TOS−DVD発売決定記念 宇宙大作戦パネル展開催(7/10〜7/14)

レポート:やまの

7月10日(土曜)13時15分ごろまだ会場は設置中でイベントスタッフも打ち合わせ中。コンパニオンが4名TOSの赤い服を着た4名の女性はTOSコスチュームを着ているのはスタートレック・レディースと呼ばれているコンパニオン。

スタートレック・レディース達はパネル展が行われている間はイベントスペースに朝7時から夜11時(最終日は午後8時)まで交代で常駐しているそうです。
いよいよ14時よりイベント開始。通路はどこからこの情報を聞き付けたのか結構な人だかり。
コンゴウ関係者は全員エクセルシオ・キャンペーンTシャツを着用。

TNGの制服を着ている司会進行は、マイクパフォーマンスものまね芸人ヴォイジャー・サトー(本当の芸名は麗波サトー)さん。
持ちネタのタイタニックなどの名場面だけでなく、このイベント向けターミネーター2のT1000がヘリに突っ込んで流れ込むシーン。これをちょっと変えると、オドーの流動化シーン、ロボコップをちょっと変えてボーグと、かなりのスタートレック好きでトークも好感が持てました。イベント終了後はキャプテン・プロトンのシャツを着て次の営業場所へ行かれました。
右端はパラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパンの田名賢さん。現段階ではTOS−DVDの完全版吹き替えの最中だとか。

いよいよスペシャル・ゲストのジョージ・タケイさんの登場。
日本語でのスピーチでしたが、日本語にできないところは、小説版「伝説のミスター・カトウ」を翻訳した山口智子さんがサポート。
来場者からの質問では、日本でミスター・カトウと呼ばれていることは、スタートレックの創作者ジーン・ロッデンベリーの意に反していると答えられました。ロッデンベリー氏は国籍を特定させてしまうような名前でなく、アジアを代表するキャラクター名を考えていてアジア全体につながるスール海からその名をとったということです。またヒカルという名はタケイさん自身が源氏物語を読んで思いついたということも話されました。
このことで面白いエピソードがあり、7年前日本に来た時、銀座三越の前で「加藤さん、加藤さん」と何人もの人に指をさされ、その時初めて日本ではカトウと呼ばれている事を知り、帰国後ロッデンベリーにカトウと呼ばれていることを教えたんだそうです。
あと出演者同士で今でも交流があるのかとの質問には、レナード・ニモイとは政治や環境問題で同じ活動をしているので交流があり、先日もウォルター・ケーニッグのお嬢サンの結婚式に出席したそうです。しかし、ウィリアム・シャトナーだけ交流はないとはっきりおっしゃられたのには苦笑しました。

右はスピーチの後パネルにサインをするタケイさん。イベント後もファンがタケイさんにサインをもとめ30分くらいサイン会状態に。
でもジョージさんはいやな顔をぜんぜんせずファンの一人一人に丁寧に応対されていました。
この後は再びパネル展の設営の為、この日のイベントは終了しました。

翌日(11日)再び会場を覗いてみると、ちゃんとパネル展示ができていました。(あたりまえか)そしてあのセブンの等身大フィギュアも置いてあるではないですか。右のスタートレック・レディースの1人。この日も夜11時までの勤務だそうで、お疲れ様でした。