12時過ぎに「カップラーメンが食べたい」と言うことになって、自販機で2つ買ってくる。むっくりと起きあがった川上くん、準備の手際が良い。いかにもカップラーメン作り慣れているという様子に、また「37歳・春」の日常が垣間見えて涙を誘う。1時半、沈没者が増えたので解散、就寝。






4/14


8:00 朝食



2時前にはみんな寝たので、二日酔いのうみりんもちゃんと起きてきて全員で朝食。
8時半過ぎには朝食も終わってみんな部屋に戻りチェックアウトを済ませる。順調だ。








9:00 テニス〜ATC杯賞金争奪ミックスダブルス大会

2日目のメインイベントATC杯。馬券は槇原・岡田組が本命、昌子・武井組が対抗、川上・青木組は3口しか売れず大穴となる。

1回戦、その川上・青木組が昌子・武井組に挑むが、ハンデを生かせず、あっさり1-6で敗退。これによって栗田のペアははなちゃんに決定。はなちゃんは前回に続いて川上・栗田とペアになる。
もうひとつの1回戦は、槇原・岡田組6-1海野・横井組。こちらは内容的には競り合っていたのだが、今日のオカジレーダーの精度が高く、二日酔いのうみりん・横井では頑張っても所詮勝ち目はない。

続いて2回戦。昌子・武井組と工藤・月原組は、昌子さんが昨日の好調さを維持できずに荒れているのに対し、工藤ちゃんの「挙動不審」さが際立つ。それになにより、各ゲーム30ハンデというのが大きい。荒れ球の昌子さんが1本ミスするだけで、あっという間に追い込まれてしまう。結局6-2で中穴の工藤・月原組が決勝に進出する。

もうひとつの2回戦は槇原・岡田組対栗田・青木組。試合早々はオカジレーダー&飛び猿テニスが炸裂して、4-0まで一気に進む。しかし、この後の栗田のサービスをキープしたところから流れが変わり、3ゲーム連取、4-3でオカジのサービスゲーム。流れは栗田・青木組に来ていたのだが、ここでオカジが滑って転んで膝を擦り剥き怪我の治療で中断。この間が流れをまた変えてしまった。オカジが踏ん張ってサービスキープして5-3。その後の男性サーブをそれぞれキープして結局6-4で槇原・岡田組が競り勝った。

決勝戦、ここまで競り合いながらも順当に勝ち上がってきた槇原・岡田組だが、変則テニスの工藤・月原組に手こずる。好調だったオカジレーダーが狂いいはじめてミスが増えてくるのに対し、ツッキーは確実につなげているので、試合は一進一退の展開。
それでも5-3でマッキーのサービスゲーム、マッチポイントをようやく握るが、これを落としてしまう。さらに泥試合の様相。結局勝負はタイブレに持ち込まれる。ここでもお互いにマッチポイントが来る。特に工藤・月原組に惜しかったのは、7-6で工藤ちゃんのボレー。ネットに当たり手前に落ちてしまったが、あれが向こうに落ちていたら優勝だったのに。
このポイントを逃れたマッキー・オカジ組は、この後ポイントを連取して、結局タイブレ9-7で本命が優勝を飾る。馬券的には2倍の配当と、全然面白くなかった。マッキーが4口全部自分に賭けていたので、マッキーの一人勝ちである。

13:00 昼食「まるやま中華そば店」

昼食は名物の和歌山ラーメンを食べに行く。宿から800mくらい離れたところにある「まるやま中華そば店」までみんなでテクテクと徒歩で向かう。店は予想通り狭くて汚い。並ぶかと思ったが、ちょうど11人が座れたのはラッキーだった。ラーメンと早寿司を食べるが、なんだか麺に腰がなくて物足りない。噂ほどの味ではない、というのがみんなの評価。少し拍子抜けする。



14:30 和歌山城観光


店を出てからバスに乗って和歌山城へ。合宿で公共交通機関に乗ることは滅多にないので、これはこれで楽しい。和歌山城は市内中心部の小高い丘の上にある。御三家紀州徳川家の居城だけに、なかなか立派な城だ。


高々と築き上げられている石垣を見て、「これなら登れる」といきなり昌子さんが登り出す。続いて工藤ちゃんも追いかけ、オヤジ二人で嬉しそうに上まで登って行く。端から見たらバカそのもの。しかも、後で「石垣を登らないで」という張り紙を発見。同じことを考えるバカ者が多いようだ。



 

天守閣を順番に見学しながら見て周り、最上階から和歌山市街を一望する。良い眺めだ。降りてきてからは、西の丸の「紅葉渓庭園」を見学。紅葉の名所ということだが、新緑もまた清々しい。ただテニス後に随分歩いたので、さすがに歩き疲れてしまった。

  

16:00 和歌山出発

和歌山城を出て宿に戻りたいのだが、タクシーがなかなかつかまらない。と言うか、タクシー少なすぎるぞ、和歌山!と言うことで、ドライバーだけが先にタクシーに乗ってみんなを迎えに来ればいい、という思いやりのない提案が採用され、栗田・昌子・海野の3人が先に帰る。もっとも栗田車のキーは横井さんが持っていたことに気づき、横井さんもタクシーで一人追いかけてくることになってしまったが。

和歌山を出たのは午後4時。ツッキーは和歌山駅から大阪へ直帰することになり、うみりんが送って行く。阪和道・西名阪・名阪国道・東名阪を戻って、御在所S.A.で最後の休憩。ここで解散した。今回はトラブルもなく事件も起きず、刺激のない穏やかな合宿だった。楽しかったけど、ちょっとだけ何か起きて欲しかったかも。ま、幹事としては楽ができたので良かったけど。




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