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今回は富士山の麓、沼津市での秋合宿。天気も穏やかでのんびり。 静岡市を越えてさらに東に行ったのは随分久しぶりのことでした。 懐かしいメンバーも顔を出して、同窓会気分の合宿となりました。 もっとも今回の合宿のテーマは「うみりん送別」だったのですが、 結局途中でそんなことは忘れていました。ま、次回やればいいか。
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10:00 浜名湖S.A.集合
今回の集合場所は浜名湖S.A.。天気の良い行楽日和だったが、思ったほど渋滞もしておらず、海野車（川上・岡田・青木）、工藤車（小川・二村・坂納）、栗田車（横井・竹本）と順調に集まる。
ここまでトラブルらしいこともなくひと安心。10時20分に出発、一路沼津を目指す。
12:15 静岡厚生年金休暇センター着
予定より15分ほど遅れたが、無事静岡厚生年金休暇センターに到着する。沼津インターは大混雑していたが、反対方向にある宿にはスイスイと来ることができた。
早速予約してあった昼食。栗田車は揃って「カツ」（栗田＝カツカレー、横井＝ヒレカツ定食、竹本＝カツ丼）を食べて、この後のクルマ対抗戦必勝を誓う。
13:00 テニス〜買い出し車決定戦
今回地元静岡ということで、“静岡支部”の杉山くんも1時前に参加する。杉山くんを1人足りない栗田車に入れて、早速3チームによるクルマ対抗買い出し車決定戦。前回に続きチェンジコートごとにメンバーが変わるミックスダブルス総当たり戦である。
1回戦、栗田車vs海野車。淡々と進み、あっと言う間に6-1で栗田車完勝。これでまず栗田車の買い出しはない。
次に栗田車vs工藤車。決勝戦は次の海野車vs工藤車になるであろうということで、これは消化試合のつもりだったのに意外や大接戦になる。小川・二村ペアが絶好調で、ゲームはお互いに譲らずタイブレークに。結局タイブレ11-9で工藤車が金星を挙げてしまう。
こうなると海野車は苦しい。買い出しを免れるには6-0で勝つしか道はない。
しかし、本来実力五分と見られていたこの試合、途中で消化試合になったにも関わらず白熱し、「早く終われよ」という視線にもめげず7-5の大接戦の末に工藤車辛勝。
小川くんは4回連続の買い出しを免れるが、オカジが3回連続買い出しに。はなちゃんは「引っ越す！」と言いながら買い出しに出かけた。
優勝した工藤車は大喜び。1位でも2位でも関係ないんだけどなぁ。
買い出し車決定戦が白熱しているところに、甲府に引っ越した啓ちゃんがダンナと赤ん坊を連れてやってくる。富士山の向こうからやってきた啓ちゃんは「静岡は暖かい」を連発していた。よっぽど甲府は寒いのだろう。ジュニアの翔くんはまだ生後半年。ぷくぷくと太って可愛いが、ちょっとご機嫌は斜めだったようだ。
テニスももう終わろうと言う夕方、啓ちゃん達が帰るのと入れ替わりに星野くんが東京から登場。これでようやくメンバーが全員揃った。
17:15 入浴
テニス終了後、買い出しの海野車以外は入浴。海野車もすぐに戻ってきたので、のんびり風呂に浸かって上がったら、早速ビールで乾杯。夕食まで時間があったので、グビグビとハイペースで飲んでしまう。テニス後、風呂上がり、旅先でのビール。美味い。これが合宿の醍醐味、一番至福の時である。
19:00 夕食
レストランでの夕食。2テーブルに分かれる。すでにビールでお腹が膨れていたので、海の幸山の幸たっぷりの食事もあまり入らない。もっとも相変わらず星野くんとたけちゃんはしっかり食べていて、星野くんのテーブルはお櫃があっという間に空になった。どういう胃袋だ。お櫃のお代わりなんて、あまりいないだろう。
20:30 部屋で宴会
夕食後はいつものように部屋で宴会。当然うみりんの部屋が宴会部屋である。まず明日のATC杯のペア決めをジャンケンで決める。1回戦の組み合わせは小川・坂納vs工藤・二村、栗田・青木vs杉山・岡田、海野・竹本vs星野・横井となり、川上くんのみペアが決まらない。1回戦で一番惜しい負け方をした女性が川上くんのペアになるというルールだ。横井が「頑張って勝つか、あっさり負けるか」と言い放ち、また川上くんがへこむ。
今回は朝が早かったせいか、みんな疲れているようで早々にダウンしていく。みんなでうみりんと朝まで飲むはずだったが、酒も切れたので結局12時半にお開きとなり「神の声」も聴けず終いだった。
8:00 朝食
昨晩早めに切り上げたせいで、朝は風呂に入ってしゃっきり起きたメンバーが多かったようだ。
朝食もしっかり食べている。
たけちゃんは一人だけ洋食を希望。もりもりとパンを平らげていた。
10:30 千本松原
10時頃に宿を出て近くの千本松原へ出かける。あいにくの天気で富士山は見えないし、海はどんよりと鈍い灰色。ちょっとイメージとは違ってしまった。
そんな中、オカジが持参の菓子を砕いてハトを呼び寄せている。最初はあまり反応がなかったが、最後はハトの大群がオカジの周りに集まってきて、ちょっとホラーな様相に。他の観光客が「コワーイ」と悲鳴を上げていたが、オカジはお構いなしに菓子をばらまいていた。
堤防沿いから松が群生している公園内に入る。井上靖の文学碑のオブジェに何を思ったか抱きつくうみりん。妙である。まだ夕べの酒が残っているのか？一応今回の主役扱いなので大目に見る。
11時半に昼食を近くのイタリアレストランに入って食べる。妙に値段が高く、沼津あたりでこんな価格設定で本当にやっていけるのかと疑問に思ったが、時間がなかったのでとにかく急いで食べて宿に戻った。
13:00 テニス〜ATC杯賞金争奪ミックスダブルス大会
合宿のメインイベントは、何と言ってもATC杯。馬券は工藤・二村、杉山・岡田、星野・横井がそれぞれ14口と全く同じだけ売れて本命3チームとなる。
1回戦は全試合あっさり片がつく。工藤・二村6-1小川・坂納、杉山・岡田6-2栗田・青木、海野・竹本6-1星野・横井。本命の一角である星野・横井組が完敗を喫してしまったので、波乱の予感。このため、川上くんのペアは風邪っぴきで体調の悪いはなちゃんに決定。続けて試合をすることになってしまった。
準決勝はさすがに熱戦となる。本命同士の対戦となった杉山・岡田組と工藤・二村組はボールのつなぎ合い、拾い合い。しかし杉山くんの若さとキャリアが工藤ちゃんを上回り、6-1で杉山・岡田組が決勝進出。
もう一方の海野・竹本組と川上・青木組は泥試合。1回戦絶好調で勝利を挙げた海野・竹本組も、川上・青木組の調子に付き合ってしまい、ドロドロの展開に。結局はなちゃんの体力切れか、主役のうみりんを立てたか、何とか6-4で海野・竹本組が決勝へ。
決勝戦はATC杯史上に残る大熱戦となる。一進一退の攻防でどちらが勝つか予断を許さない展開だったが、最後は「午後に強い」うみりんがスタミナ切れした杉山くんを凌ぎ、6-5で海野・竹本組が優勝。
5口しか賭けられていない大穴がきて馬券も波乱。自らは早々に負けながらも2口を投じていた小川くんがニンマリしていた。
17:00 沼津出発
午後4時にテニスを終えて風呂に入って汗を流す。
宿のロビーで優勝ペアに賞金を渡す。してやったりの二人はロビーの絵の前でポーズ。うみりんの顔が福々しい。
さすが忘れられていたとは言え、今回の主役である。終わってみれば存在感抜群だった。
杉山くん、星野くんと宿で別れて、名古屋組は渋滞が予想される沼津インターを回避し、富士宮インターから東名高速へ。牧ノ原S.A.で休憩し、そこで解散した。帰りは主役疲れ（？）したうみりんの運転がフラフラしていて心配だったが、なんとか全員無事に帰り着いたようで良かった。
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